プロスタイル市ヶ尾【リバーサイド×パークビュー】3階70㎡5,480万円(坪単価259万円)

プロスタイル市ヶ尾。

所在地:神奈川県横浜市青葉区市ヶ尾町20-3(地番)
交通:市が尾駅徒歩8分
用途地域:準住居地域
階建・総戸数:6階建、39戸

昨年分譲されたエクセレントシティ市が尾は246沿いだったのでそれほど近くはありませんが、エクセレントシティ同様にこちらも敷地西側を鶴見川が流れるリバーサイドポジションになります。

敷地形状的にエクセレントシティは鶴見川向きのお部屋が少なかったのに対し、こちらは鶴見川向き(西向き)が多くなっており、かつ、鶴見川の向かいに谷本公園があることによる広域での視界抜けもポイントの1つになるでしょう。

エクセレントシティ同様に高速道路のジャンクションや出入口の影響を少なからず感じてしまうポジションで良いことばかりではないものの、春には谷本公園側に桜並木も望めますし、まずまずの駅距離と視界面でのバランスに魅力の出てくる物件だと思います。

なお、通学区は東市ヶ尾小学校で徒歩10分の距離感になります。

公式ホームページ
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お部屋は70㎡の3LDK、南西角住戸です。南方向にはパチンコ屋及びその立体駐車場、そしてその先には東名というポジションですのでお世辞にも良いものとは言えません。

ただ、やはり西方向の視界は魅力ですし、1フロア1戸の南西角ポジションということで南方向からの日照と西方向の視界を両立出来ているのは大きいでしょう。

間取り的にも両面にしっかりとした開口部を設けており、柱の影響を抑えつつ、両面にきちんとしたバルコニーを設計出来ているあたりにも好感が持てますね。

中小デベロッパー物件らしく角住戸にしてはやや小ぶりな面積帯ではあるものの、近年のトレンドからすれば(中小デベロッパー物件において)70㎡に乗せているだけでも頑張っている方という印象ですし、玄関廊下のコンパクトさという意味での見所も小さくありません(当物件は狭小3LDKを十八番とするプレシスの一建設との共同事業ですが、物件名にプレシスは入っておらずプロスタイルの意向が強いのでしょう)。

洗面所こそリビングインではあるものの、この廊下の長さで洋室2室がノンリビングインに出来ているのは非常に良い点ですし、廊下を短くしつつも玄関下足スペースをしっかりとした大きさに出来ているのも素晴らしい点ですね。

坪単価は259万円。同階西向き中住戸3LDKとほぼ同じ単価で、南面条件が良いとは言えずとも西面の魅力そのままに「日照面の+α」があることを考えると少々違和感がありますね。

やはり5,000万円台中盤のそこそこのグロスの嵩みは気になりますし、価格の上限を伸ばしづらい中小デベロッパー物件ではわりとよく見かける傾向なので驚きなどはないものの、当物件の中には50㎡台中盤の3LDKも存在していますし、採算的に厳しい状況の中、お値段設定に四苦八苦している様子が少なからず窺えますね。

大手・中小問わず大半の物件がそういった状況にありこの物件に限ったことではありませんが…。

◎コロナショックについて(大きな影響を与える可能性の高い事象なので全ての記事に追記しています)
コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。

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