ヴェレーナグラン赤羽北フロント【これ以上ないぐらい特長豊かな物件】12階90㎡9,798万円(坪単価360万円)
ヴェレーナグラン赤羽北。
所在地:東京都北区赤羽北2-1550-1他(地番)
交通:北赤羽駅徒歩3分、赤羽岩淵駅徒歩15分、赤羽駅徒歩20分
用途地域:工業地域
階建・総戸数:12階建、89戸
いわゆるワンルーム投資マンションを除きこの赤羽北エリア(アドレス)に分譲マンションが誕生するのは2011年のオーベル北赤羽ブライト以来でしょうか。
近年の北赤羽駅は浮間口側はそこそこ分譲がありますが、こちら赤羽口側は不思議なほど滞っていましたね。
先日取り上げたばかりのクレヴィア赤羽レジデンスの記事をご覧いただくと分かりやすいと思いますが、赤羽駅もここ1~2年の供給が非常に盛んであり、それ以前の数年の供給が低調だった反動が出てきているので(赤羽駅界隈の人気の高まりと共に土地の価格が上昇し、「そんな価格で売れるのならば…」と考える方が増えてきたことも一因でしょう)こちら赤羽北エリアにおいても今後供給が増えてくる可能性はありますけれどもね。
ちなみに、当物件のポジションは住宅展示場跡地(残りの東側半分は現在も営業中)になります。
なお、赤羽駅には遠く及ばない地味な北赤羽駅ではあるものの、JRの徒歩3分というのはやはり魅力ですし、新河岸川の手前となるこのエリアは自転車などの利用により赤羽駅界隈へアクセスしやすいポジションであることも良い材料でしょうね(赤羽台を経由する最短ルートだと起伏がきついですけど…)。
また、環八沿い、かつ、高架(新幹線含む)近接のポジションということで、非常に賑やかな立地条件なのは明確なウィークポイントになるのですが、そういったウィークポイントが影響してか”これでもか”というぐらい特色ある物件に仕上げてきた興味深い物件です。
ちなみに、大和地所のこの「ヴェレーナグラン」シリーズの面白いところは”エリア(別の言い方をすると地価的なこと)によるブランド種別を全くと言っていいほど行っていない”点だと思います。
当ブログでもヴェレーナグランが出た当初から言及しているように、基本的に「ヴェレーナグラン」は従前の「ヴェレーナ」とは”デザインコード”の違いを強調した新ブランドであり、三井不動産レジデンシャルの物件で言う「パークコート」「パークマンション」にあるような”一等地の高額エリア、高額物件だからのハイブランド”という位置づけではないのです(ヴェレーナグラン浜田山に関しては平均坪単価で400万円超でしたし、立地・価格ありきな感じではありましたけども…)。
つまり、語弊はあるかもしれませんが、”このような一般的な立地条件”にもこういった毛色が異なる物件が誕生しやすいのが大和地所レジデンスの良いところと言えるわけで、特にこの物件は気合いの入り方が尋常ではないと感じます。
昔から“不動産は立地が全て”と言う方が少なくないぐらいですし、駅近とは言え賑やか過ぎるこの立地は褒められたものではありません。ただ、理屈抜きにしてここまで特色のある物件ともなると代えは効きませんし、少なからず心臓を鷲掴みにされる方はいらっしゃるはずなので資産価値にも少なからず好影響を与えてくれるのは明白ですね。
公式ホームページ

お部屋は90㎡の3LDK、南東角住戸です。東側は住宅展示場の残った部分で、そちらもいずれこういったマンションになる可能性はあるでしょう。ただ、仮に同じような高さのマンションになっても南方向はもちろんのこと、北東方向の新河岸川・荒川方向の眺望も残りますし、環八沿い・高架沿いの賑やかさが気にならなければ魅力あるポジションと言えるでしょう。
間取りはLD天高3mの最上階特殊プランで、ルーバルに加え三方がルーバルとなる位置にスキップフロアを施した半端ない特色を持ったものになります。
ここ数年、ヴェレーナグランシリーズだけでなくヴェレーナ自体が開口部周りの設計にかなり重きを置いているのは常々言及している通りで、最近はちょっとやそっと特色がある程度では驚きがなくなってきていたのですが、このルーバルに囲まれたスキップフロアは脱帽ですね。
スキップフロア部分を除けばいわゆる田の字であり、バルコニー側ですら柱の食い込みが見られるあたりも褒められたものではありません。ただ、LDの天高3mの後押しもありますしこれは気持ちいいわなぁ…。
LDの掃き出し窓のサッシ高も2.5mあり抜群の開放感があります。
一方で、LD周りをそういった多くの人が集まるであろう豊かな設計としつつも洗面浴室がリビングインなのは非常に疑問であり、ここは少々無理してでも廊下からの動線にすべきだったとも思うわけですが…。
坪単価は360万円。エリア的には突き抜けた単価水準ですし、面積が大きいだけにグロスも強烈です。ただ、間取り的にも物件自体(共用部やデザインなど)も突き抜けた物件ですので無茶なお値段とは思いません。
やはり洗面浴室のリビングインは似つかわしくない価格帯ですし、どうせならば共用廊下も内廊下(こういった最上階だけでも…)が適切だった気はしますけれども…。
◎コロナショックについて(大きな影響を与える可能性の高い事象なので全ての記事に追記しています)
コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。
