イニシア日暮里テラス【これぞイニシアな土間プラン】2階57㎡4,900万円台(予定)(坪単価約286万円)
続けて、イニシア日暮里テラス。
設計はデザインテック、施工はライト工業で、テラス・アベニュー共通になります。
アベニューもコスモスイニシアらしい個性を感じる物件ではあるものの、こちらテラスはスケールで上回る上に、駅(山手線)へのアクセスを考えた場合、アベニューや近年リリースの近隣競合物件の中では芳しい方ではないことが考慮されてかより一層特色のあるものに仕上がっています。
最大の特徴は専有部(間取り。以下の後半部で言及します)になると思うのですが、共用部の特色も少なくありません。
南西角地を活かした緑豊かなランドプランが採用された物件で、30~60㎡台の総戸数54戸というスケールながらエントランス周りにはかなり豊かな空間が広がっています。
両サイドに厚みのある緑が施されたエントランスアプローチはデザイン的な魅力も十分、また、エントランス脇にその緑を借景としたコミュニティラウンジが施されているのも大きなポイントの1つです。
近年はこのぐらいの規模の物件でもこういったちょっとしたラウンジが設けられることはわりと増えてきてはいますが、絶対数ではまだまだ少ないですし(コロナによるテレワークの普及で今後はもっとこういったコンセプトの物件は増えるでしょうね)、当物件のラウンジはこのスケールの物件にしては大きい方(座席数も多い)というあたりも強調出来る点でしょう。
前回のイニシア日暮里テラス。
公式ホームページ

お部屋は57㎡の2LDK、ベースは北西角住戸です。本来の主開口部のある西側は道路の向かいに9階建のマンションがあるので芳しいものではありません。
ただ、この階では視界抜けまではないものの、東側・北側に戸建エリアが広がることを加味した特色あるプランニングが非常に興味深いですね。
玄関入ってすぐのところが大きな窓に面した土間空間になっており、この土間はLDKとひとつなぎとなった開かれた空間になりますので、LDの採光や空間的な広がりに与える影響も絶大なものがあります。
土間は玄関の正面になるので玄関や共用廊下方向からのプライバシーはゼロですが、LD側は玄関から見えることはありませんし、どことなく昔ながらの日本家屋的な魅力を感じることの出来るプランだと思います。
コスモスイニシアは、イニシアクラウド渋谷笹塚などでダブルリビング設計にもチャレンジしていますし、イニシア池上ではやはり玄関側(共用廊下側)となる北側にリビングを設けるなど、”一般的なマンションのリビングの概念”にとらわれないその地を活かした設計に前向きなデベロッパーであり、このプランも個性豊か、かつ、努力の跡が窺えるものになっていると思います。
「純粋な廊下」が一切存在していないので効率性も高いですね。
坪単価は予定価格で約286万円。日照がほとんど期待出来ないポジションということもあり物件内で下限に近いものになっています。
先ほどのプランとは異なり2LDKということもあるのでしょうが(先ほどのプランは3LDKとしては面積が小さいので単価が強めに出来ている側面もある)、そのように廊下が存在していない効率性の高いプランであり、土間スペースにピンと来た方にとっては魅力ある水準だと思いますね。
なお、当物件にはこんな30㎡台の土間付プランもあります。

設備仕様面は、小規模のためディスポーザーはないですし、水回りの天然石天板仕様もありません。
ただ、食洗機とトイレ手洗いカウンター(トイレが洗面所内から入るタイプのプランは洗面台が手洗い代わり)は付いており価格帯なりのものと言えます。
駐車場は身障者用を含む全6台でいずれも平置になります。
◎コロナショックについて(大きな影響を与える可能性の高い事象なので全ての記事に追記しています)
コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。
設計はデザインテック、施工はライト工業で、テラス・アベニュー共通になります。
アベニューもコスモスイニシアらしい個性を感じる物件ではあるものの、こちらテラスはスケールで上回る上に、駅(山手線)へのアクセスを考えた場合、アベニューや近年リリースの近隣競合物件の中では芳しい方ではないことが考慮されてかより一層特色のあるものに仕上がっています。
最大の特徴は専有部(間取り。以下の後半部で言及します)になると思うのですが、共用部の特色も少なくありません。
南西角地を活かした緑豊かなランドプランが採用された物件で、30~60㎡台の総戸数54戸というスケールながらエントランス周りにはかなり豊かな空間が広がっています。
両サイドに厚みのある緑が施されたエントランスアプローチはデザイン的な魅力も十分、また、エントランス脇にその緑を借景としたコミュニティラウンジが施されているのも大きなポイントの1つです。
近年はこのぐらいの規模の物件でもこういったちょっとしたラウンジが設けられることはわりと増えてきてはいますが、絶対数ではまだまだ少ないですし(コロナによるテレワークの普及で今後はもっとこういったコンセプトの物件は増えるでしょうね)、当物件のラウンジはこのスケールの物件にしては大きい方(座席数も多い)というあたりも強調出来る点でしょう。
前回のイニシア日暮里テラス。
公式ホームページ

お部屋は57㎡の2LDK、ベースは北西角住戸です。本来の主開口部のある西側は道路の向かいに9階建のマンションがあるので芳しいものではありません。
ただ、この階では視界抜けまではないものの、東側・北側に戸建エリアが広がることを加味した特色あるプランニングが非常に興味深いですね。
玄関入ってすぐのところが大きな窓に面した土間空間になっており、この土間はLDKとひとつなぎとなった開かれた空間になりますので、LDの採光や空間的な広がりに与える影響も絶大なものがあります。
土間は玄関の正面になるので玄関や共用廊下方向からのプライバシーはゼロですが、LD側は玄関から見えることはありませんし、どことなく昔ながらの日本家屋的な魅力を感じることの出来るプランだと思います。
コスモスイニシアは、イニシアクラウド渋谷笹塚などでダブルリビング設計にもチャレンジしていますし、イニシア池上ではやはり玄関側(共用廊下側)となる北側にリビングを設けるなど、”一般的なマンションのリビングの概念”にとらわれないその地を活かした設計に前向きなデベロッパーであり、このプランも個性豊か、かつ、努力の跡が窺えるものになっていると思います。
「純粋な廊下」が一切存在していないので効率性も高いですね。
坪単価は予定価格で約286万円。日照がほとんど期待出来ないポジションということもあり物件内で下限に近いものになっています。
先ほどのプランとは異なり2LDKということもあるのでしょうが(先ほどのプランは3LDKとしては面積が小さいので単価が強めに出来ている側面もある)、そのように廊下が存在していない効率性の高いプランであり、土間スペースにピンと来た方にとっては魅力ある水準だと思いますね。
なお、当物件にはこんな30㎡台の土間付プランもあります。

設備仕様面は、小規模のためディスポーザーはないですし、水回りの天然石天板仕様もありません。
ただ、食洗機とトイレ手洗いカウンター(トイレが洗面所内から入るタイプのプランは洗面台が手洗い代わり)は付いており価格帯なりのものと言えます。
駐車場は身障者用を含む全6台でいずれも平置になります。
◎コロナショックについて(大きな影響を与える可能性の高い事象なので全ての記事に追記しています)
コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。
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