パレステージ西日暮里【凄い価格設定…】9階62㎡5,070万円(坪単価270万円)
パレステージ西日暮里。
所在地:東京都荒川区東尾久1-36-15
交通:赤土小学校前駅徒歩2分、西日暮里駅徒歩14分(東京メトロ。JRは徒歩15分)
用途地域:準工業地域
階建・総戸数:9階建、30戸
西日暮里駅は少々距離があるものの、駅前で進行中の再開発エリアの端までならば徒歩10分程度になる可能性が高いですし、日暮里舎人ライナーの赤土小学校前駅は徒歩2分の駅近になるので利便性はまずまずですね。
また、当物件の場合、駅近に加え、周囲に高い建物が少ないという点も魅力の1つになるでしょう。
日暮里舎人ライナーの駅前物件というと大半が尾久橋通り沿いに位置しており(舎人ライナーの高架沿いでもある商業地域(高度地区の指定がない)で高い建物を立てやすいのでマンションが多い)、当物件の駅徒歩2分を見た時も十中八九尾久橋通り沿いと思ったのですが、意外や意外しっかりと内に入ったポジション、かつ、そこそこの高さ(9階建)を実現出来たことで落ち着きもあり、視界・日照も良好というわりと珍しいケースです。
当準工業地域は第三種高度地区指定なのですが、北側が道路に面した敷地ゆえにそれなりの高さを出すことが出来たのでしょうね。
設計はアート総合企画、施工は古久根建設です。
50~60㎡台中心の総戸数30戸ということでスケールに乏しくエントランス周りはかなりこじんまりとした印象になります。
ただ、外観に関してはブラックとグレーをアクセントにしており単調なものになっていないのは悪くないでしょう。バルコニーにはグレーのガラス手摺とブラックの縦格子手摺が併用されています。
公式ホームページ

お部屋は62㎡の3LDK、南東角住戸です。いずれの方角も2~4階建程度の低層建物が多くなっており、この最上階住戸からの視界抜けは広域に及びます。南東方向にはスカイツリーも望めるはずです。
間取りは物件内で最も大きなものになります。全体的に当物件の3LDK(2LDK+S)は小ぶりではあるのですが、通学区の赤土小学校が駅前徒歩2分となるポジションですし、上述のように通り沿いなどではない落ち着きもあるポジションということもあり基本的にはファミリーに焦点を当てた物件になりますね。
プランの特徴として挙げられるのは主寝室が大きいという点でしょう。LDKは11.5畳ということでこの面積帯の3LDKにしても小さめではあるものの、その分、洋室1は7畳と昨今では珍しいゆとりがあります。
バルコニー側の柱の食い込みは抑えて欲しかったところですが、洋室3のウォールドアの開きはまずまずなので、LDとつなげることでそれなりに広がりのある空間になりますし、顔となる玄関の下足スペースがわりと大き目に確保されているあたりも気が利いていると思いますね。
坪単価は270万円。日照・眺望良好な最上階住戸でのこの水準はこのご時世においては控えめなものと言えます。
けしてブランド力が高いとは言えないパレステージシリーズの小規模物件ゆえに上限単価が伸びづらいという側面もあるにはあるのでしょうが、それにしても当物件の上下の単価差は小さ過ぎでしょうね。
1階の同面積帯の北西角住戸でも坪単価261万円(61㎡4,860万円)という価格設定でちょっと意味の分からないレベルです…。
いわゆるパンダ部屋の上層階バージョンですかね???
