ブランズ練馬中村北【驚愕のプランニング】5階88㎡8,730万円(坪単価329万円)
ブランズ練馬中村北。
所在地:東京都練馬区中村北2-10-6(地番)
交通:中村橋駅徒歩8分、練馬駅徒歩14分(6時~終電まで利用可能な西口から徒歩12分)
用途地域:第一種中高層住居専用地域
階建・総戸数:6階建、32戸
練馬駅の西口は徒歩12分ほどで「中村橋駅との差は大きくないのでこの差なら練馬駅でも…と思ってみたものの、毎日のこととなると練馬駅はそれなりに遠い…」みたいな感じで、少々中途半端な印象も受けてしまうポジションではあります。
ただ、ケースバイケースで駅を使い分けられるのは魅力ですし、閉園し開発期待が高まる(ハリポタはともかくとして…)としまえん界隈もほど近いポジション、そして、千川通りから内に入った落ち着きある住居系エリアに位置しているのも長所の1つになるでしょう。
物件自体は住居系地域にありながらわずか徒歩2分の距離にライフがあるのも良い材料でしょう。
なお、通学区の中村西小学校は徒歩10分の距離感になりますね。
公式ホームページ

お部屋は88㎡の4LDK、南西角住戸です。道路を挟んだ南側には8階建のパークハウス中村橋コルニエがありますが、斜線制限により道路沿いは建物上部がセットバックされているので圧迫感はなく、日照的にも申し分ありません。
また、西方向は戸建などの低層の建物が多くなっているのでこの階だと視界抜けも得られるでしょう。
間取りは正直かなり驚きました。70㎡台のファミリータイプが中心となった物件で、近年の新築にしては「中心面積帯」も大きな方ではあるものの、80㎡ちょっととかではなく88㎡もありますし、当物件には100㎡超のものすら用意されているのです(このプランはルーバルなどの特殊プランという位置づけではなく複数戸ありますし、ルーバルプランにも80㎡台が豊富です)。
当物件のホームページには「在宅ワーク」を考慮した提案が掲載されており、一見してコロナ禍のトレンド(”大きな流れ”として今後顕在化するかはまだ不透明ですが、実際中古市場においては平均専有面積が伸びています。ご参照:2020年8月の首都圏マンション発売戸数)をいち早く取り入れたかのようですが、当物件は「今年3月に既に完成している完成売り」ですのでそこに気づいた際には言葉に詰まりましたね…。
この物件の面積帯やプランを提案した方は先見の明があるというか、もう未来から来た方なのかと…。そもそも青田売りだったらコロナ前の狭小トレンド真っただ中で販売することになっているわけですし、このタイミングでこの面積帯の完成売りはマジでシビれましたわ…。
そのようにコロナ後のトレンドはまだまだ不透明ではありますし、4LDKでも80㎡ちょっとあれば近年のトレンドでは十分なゆとりと言えるはずで、とても立派なグロス価格をみてもここまでする必要性を感じない、というのが正直なところですので、デベロッパーは自らの首を絞めている印象もなくはありません。ただ、この"絶妙過ぎるタイミング"ならばそこそこニーズはあるのかな???
LDKはキッチンがオープンに出来ていないのでLDKとしての空間的な広がりは得にくくはなっていますが、LD単体で12.5畳あるのは88㎡だからこそと言えますし、収納面の充実、1620の浴室などもこの豊かな面積あってのものと言えるでしょうね。
当物件は内廊下設計を採用つつも共用廊下側に窓(FIXタイプで曇りガラス)を設けたプランもありますし、そういった意味で変わった物件ですよね。"未来"はこういうマンションがウケるのかね(笑)。
坪単価は329万円。上層階角住戸ですので物件内で上限に近い水準ではあるものの、やはり単価はやや伸び悩んでいるとは思います。
この単価でもグロスは9,000万円近くなっていますし、コロナ後の企画ならまだしもコロナ前にこのプランでGOサインを出した方は本当に奇特だと…。
練馬駅側こそアトラス練馬レジデンスが現在平均坪単価約370万円で分譲中ではありますが、中村橋駅を最寄りとするエリアでは2018年駅徒歩11分のプラウド練馬中村橋ガーデンテラスの平均が坪単価約255万円でしかなかったわけで(その前の2016年の駅徒歩2分のザ・パークハウス練馬美術の森は平均坪単価約315万円)、コロナ前に「この面積帯をこの単価でやってやろう」というのはめちゃくちゃ思い切ったことなのです。
経緯はどうであろうともこの物件は年末の【差別化部門】の有力候補になりますね…。
◎コロナショックについて(大きな影響を与える可能性の高い事象なので全ての記事に追記しています)
コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。
