宮益坂ビルディングザ・渋谷レジデンス【ガラスウォール×2層吹抜のエントランスホール】7階49㎡370,000円(坪賃料25,106円)

続けて、宮益坂ビルディングザ・渋谷レジデンス。

設計は日建ハウジングシステム、施工は戸田建設です。
別途デザインに携わっている会社があるかないかまで確認出来ていないのですが、日建ハウジングシステムがデザイン面も担当しているのではないでしょうか。日建ハウジングシステムは旭化成の物件だとアトラス本郷三丁目アトラス品川中延などの実績がありますね。

直近の渋谷二丁目プロジェクト(アトラス表参道)はアーキサイトメビウスでしたし、当物件は表立ってはガラスウォールが最大のポイントではあるものの、よく見ると共用スペースの側壁周りにアーキサイトっぽさを感じるライムストーン(たぶん…)も確認出来はするのですが、全体的な印象としてはやはり日建ハウジングシステムなのかなと。むろん同じ会社でも担当するデザイナー(人)によって異なるものですし、様々ではあるのですが…。

また、住戸は30~40㎡台中心でそこまでスケールのある物件ではないものの、3~4階部分に設けられた層吹抜のエントランスホール(カネ折れ階段のある吹抜的な空間)は従前の宮益坂ビルディングのエントランスホールを踏襲したと思われる設計で、そういった歴史を受け継ぎながらも現代的で素敵なデザインになっているあたりはやっぱり流石と感じますね。

ちなみに、北側(宮益坂側)のデザインは前回の記事で書いたように、柱・梁を室内内寄りにしダイレクトサッシを多用したことでガラスウォールが美しいのですが、それに加え"コーナー部分にはバルコニーの外側にわざわざガラススクリーンを設ける"ことでさらに透明感を高めた非常に手が込んだものになります。
バルコニー外側のガラススクリーンは近年の住不物件でよく見られるものではあるのです。ただ、あちらは至って普通な専有部(ダイレクトサッシは設けない)に組み合わせているだけであり、「ダイレクトサッシ+α」という形で採用している当物件とは少々意味合いが違うと思います。
まぁ、これだけの高額物件ですのでこのぐらいはやって当然とも言えますが…。

なお、共用廊下は内廊下、また各階ゴミ置場も当然のごとく備わっています。

前回の宮益坂ビルディングザ・渋谷レジデンス

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お部屋は49㎡の1LDK、南向き中住戸です。南向きとは言え、至近距離にヒカリエが聳え日照は皆無です。ただ、ほぼ壁なので視線は問題ならないはずですしLDに関しては大きなダイレクトサッシなので採光も問題ないはずです(ベッドルームはバルコニーの内側ですし、サッシ幅も普通なので微妙でしょう)。

間取りは物件内では大きな方で、やはり最大のポイントは"南側に難があるがゆえのワイドスパン"でしょうね。ワイドスパンゆえに玄関廊下はコンパクトに纏まったプランになります。

なお、上述のように南向きは柱・梁が"一般的な物件同様に窓際に位置している"ので窓際に下り天井(梁)があり、北向き住戸ほどの出色なハイサッシにはなっていません。

また、部屋によっても違うようですが、こちらのお部屋はLDの床材が一般的なフローリングでなくセラミックタイル貼になっているのが1つの特徴と言えるでしょう。

坪賃料は25,106円。当物件はやはり宮益坂側(北)よりも南がいくらか弱い設定になるようです。視界だけでなく日照も難しいポジションですからね。

ただ、それでもこの水準なのはやはり立地とブランディングの成せる技でしょうし、近年の超高級賃貸市場においては2万円台中盤~後半はけして珍しいものではないので違和感はありません。

設備仕様面は、床暖房、LDビルトインエアコン、エプロン上部やカウンターに天然石が用いられた浴室など(日ポリのものでしょう)それなりのものにはなっています。

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