プレミスト平和台【ZEH-M Ready採用】1階69㎡5,948万円(坪単価283万円)
続けて、プレミスト平和台。
設計は陣設計、施工は不二建設です。
陣設計はブリリア、クレヴィア、オーベルなど分譲マンションの実績が豊富な会社で、エントランス上部のバルコニー周りにグリッド上の打放しを設けるなど価格帯なりに凝ったデザインの物件です。
ただ、この価格帯の物件としてとりわけ高級感があるとまでは言えず、低層建ゆえの空地率の低さも気になりますね。敷地面積は2,000㎡超もある結構大きなものなのですが、空地率は約38%と低くランドプラン的にもゆとりを感じにくいものとなっています。
最高高さ17mの住居系エリアなので高さ(フロア数)を出せないのは仕方のないことです。ただ、大半を占める第一種中高層住居専用地域の容積率は150%(近隣商業地域部分は300%でありそれぞれの面積を加重平均するような形で敷地全体の容積率が決まるので、実際はもうちょっと大きい)でしかないので、もう少し敷地にゆとりが出せていてもおかしくなかった印象ではあるんですよね。
1階住戸に専用庭などが用意出来ているわけでもないですし…。
前回のプレミスト平和台。
公式ホームページ

お部屋は69㎡の2LDK+S、南西向き中住戸です。道路の向かいに4階建のマンションがあるポジションで、1階住戸だと少々の圧迫感はあるでしょうね。
ただ、共用廊下側なのでモロにお見合いなどになるわけではなく、日照も南方向から得られるはずです。
間取りは中住戸らしいオーソドックスな田の字タイプになります。平均的な田の字よりも気持ちスパンが短め(つまりは縦長)な印象ではあるものの、LDだけでサッシ3枚分確保出来ている点や連窓サッシが採用されている点は良いですし、共用廊下側の柱の食い込みがほとんどないあたりにも好感が持てますね。
70㎡にはわずかに満たないながらもLD単体で11畳は上々ですし、先ほどの4LDKプランとは異なり収納もしっかりと確保されています。
1階住戸ということもあり、採光の関係で洋室一室がサービスルームになっているのは残念な点でしょうか。
坪単価は283万円。やまびこ公園のパークサイドになる南東向き中住戸だけでなく同タイプの2階住戸でも坪単価約310万円~という感じの価格設定になっており、こちらの1階住戸は北西向き住戸などと共に物件内の下限水準になります。
上述のようにこの南西向きは日照もそこそこには得られますし、320万円程度になるであろう物件平均とは結構差があるので、このエリアの駅近であることに価値を感じる方には検討しやすい水準と言えるでしょうね。
設備仕様面は、ファミリータイプ中心の総戸数60戸というそれなりのスケールがありますし、立派な価格帯を考えればディスポーザーはあって欲しかったとは思いますか、それよりも違和感があるのはやはり床暖房がないことでしょうね。
プラウドシティ日吉のように高機能エアコンと床暖房のセレクトが可能(その前のプラウド綱島SSTはエアコンマストで床暖房なしでした)ならば良かったのですが、ここはゼッチ認定のために高効率がマストになった結果、床暖房のコストがネックになってしまったようです。
なお、食洗機、トイレ手洗いカウンター、天然石のキッチン天板は備わっています。
管理費は258円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下、そしてスケールもそれなりであることを考えるとやや高めではあるでしょう。
駐車場は全14台で機械式です。
◎コロナショックについて(大きな影響を与える可能性の高い事象なので全ての記事に追記しています)
コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。
設計は陣設計、施工は不二建設です。
陣設計はブリリア、クレヴィア、オーベルなど分譲マンションの実績が豊富な会社で、エントランス上部のバルコニー周りにグリッド上の打放しを設けるなど価格帯なりに凝ったデザインの物件です。
ただ、この価格帯の物件としてとりわけ高級感があるとまでは言えず、低層建ゆえの空地率の低さも気になりますね。敷地面積は2,000㎡超もある結構大きなものなのですが、空地率は約38%と低くランドプラン的にもゆとりを感じにくいものとなっています。
最高高さ17mの住居系エリアなので高さ(フロア数)を出せないのは仕方のないことです。ただ、大半を占める第一種中高層住居専用地域の容積率は150%(近隣商業地域部分は300%でありそれぞれの面積を加重平均するような形で敷地全体の容積率が決まるので、実際はもうちょっと大きい)でしかないので、もう少し敷地にゆとりが出せていてもおかしくなかった印象ではあるんですよね。
1階住戸に専用庭などが用意出来ているわけでもないですし…。
前回のプレミスト平和台。
公式ホームページ

お部屋は69㎡の2LDK+S、南西向き中住戸です。道路の向かいに4階建のマンションがあるポジションで、1階住戸だと少々の圧迫感はあるでしょうね。
ただ、共用廊下側なのでモロにお見合いなどになるわけではなく、日照も南方向から得られるはずです。
間取りは中住戸らしいオーソドックスな田の字タイプになります。平均的な田の字よりも気持ちスパンが短め(つまりは縦長)な印象ではあるものの、LDだけでサッシ3枚分確保出来ている点や連窓サッシが採用されている点は良いですし、共用廊下側の柱の食い込みがほとんどないあたりにも好感が持てますね。
70㎡にはわずかに満たないながらもLD単体で11畳は上々ですし、先ほどの4LDKプランとは異なり収納もしっかりと確保されています。
1階住戸ということもあり、採光の関係で洋室一室がサービスルームになっているのは残念な点でしょうか。
坪単価は283万円。やまびこ公園のパークサイドになる南東向き中住戸だけでなく同タイプの2階住戸でも坪単価約310万円~という感じの価格設定になっており、こちらの1階住戸は北西向き住戸などと共に物件内の下限水準になります。
上述のようにこの南西向きは日照もそこそこには得られますし、320万円程度になるであろう物件平均とは結構差があるので、このエリアの駅近であることに価値を感じる方には検討しやすい水準と言えるでしょうね。
設備仕様面は、ファミリータイプ中心の総戸数60戸というそれなりのスケールがありますし、立派な価格帯を考えればディスポーザーはあって欲しかったとは思いますか、それよりも違和感があるのはやはり床暖房がないことでしょうね。
プラウドシティ日吉のように高機能エアコンと床暖房のセレクトが可能(その前のプラウド綱島SSTはエアコンマストで床暖房なしでした)ならば良かったのですが、ここはゼッチ認定のために高効率がマストになった結果、床暖房のコストがネックになってしまったようです。
なお、食洗機、トイレ手洗いカウンター、天然石のキッチン天板は備わっています。
管理費は258円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下、そしてスケールもそれなりであることを考えるとやや高めではあるでしょう。
駐車場は全14台で機械式です。
◎コロナショックについて(大きな影響を与える可能性の高い事象なので全ての記事に追記しています)
コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。