オープンレジデンシア千代田外神田【とかく至便な地】56㎡7,970万円(坪単価470万円)

オープンレジデンシア千代田外神田。

所在地:東京都千代田区外神田5-13-1他(地番)
交通:末広町駅徒歩2分、上野御徒町駅徒歩7分、湯島駅徒歩7分、御徒町駅徒歩7分、仲御徒町駅徒歩8分、秋葉原駅徒歩8分(つくばエクスプレス。JR線は徒歩9分)
用途地域:商業地域
階建・総戸数:13階建、24戸(他店舗1戸)

末広町駅前、一昨年分譲されたブリリア秋葉原に近いポジションに誕生する物件です。

1フロア2戸のオプレジらしい小規模物件にはなりますが、線路沿いだったブリリア秋葉原とは異なり線路や大通りから内に入ったポジションで、交通至便な地ながらそこそこに落ち着きがあるのはポイントの1つでしょうか。

30・50㎡台のみの構成ですので環境面はそこまで考慮する必要はなさそうですが、最寄駅が徒歩2分、かつ、山手線が徒歩7分というあたりからしても本当に便利な立地ですね。

ブリリア秋葉原の記事でも書いたように、秋葉原だけでなく上野も近いポジションで様々なニーズに応えられるポジションになります。

公式ホームページ
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お部屋は56㎡の2LDK、南西角住戸です。中層階住戸であり西側道路の向かいの前建こそ越えますが、すぐ先には12階建相当の建物があり、視界抜けは得られません。ただ、こういった都心ならば当然のことですし日照もそこそこ得られるでしょう。

間取りは、間口にゆとりがあるとは言えない西面を1フロア2戸で分け合った形ですので、少々厳しいものになっています。

そのような中でもLDの開口部をサッシ3枚分弱確保したり、ベッドルーム1にコーナーサッシを設けるなどの努力が窺えるあたりは好感の持てる点です。ただ、やはり柱の食い込みは目立ちますし、柱位置からお分かりのように梁が横断するベッドルーム1のポジションは気になりますね。

ベッドルーム1はいわゆるギロチン下り天井が目立つ設計で、柱・梁などとの兼ね合いもあり引き戸の開きが中途なのも残念な点の1つでしょう。

坪単価は470万円。予定価格ベースにはなりますが、こちらのプランは上下で440~490万円ほどのレンジで値付けがなされた物件になります。

近年の近隣での供給にはブリリア秋葉原(平均坪単価約415万円)とシティハウス千代田外神田(平均坪単価約455万円)があり、平均的なところで言うとシティハウスよりも気持ち高いぐらいのしっかりとした水準です。

ただ、ブリリアやシティハウスにはこの物件のようなコンパクトタイプだけでなく60㎡超のファミリー向けのプランなどもありましたので単純に比較できる感じではなく、線路の影響が少ないことを考慮してもブリリアよりは少々高い、一方でシティハウスよりは安い(第一期よりは少し高いぐらいだが、値上げした後の水準よりは安い)、そんな感じでしょうか。

ブランド力があるとは言えないオプレジですし、ここはオプレジの中でも小規模で共用部等の高級感に欠ける物件ですのでけして安いとは思いませんが、ブリリアの記事でも書いたようにこのエリアは分譲マンション自体が多くありませんのでその立地に加え”普通の価格”というだけでもそこそこのニーズはあるのでしょうね。

◎コロナショックについて(大きな影響を与える可能性の高い事象なので全ての記事に追記しています)
コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。

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