オープンレジデンシア西荻窪【低層・小規模ながら重厚感】4階36㎡4,580万円(坪単価420万円)

続けて、オープンレジデンシア西荻窪。

設計は長谷建築設計事務所、施工は風越建設です。

設計及びデザインを手掛けるのは「オープンレジデンシア」の礎を築いた(当初からオープンレジデンシアに数多く携わり、オープンレジデンシア恵比寿ザ・ハウスなどの「ザ・ハウス」シリーズでもその手腕を発揮)と言っても過言ではない長谷建築設計事務所で、昨今のオプレジの中でも見映えのする物件ではないでしょうか。

道路から見ると普通に3階建の低層物件になりますし、この規模ではどうしてもスケール的なインパクトには欠けるものの、シックなトーンの外壁をまとった佇まいはわりと重厚感があります。

こじんまりとしてはいますが、階段を数段上るエントランス設計も良い点ですし、共用廊下が内廊下設計になっているのもポイントの1つですね。

前回のオープンレジデンシア西荻窪

公式ホームページ
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お部屋は36㎡の1LDK、南西角住戸です。高架(線路)はこの建築基準法上の3階住戸相当の高さがあるので、南側は目の前が高架であり、電車が目の前を通過する感じになりますね。
西側は2階建の戸建エリアなので視界抜けも出てくるポジションですし、二重サッシが採用されているようなので窓を閉めている限りはおそらく問題ないのですが、道路などを挟まずの"この距離感での線路(高架)とこんにちは"というのはかなりレアであり、やはり懸念材料ではあるでしょう。

間取りは30㎡台中盤のやや小ぶりな1LDKで、居室畳数を重視したせいもあってか収納が少なめですね。

ただ、浴室は1416とむしろ大き目ですし、トイレやバスルームに窓があり採光が取れるようになっているのは良い点かと思います(高架側ですけど…)。

坪単価は420万円。30㎡台でも地階などには400万円未満の設定もあり、高架との距離を考えればもっと勉強してくれても…という印象ではありますね。

同時期分譲のクレヴィア西荻窪の30㎡台と比べた場合とりわけ違和感を覚えることはありませんが、クレヴィアの30㎡台もやや強めの印象ではありました。

設備仕様面は、少戸数のためディスポーザーはありません。ただ、食洗機、ミストサウナ、フィオレストーンの水回り天板、トイレ手洗いカウンターなどオプレジシリーズでお馴染みのものはそろっています。

管理費は322円/㎡。ディスポーザーはありませんが、内廊下の小規模物件ということでそれなりの水準です。先ほど取り上げたような70㎡台ともなるとかなりランニングが嵩んできますね。

駐車場は来客用の1台のみになります。

◎コロナショックについて(大きな影響を与える可能性の高い事象なので全ての記事に追記しています)
コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。

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