設備仕様面は、少戸数のためディスポーザーはありませんが、食洗機に加えトイレ手洗い器が付いており単価帯からすれば上々のものと言えるでしょう。すぐに生活できるように照明器具とエアコン(1台)が付いているのも気が利いています。
管理費は206円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下ですが、総戸数30戸のかなりの小規模物件ということを考えれば悪くありません。
駐車場は4台でいずれも平置になります。
◎コロナショックについて(大きな影響を与える可能性の高い事象なので全ての記事に追記しています)
コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。
所在地:東京都荒川区東尾久1-36-15
交通:赤土小学校前駅徒歩2分、西日暮里駅徒歩14分(東京メトロ。JRは徒歩15分)
用途地域:準工業地域
階建・総戸数:9階建、30戸
西日暮里駅は少々距離があるものの、駅前で進行中の再開発エリアの端までならば徒歩10分程度になる可能性が高いですし、日暮里舎人ライナーの赤土小学校前駅は徒歩2分の駅近になるので利便性はまずまずですね。
また、当物件の場合、駅近に加え、周囲に高い建物が少ないという点も魅力の1つになるでしょう。
日暮里舎人ライナーの駅前物件というと大半が尾久橋通り沿いに位置しており(舎人ライナーの高架沿いでもある商業地域(高度地区の指定がない)で高い建物を立てやすいのでマンションが多い)、当物件の駅徒歩2分を見た時も十中八九尾久橋通り沿いと思ったのですが、意外や意外しっかりと内に入ったポジション、かつ、そこそこの高さ(9階建)を実現出来たことで落ち着きもあり、視界・日照も良好というわりと珍しいケースです。
当準工業地域は第三種高度地区指定なのですが、北側が道路に面した敷地ゆえにそれなりの高さを出すことが出来たのでしょうね。
設計はアート総合企画、施工は古久根建設です。
50~60㎡台中心の総戸数30戸ということでスケールに乏しくエントランス周りはかなりこじんまりとした印象になります。
ただ、外観に関してはブラックとグレーをアクセントにしており単調なものになっていないのは悪くないでしょう。バルコニーにはグレーのガラス手摺とブラックの縦格子手摺が併用されています。
公式ホームページ

お部屋は62㎡の3LDK、南東角住戸です。いずれの方角も2~4階建程度の低層建物が多くなっており、この最上階住戸からの視界抜けは広域に及びます。南東方向にはスカイツリーも望めるはずです。
間取りは物件内で最も大きなものになります。全体的に当物件の3LDK(2LDK+S)は小ぶりではあるのですが、通学区の赤土小学校が駅前徒歩2分となるポジションですし、上述のように通り沿いなどではない落ち着きもあるポジションということもあり基本的にはファミリーに焦点を当てた物件になりますね。
プランの特徴として挙げられるのは主寝室が大きいという点でしょう。LDKは11.5畳ということでこの面積帯の3LDKにしても小さめではあるものの、その分、洋室1は7畳と昨今では珍しいゆとりがあります。
バルコニー側の柱の食い込みは抑えて欲しかったところですが、洋室3のウォールドアの開きはまずまずなので、LDとつなげることでそれなりに広がりのある空間になりますし、顔となる玄関の下足スペースがわりと大き目に確保されているあたりも気が利いていると思いますね。
坪単価は270万円。日照・眺望良好な最上階住戸でのこの水準はこのご時世においては控えめなものと言えます。
けしてブランド力が高いとは言えないパレステージシリーズの小規模物件ゆえに上限単価が伸びづらいという側面もあるにはあるのでしょうが、それにしても当物件の上下の単価差は小さ過ぎでしょうね。
1階の同面積帯の北西角住戸でも坪単価261万円(61㎡4,860万円)という価格設定でちょっと意味の分からないレベルです…。
いわゆるパンダ部屋の上層階バージョンですかね???
設備仕様面は、少戸数のためディスポーザーはありませんが、食洗機に加えトイレ手洗い器が付いており単価帯からすれば上々のものと言えるでしょう。すぐに生活できるように照明器具とエアコン(1台)が付いているのも気が利いています。
管理費は206円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下ですが、総戸数30戸のかなりの小規模物件ということを考えれば悪くありません。
駐車場は4台でいずれも平置になります。
◎コロナショックについて(大きな影響を与える可能性の高い事象なので全ての記事に追記しています)
コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。