エクセレントシティ古淵Ⅱディアフロント【この立地でコンパクトプランているかね?】1階34㎡2,398万円(坪単価232万円)

続けて、エクセレントシティ古淵Ⅱディアフロント。

設計は新日本建設ですが、施工は西野建設になります。
エクセレントシティ古淵駅前(Ⅰ)同様で施工における新日本建設の立ち位置は”総合監修”になります。
エクセレントシティと言えば、設計・施工までの自社一貫体制が売りの1つであり、設計・施工まで新日本建設でないのには人手不足など何かしら理由があるのでしょうが、”施工総合監修”を謳っている以上大きな差はないのかなと(そもそもマンションの施工は、様々な工事から成り立っており少なからず各種下請けが携わるものですからね)。

なお、デザインに関しては4階建総戸数30戸という小規模物件ということもあってか、エントランス周りはごくごく一般的な印象です。

ただ一方で、外観は結構繊細なデザインで、特に最上階バルコニー天井部にトップライトが設けられているあたりは外観上の大きなポイントになっていると思いますね。

前回のエクセレントシティ古淵Ⅱディアフロント

公式ホームページ
SnapCrab_NoName_2020-8-31_18-9-45_No-00.png
お部屋は34㎡の1LDK、東向き中住戸です。16号から内に入っているので先ほどの角住戸のような賑やかさこそないものの、接道していないため視界面・日照面は芳しいものとは言えません。ただ、前建は3階建なので圧迫感はそれほどないでしょう。

間取りはⅠの中低層階に多く設けられていた30㎡台の1LDKと大きな差のないオーソドックスな居室配置の1LDKになります。

利便性は上々とは言え古淵駅でこういった大きさの分譲プランを設けること自体少々疑問ではありますし、Ⅰがかなり30㎡台が多かったことを考えれば「Ⅱにも30㎡台が必要だったのか?」という疑問が湧いてしまうのですが、読者の方ならばご存知のように近年のエクセレントシティシリーズはファミリータイプ中心(が相応しい立地)の物件でも30㎡台を織り交ぜるのが主流になっているので驚きはないでしょう。

当プランはそのように基本的にはオーソドックスな居室配置ではあるものの、玄関周りが広がりのある設計になっているのは魅力の1つと言えるでしょうね。

坪単価は232万円。やはりⅠよりも高めの水準であり、駅距離や向き(Ⅰは全戸南向き)からしても強めの設定に映ります。Ⅰはファミリータイプこそ完売しましたが、まだ30㎡台は残っておりそれよりも実質高めの設定というのはどうでしょうか。

設備仕様面は、スケール的にディスポーザーはありませんし、この価格帯の物件ですので水回りの天然石天板仕様やトイレ手洗いカウンターもありません。ただ、食洗機(50㎡未満除く)、ミストサウナ、エクセレントウォーターは付いており、基本的にⅠ同様ですね。

管理費は311円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下で300円を超えてしまっているのはやはり総戸数30戸の小規模物件ゆえでしょう。

駐車場は全15台ということで30~50㎡台もある物件のわりにはしっかりとした台数がありますが、Ⅰも多めでしたし地域性を考慮しているようです。

◎コロナショックについて(大きな影響を与える可能性の高い事象なので全ての記事に追記しています)
コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。

0 Comments



Post a comment