クレヴィア赤羽レジデンス【板状でも内廊下設計】3階63㎡6,298万円(坪単価329万円)
続けて、クレヴィア赤羽レジデンス。
設計は三輪設計、施工は大京穴吹建設です。
ゼネコンはクレヴィア赤羽ステーションテラスと異なりますが、設計の三輪設計は共通しており、縦のラインを強調した外観は同じコンセプトであるのは明白です。兄弟物件的な位置づけと言って過言ではないでしょう。
※こういった同時期分譲のケースでは「ホームページが1つ」であることも少なくないのですが(デザインコンセプトが同じならば尚更)、当物件は別々であり竣工時期に1年以上差があることが影響しているものと思われます。
ここはステーションテラスよりも幾らかスケールが小さく、ステーションテラスの最大の特長でもあったかなりの奥行を有し重厚感も豊かだったエントランスアプローチと比べると若干ながら見劣りするところはあるでしょう。
ただ、近年、一段とデザイン面に力を入れる傾向にあるクレヴィアシリーズらしくエントランス周りの設えは良い出来にあると思います。
また、ランドプランにおいては敷地北側に加え東側の一部が接道していることで無理なく歩車分離が出来ており、身障者用を含む全10台が平置駐車場に出来ているあたりも1つのポイントでしょうね。
なお、全戸東向きの板状マンション(共用廊下がフロアの端になるので外廊下になりがち)ではあるものの、ステーションテラス(南向きと北向きに分かれておりいわゆる板状ではない)同様の内廊下設計が採用されており、そのあたりからは高価な単価帯を意識している様子も窺えますね。
前回のクレヴィア赤羽レジデンス。
公式ホームページ

お部屋は63㎡の3LDK、北東角住戸です。北は接道していますし、東側もエントランスアプローチ部分の空地がありますので、低層階でも悪くないでしょう。いずれも前建は2階建ですので(屋根部分も含めると)視界抜けまでは得られずとも圧迫感などはありません。
間取りは63㎡の小ぶりな3LDKになります。2~9階の中低層階のみに設けられたプランで、同2~9階の南東角同様に当物件の角住戸の中では最も小さなものになります。
ちなみに、当物件の中住戸は全て20~50㎡台で構成されており(中低層階は20~30㎡台のみで第1期の販売対象外)、中住戸と角住戸のギャップがわりと大きな物件ということにはなるでしょうね。
こういった20~30㎡台(1フロア4戸)と共存するファミリープランにとっては”ご近所づきあい””生活時間帯の違い”などが若干の懸念材料にはなるかもしれません。
なお、プラン自体はいわゆる狭小3LDKながらLD単体で10.4畳確保出来ていますし、各居室の畳数や収納面を見ても大きな違和感なく纏まっていると感じます。柱の完全アウトフレームが効いているのでしょうね。
浴室は流石に1317ですし、窓際の下り天井高は2m未満の部分も見受けられるあたりは残念ではありますけど、階高にゆとりを設けやすいタワマンなどではないので珍しいことではありません。
ライバルの1つであるローレルコートは珍しいフラットスラブ構造を採用していますし、単価帯からするともうひと頑張り欲しかった印象はありますけども。
坪単価は329万円。3LDKとしては面積はちと小さいのですが、そのように完全アウトフレーム等により違和感少なく3LDKに出来ており、その高い効率性などからしてもこのポジションでのこの単価はこのご時世まずまずだと思います。
曲がりなりにも3LDKでグロスをこの水準に抑えることが出来ているのも少なからず意味があるのではないでしょうか。
設備仕様面は、スケール的にディスポーザーはありませんが、食洗機、トイレ手洗い器、フィオレストーンのキッチン天板などそれなりです(20〜30㎡台除く)。
管理費は344円/㎡。ディスポーザーはないものの内廊下設計ですし、20~30㎡台が結構ある総戸数68戸というスケールを考えれば違和感はないでしょう。
駐車場は上述のように全10台でいずれも平置です。
なお、駐輪場は83台ということで一般的には1戸あたり2台なので少ないです。ただ、駅にほど近いポジションですし、20~30㎡台のお部屋も結構あるのでおかしくはないのでしょう。
◎コロナショックについて(大きな影響を与える可能性の高い事象なので全ての記事に追記しています)
コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。
設計は三輪設計、施工は大京穴吹建設です。
ゼネコンはクレヴィア赤羽ステーションテラスと異なりますが、設計の三輪設計は共通しており、縦のラインを強調した外観は同じコンセプトであるのは明白です。兄弟物件的な位置づけと言って過言ではないでしょう。
※こういった同時期分譲のケースでは「ホームページが1つ」であることも少なくないのですが(デザインコンセプトが同じならば尚更)、当物件は別々であり竣工時期に1年以上差があることが影響しているものと思われます。
ここはステーションテラスよりも幾らかスケールが小さく、ステーションテラスの最大の特長でもあったかなりの奥行を有し重厚感も豊かだったエントランスアプローチと比べると若干ながら見劣りするところはあるでしょう。
ただ、近年、一段とデザイン面に力を入れる傾向にあるクレヴィアシリーズらしくエントランス周りの設えは良い出来にあると思います。
また、ランドプランにおいては敷地北側に加え東側の一部が接道していることで無理なく歩車分離が出来ており、身障者用を含む全10台が平置駐車場に出来ているあたりも1つのポイントでしょうね。
なお、全戸東向きの板状マンション(共用廊下がフロアの端になるので外廊下になりがち)ではあるものの、ステーションテラス(南向きと北向きに分かれておりいわゆる板状ではない)同様の内廊下設計が採用されており、そのあたりからは高価な単価帯を意識している様子も窺えますね。
前回のクレヴィア赤羽レジデンス。
公式ホームページ

お部屋は63㎡の3LDK、北東角住戸です。北は接道していますし、東側もエントランスアプローチ部分の空地がありますので、低層階でも悪くないでしょう。いずれも前建は2階建ですので(屋根部分も含めると)視界抜けまでは得られずとも圧迫感などはありません。
間取りは63㎡の小ぶりな3LDKになります。2~9階の中低層階のみに設けられたプランで、同2~9階の南東角同様に当物件の角住戸の中では最も小さなものになります。
ちなみに、当物件の中住戸は全て20~50㎡台で構成されており(中低層階は20~30㎡台のみで第1期の販売対象外)、中住戸と角住戸のギャップがわりと大きな物件ということにはなるでしょうね。
こういった20~30㎡台(1フロア4戸)と共存するファミリープランにとっては”ご近所づきあい””生活時間帯の違い”などが若干の懸念材料にはなるかもしれません。
なお、プラン自体はいわゆる狭小3LDKながらLD単体で10.4畳確保出来ていますし、各居室の畳数や収納面を見ても大きな違和感なく纏まっていると感じます。柱の完全アウトフレームが効いているのでしょうね。
浴室は流石に1317ですし、窓際の下り天井高は2m未満の部分も見受けられるあたりは残念ではありますけど、階高にゆとりを設けやすいタワマンなどではないので珍しいことではありません。
ライバルの1つであるローレルコートは珍しいフラットスラブ構造を採用していますし、単価帯からするともうひと頑張り欲しかった印象はありますけども。
坪単価は329万円。3LDKとしては面積はちと小さいのですが、そのように完全アウトフレーム等により違和感少なく3LDKに出来ており、その高い効率性などからしてもこのポジションでのこの単価はこのご時世まずまずだと思います。
曲がりなりにも3LDKでグロスをこの水準に抑えることが出来ているのも少なからず意味があるのではないでしょうか。
設備仕様面は、スケール的にディスポーザーはありませんが、食洗機、トイレ手洗い器、フィオレストーンのキッチン天板などそれなりです(20〜30㎡台除く)。
管理費は344円/㎡。ディスポーザーはないものの内廊下設計ですし、20~30㎡台が結構ある総戸数68戸というスケールを考えれば違和感はないでしょう。
駐車場は上述のように全10台でいずれも平置です。
なお、駐輪場は83台ということで一般的には1戸あたり2台なので少ないです。ただ、駅にほど近いポジションですし、20~30㎡台のお部屋も結構あるのでおかしくはないのでしょう。
◎コロナショックについて(大きな影響を与える可能性の高い事象なので全ての記事に追記しています)
コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。