所在地:東京都練馬区中村北2-10-6(地番)
交通:中村橋駅徒歩8分、練馬駅徒歩14分(6時~終電まで利用可能な西口から徒歩12分)
用途地域:第一種中高層住居専用地域
階建・総戸数:6階建、32戸
練馬駅の西口は徒歩12分ほどで「中村橋駅との差は大きくないのでこの差なら練馬駅でも…と思ってみたものの、毎日のこととなると練馬駅はそれなりに遠い…」みたいな感じで、少々中途半端な印象も受けてしまうポジションではあります。
ただ、ケースバイケースで駅を使い分けられるのは魅力ですし、閉園し開発期待が高まる(ハリポタはともかくとして…)としまえん界隈もほど近いポジション、そして、千川通りから内に入った落ち着きある住居系エリアに位置しているのも長所の1つになるでしょう。
物件自体は住居系地域にありながらわずか徒歩2分の距離にライフがあるのも良い材料でしょう。
なお、通学区の中村西小学校は徒歩10分の距離感になりますね。
公式ホームページ

お部屋は88㎡の4LDK、南西角住戸です。道路を挟んだ南側には8階建のパークハウス中村橋コルニエがありますが、斜線制限により道路沿いは建物上部がセットバックされているので圧迫感はなく、日照的にも申し分ありません。
また、西方向は戸建などの低層の建物が多くなっているのでこの階だと視界抜けも得られるでしょう。
間取りは正直かなり驚きました。70㎡台のファミリータイプが中心となった物件で、近年の新築にしては「中心面積帯」も大きな方ではあるものの、80㎡ちょっととかではなく88㎡もありますし、当物件には100㎡超のものすら用意されているのです(このプランはルーバルなどの特殊プランという位置づけではなく複数戸ありますし、ルーバルプランにも80㎡台が豊富です)。
当物件のホームページには「在宅ワーク」を考慮した提案が掲載されており、一見してコロナ禍のトレンド(”大きな流れ”として今後顕在化するかはまだ不透明ですが、実際中古市場においては平均専有面積が伸びています。ご参照:2020年8月の首都圏マンション発売戸数)をいち早く取り入れたかのようですが、当物件は「今年3月に既に完成している完成売り」ですのでそこに気づいた際には言葉に詰まりましたね…。
この物件の面積帯やプランを提案した方は先見の明があるというか、もう未来から来た方なのかと…。そもそも青田売りだったらコロナ前の狭小トレンド真っただ中で販売することになっているわけですし、このタイミングでこの面積帯の完成売りはマジでシビれましたわ…。
そのようにコロナ後のトレンドはまだまだ不透明ではありますし、4LDKでも80㎡ちょっとあれば近年のトレンドでは十分なゆとりと言えるはずで、とても立派なグロス価格をみてもここまでする必要性を感じない、というのが正直なところですので、デベロッパーは自らの首を絞めている印象もなくはありません。ただ、この"絶妙過ぎるタイミング"ならばそこそこニーズはあるのかな???
LDKはキッチンがオープンに出来ていないのでLDKとしての空間的な広がりは得にくくはなっていますが、LD単体で12.5畳あるのは88㎡だからこそと言えますし、収納面の充実、1620の浴室などもこの豊かな面積あってのものと言えるでしょうね。
当物件は内廊下設計を採用つつも共用廊下側に窓(FIXタイプで曇りガラス)を設けたプランもありますし、そういった意味で変わった物件ですよね。"未来"はこういうマンションがウケるのかね(笑)。
坪単価は329万円。上層階角住戸ですので物件内で上限に近い水準ではあるものの、やはり単価はやや伸び悩んでいるとは思います。
この単価でもグロスは9,000万円近くなっていますし、コロナ後の企画ならまだしもコロナ前にこのプランでGOサインを出した方は本当に奇特だと…。
練馬駅側こそアトラス練馬レジデンスが現在平均坪単価約370万円で分譲中ではありますが、中村橋駅を最寄りとするエリアでは2018年駅徒歩11分のプラウド練馬中村橋ガーデンテラスの平均が坪単価約255万円でしかなかったわけで(その前の2016年の駅徒歩2分のザ・パークハウス練馬美術の森は平均坪単価約315万円)、コロナ前に「この面積帯をこの単価でやってやろう」というのはめちゃくちゃ思い切ったことなのです。
経緯はどうであろうともこの物件は年末の【差別化部門】の有力候補になりますね…。
◎コロナショックについて(大きな影響を与える可能性の高い事象なので全ての記事に追記しています)
コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。