ルジェンテ恵比寿【青田売りのルジェンテ】3階36㎡6,390万円(坪単価584万円)
続けて、ルジェンテ恵比寿。
設計はスペーステック、施工は松尾工務店です。
東急リバブルのルジェンテシリーズは完成売りを基本としてきたはずですが、当物件はモデルルームを備えた青田売りであり、ルジェンテ史上最高となる高額物件なりに”オプション入りまくりの高級感のあるモデルルーム”を武器に売るのかと思いきや、モデルルームはわりと普通ですね…。
非分譲を除いた販売戸数は26戸だけのコンパクト中心の物件ですのでモデルルームに過度のコストをかけるのことが採算上厳しいのは言うまでもないことですし、そもそもオプション入りまくりの過度に装飾したモデルルームは参考にならないことが多いので良しとするつもりは毛頭ないのですが、だったらいつも通りの完成売りで良かったんじゃ…。
まぁ、本来ならば今年がオリンピックだったはずで、コロナ云々の前から相場の行く末に不透明感が高かったのでそのあたりを考慮し早めに捌きたい意向があるのかもしれませんね。
プラウド恵比寿ヒルサイドガーデンは単価高のプレミアム住戸(面積の大きなお部屋)が少なくないとは言え、平均坪単価約830万円というエリア的にも出色な水準で先行しているので、そういった意味での”売りやすさ”も考慮した可能性があります。
前置きが長くなってしまいましたが、デザイン監修はフォワードスタイルです。
フォワードスタイルはこの東急リバブルのルジェンテではなく東急の方のブランズでの実績が豊富で、ブランズ渋谷常盤松や先日のブランズ代々木参宮橋などが代表作になるでしょうか。
当物件はコンパクトプラン中心のルジェンテシリーズではあるものの、これまでのルジェンテシリーズに比べるとやはり高級感を意識しており、特に階段を数段上るアプローチ(敷地の高低差を活かした設計でエントランスフロアは2階部分になる)、かつ、素材感を活かしたメインエントランスはなかなか良い佇まいです。
ただ、如何せんスケール感に欠ける物件ですので共用面での魅力は少なく、駅側へのアプローチを考えると日常的な動線はそのメインエントランスではなくサブエントランスになりそうなあたりもちょっと残念な点ではあるでしょうか。
前回のルジェンテ恵比寿。
公式ホームページ

お部屋は36㎡の1LDK、南西向き中住戸です。道路の向かいの前建は低層になるのでそれを越えるぐらいの高さになりますし、南方向には恵比寿南二公園も見えてくる良好なポジションです。
間取りは、物件内では小さめのもので、1LDKとしてもやや小ぶりなものにはなりますね。
ただ、近年は30㎡台前半の1LDKが当たり前のように存在していますし、恵比寿駅がほど近い立地を考えても違和感のあるようなものではありません。
柱の位置的にバルコニー沿いの窓際(室内側)に梁の凹凸が多くなっているのは残念ではあるものの柱自体は完全にアウトフレーム化されているので二次元的な有効面積も上々ですね。
先ほどのプラン同様、やはり収納よりも居室畳数を重視した設計になっており、面積帯のわりに居室畳数がしっかりと確保されていることを考えるとその他の面をもっと重視しても良かった印象ではあるものの、先ほどの60㎡と同じ1317の浴室ですし、こちらの方が遥かに無難な印象です。
坪単価は584万円。面積が小さなことも影響してか先ほどのプランよりもやや高くなっています。
ただ、30~40㎡台でもさらに低層階には坪単価500万円ちょっとのお部屋もあり、スケール感に欠けるだけでなく借地権であることがそれなりには加味さるている印象ではありますね。
設備仕様面は、小規模コンパクトゆえにディスポーザーはありません。
水回り天板はクオーツストーン、トイレ手洗いカウンター、ミストサウナ、そしてキッチン背後の食器棚などそれなりではありますが、コンパクト物件ゆえに一般的なファミリータイプ中心の坪単価500万円台の物件に比べると高級感には欠けますね。
管理費は349円/㎡。ディスポーザーはありませんが、小規模な内廊下物件ですので、内廊下が換気のみではなく冷暖房付であるならばリーズナブルな方です。
ただ、管理形態は通勤ではなく巡回であり、そのあたりでやりくりしている感じではあるでしょう。
なお、駐車場はありません。
◎コロナショックについて(大きな影響を与える可能性の高い事象なので全ての記事に追記しています)
コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。
設計はスペーステック、施工は松尾工務店です。
東急リバブルのルジェンテシリーズは完成売りを基本としてきたはずですが、当物件はモデルルームを備えた青田売りであり、ルジェンテ史上最高となる高額物件なりに”オプション入りまくりの高級感のあるモデルルーム”を武器に売るのかと思いきや、モデルルームはわりと普通ですね…。
非分譲を除いた販売戸数は26戸だけのコンパクト中心の物件ですのでモデルルームに過度のコストをかけるのことが採算上厳しいのは言うまでもないことですし、そもそもオプション入りまくりの過度に装飾したモデルルームは参考にならないことが多いので良しとするつもりは毛頭ないのですが、だったらいつも通りの完成売りで良かったんじゃ…。
まぁ、本来ならば今年がオリンピックだったはずで、コロナ云々の前から相場の行く末に不透明感が高かったのでそのあたりを考慮し早めに捌きたい意向があるのかもしれませんね。
プラウド恵比寿ヒルサイドガーデンは単価高のプレミアム住戸(面積の大きなお部屋)が少なくないとは言え、平均坪単価約830万円というエリア的にも出色な水準で先行しているので、そういった意味での”売りやすさ”も考慮した可能性があります。
前置きが長くなってしまいましたが、デザイン監修はフォワードスタイルです。
フォワードスタイルはこの東急リバブルのルジェンテではなく東急の方のブランズでの実績が豊富で、ブランズ渋谷常盤松や先日のブランズ代々木参宮橋などが代表作になるでしょうか。
当物件はコンパクトプラン中心のルジェンテシリーズではあるものの、これまでのルジェンテシリーズに比べるとやはり高級感を意識しており、特に階段を数段上るアプローチ(敷地の高低差を活かした設計でエントランスフロアは2階部分になる)、かつ、素材感を活かしたメインエントランスはなかなか良い佇まいです。
ただ、如何せんスケール感に欠ける物件ですので共用面での魅力は少なく、駅側へのアプローチを考えると日常的な動線はそのメインエントランスではなくサブエントランスになりそうなあたりもちょっと残念な点ではあるでしょうか。
前回のルジェンテ恵比寿。
公式ホームページ

お部屋は36㎡の1LDK、南西向き中住戸です。道路の向かいの前建は低層になるのでそれを越えるぐらいの高さになりますし、南方向には恵比寿南二公園も見えてくる良好なポジションです。
間取りは、物件内では小さめのもので、1LDKとしてもやや小ぶりなものにはなりますね。
ただ、近年は30㎡台前半の1LDKが当たり前のように存在していますし、恵比寿駅がほど近い立地を考えても違和感のあるようなものではありません。
柱の位置的にバルコニー沿いの窓際(室内側)に梁の凹凸が多くなっているのは残念ではあるものの柱自体は完全にアウトフレーム化されているので二次元的な有効面積も上々ですね。
先ほどのプラン同様、やはり収納よりも居室畳数を重視した設計になっており、面積帯のわりに居室畳数がしっかりと確保されていることを考えるとその他の面をもっと重視しても良かった印象ではあるものの、先ほどの60㎡と同じ1317の浴室ですし、こちらの方が遥かに無難な印象です。
坪単価は584万円。面積が小さなことも影響してか先ほどのプランよりもやや高くなっています。
ただ、30~40㎡台でもさらに低層階には坪単価500万円ちょっとのお部屋もあり、スケール感に欠けるだけでなく借地権であることがそれなりには加味さるている印象ではありますね。
設備仕様面は、小規模コンパクトゆえにディスポーザーはありません。
水回り天板はクオーツストーン、トイレ手洗いカウンター、ミストサウナ、そしてキッチン背後の食器棚などそれなりではありますが、コンパクト物件ゆえに一般的なファミリータイプ中心の坪単価500万円台の物件に比べると高級感には欠けますね。
管理費は349円/㎡。ディスポーザーはありませんが、小規模な内廊下物件ですので、内廊下が換気のみではなく冷暖房付であるならばリーズナブルな方です。
ただ、管理形態は通勤ではなく巡回であり、そのあたりでやりくりしている感じではあるでしょう。
なお、駐車場はありません。
◎コロナショックについて(大きな影響を与える可能性の高い事象なので全ての記事に追記しています)
コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。