プロスタイル市ヶ尾【共同事業ながら確かなプロスタイルらしさ】1階70㎡4,980万円(坪単価234万円)

続けて、プロスタイル市ヶ尾。

設計はねお設計、施工は新日本建設です。

なお、当物件はプレシス元住吉プロスタイルのようにマンション名に「プレシス」は入っていませんが、同様にプレシスの一建設との共同事業になります。

ただ、こちらにはプレシスが入っていないだけあってコンセプトやデザインにはさらに「プロスタイル」らしさを感じますね。

専有部に採用された天然無垢材フローリングはプロスタイルシリーズの大きな特長の1つですし、木目調のマテリアルをふんだんに用いたエントランス周りのデザインコードもプロスタイルらしいものです。

総戸数39戸の物件にしてはエントランスアプローチ及びホールにゆとりを感じることが出来るあたりも魅力の1つになるでしょうか。

前回のプロスタイル市ヶ尾

公式ホームページ
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お部屋は70㎡の3LDK、西向き中住戸です。1階(エントランス階)ではあるのですが、南に行くに従い西側道路のグラウンドレベルが下がっていることが影響し、当住戸からの視界は一般的な1.5階ぐらいの感覚になります。
そのため、テラスでなくバルコニーになっていますし、西側はもちろん鶴見川のリバーサイドですので、この階でも申し分のない視界抜けを得ることが出来ますね。

間取りは田の字ベースのプランが大半となる物件内では珍しい”センターイン”プランになります。

共用廊下側に面した居室が2つあるのはいわゆる田の字プランと同様ですし(廊下側の窓小さい…)、廊下の長さも田の字プランだった場合とほとんど差はありません。

ただ、玄関方向からのプライバシーという点においては、LD側が見えないのは長所っちゃ長所になるでしょうか。

また、中住戸ながら70㎡を確保しているあたりが意外と感じるプランで、15畳のLDK、引き戸を開くと20畳の空間が実現するなど先ほどの角住戸同様に昨今のトレンド下からすると平均以上のゆとりを生み出してくれるものと言えるでしょう。

坪単価は234万円。西方向の視界が魅力とは言え、日照的には西日が中心ですので、普通の1階ポジションならば高く感じます。ただ、上述のように1.5階相当ではあるので、おかしな水準ではないでしょう。
やはり70㎡あることでグロスはそれなりではありますが…。

ちなみに、昨年分譲された駅徒歩5分のエクセレントシティ市が尾は平均坪単価で言うと約275万円ですが、グロス価格が嵩まない30㎡台の単価がファミリータイプに比べかなり強く、それらが単価を押し上げた結果(ファミリータイプの平均は260万円ぐらいだったかな)ですので、この物件の平均(250万円ぐらい?)とはそこまで差はないのですが、駅徒歩3分差ですし、違和感はないでしょう。

設備仕様面は、少戸数のためディスポーザーはありませんが、食洗機、トイレ手洗いカウンターは付いているので悪くないでしょう。
なお、上述のように当物件には無垢材フローリングが採用されており、一昨日取り上げたプラウド神田駿河台によると木材(無垢材)は睡眠の質を向上させてくれるのだとか。

管理費は204円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下ですので安くはありませんが、小ぶりなスケールを考えれば悪くないでしょう。

駐車場全16台が全て平置になっていることも多少好影響を与えているのではないでしょうか。

◎コロナショックについて(大きな影響を与える可能性の高い事象なので全ての記事に追記しています)
コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。

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