所在地:東京都北区赤羽北2-1550-1他(地番)
交通:北赤羽駅徒歩3分、赤羽岩淵駅徒歩15分、赤羽駅徒歩20分
用途地域:工業地域
階建・総戸数:12階建、89戸
いわゆるワンルーム投資マンションを除きこの赤羽北エリア(アドレス)に分譲マンションが誕生するのは2011年のオーベル北赤羽ブライト以来でしょうか。
近年の北赤羽駅は浮間口側はそこそこ分譲がありますが、こちら赤羽口側は不思議なほど滞っていましたね。
先日取り上げたばかりのクレヴィア赤羽レジデンスの記事をご覧いただくと分かりやすいと思いますが、赤羽駅もここ1~2年の供給が非常に盛んであり、それ以前の数年の供給が低調だった反動が出てきているので(赤羽駅界隈の人気の高まりと共に土地の価格が上昇し、「そんな価格で売れるのならば…」と考える方が増えてきたことも一因でしょう)こちら赤羽北エリアにおいても今後供給が増えてくる可能性はありますけれどもね。
ちなみに、当物件のポジションは住宅展示場跡地(残りの東側半分は現在も営業中)になります。
なお、赤羽駅には遠く及ばない地味な北赤羽駅ではあるものの、JRの徒歩3分というのはやはり魅力ですし、新河岸川の手前となるこのエリアは自転車などの利用により赤羽駅界隈へアクセスしやすいポジションであることも良い材料でしょうね(赤羽台を経由する最短ルートだと起伏がきついですけど…)。
また、環八沿い、かつ、高架(新幹線含む)近接のポジションということで、非常に賑やかな立地条件なのは明確なウィークポイントになるのですが、そういったウィークポイントが影響してか”これでもか”というぐらい特色ある物件に仕上げてきた興味深い物件です。
ちなみに、大和地所のこの「ヴェレーナグラン」シリーズの面白いところは”エリア(別の言い方をすると地価的なこと)によるブランド種別を全くと言っていいほど行っていない”点だと思います。
当ブログでもヴェレーナグランが出た当初から言及しているように、基本的に「ヴェレーナグラン」は従前の「ヴェレーナ」とは”デザインコード”の違いを強調した新ブランドであり、三井不動産レジデンシャルの物件で言う「パークコート」「パークマンション」にあるような”一等地の高額エリア、高額物件だからのハイブランド”という位置づけではないのです(ヴェレーナグラン浜田山に関しては平均坪単価で400万円超でしたし、立地・価格ありきな感じではありましたけども…)。
つまり、語弊はあるかもしれませんが、”このような一般的な立地条件”にもこういった毛色が異なる物件が誕生しやすいのが大和地所レジデンスの良いところと言えるわけで、特にこの物件は気合いの入り方が尋常ではないと感じます。
昔から“不動産は立地が全て”と言う方が少なくないぐらいですし、駅近とは言え賑やか過ぎるこの立地は褒められたものではありません。ただ、理屈抜きにしてここまで特色のある物件ともなると代えは効きませんし、少なからず心臓を鷲掴みにされる方はいらっしゃるはずなので資産価値にも少なからず好影響を与えてくれるのは明白ですね。
公式ホームページ

お部屋は90㎡の3LDK、南東角住戸です。東側は住宅展示場の残った部分で、そちらもいずれこういったマンションになる可能性はあるでしょう。ただ、仮に同じような高さのマンションになっても南方向はもちろんのこと、北東方向の新河岸川・荒川方向の眺望も残りますし、環八沿い・高架沿いの賑やかさが気にならなければ魅力あるポジションと言えるでしょう。
間取りはLD天高3mの最上階特殊プランで、ルーバルに加え三方がルーバルとなる位置にスキップフロアを施した半端ない特色を持ったものになります。
ここ数年、ヴェレーナグランシリーズだけでなくヴェレーナ自体が開口部周りの設計にかなり重きを置いているのは常々言及している通りで、最近はちょっとやそっと特色がある程度では驚きがなくなってきていたのですが、このルーバルに囲まれたスキップフロアは脱帽ですね。
スキップフロア部分を除けばいわゆる田の字であり、バルコニー側ですら柱の食い込みが見られるあたりも褒められたものではありません。ただ、LDの天高3mの後押しもありますしこれは気持ちいいわなぁ…。
LDの掃き出し窓のサッシ高も2.5mあり抜群の開放感があります。
一方で、LD周りをそういった多くの人が集まるであろう豊かな設計としつつも洗面浴室がリビングインなのは非常に疑問であり、ここは少々無理してでも廊下からの動線にすべきだったとも思うわけですが…。
坪単価は360万円。エリア的には突き抜けた単価水準ですし、面積が大きいだけにグロスも強烈です。ただ、間取り的にも物件自体(共用部やデザインなど)も突き抜けた物件ですので無茶なお値段とは思いません。
やはり洗面浴室のリビングインは似つかわしくない価格帯ですし、どうせならば共用廊下も内廊下(こういった最上階だけでも…)が適切だった気はしますけれども…。
◎コロナショックについて(大きな影響を与える可能性の高い事象なので全ての記事に追記しています)
コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。
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