ミハマシティ検見川浜【ついに出ました3DK】52㎡2,700万円台(予定)(坪単価約171万円)

ミハマシティ検見川浜。

昨夏の第一期開始時に取り上げているのですが、ようやく今秋にD棟が分譲開始されるようで、そのD棟には近年においてはレアな「3DK」が存在するということで再度取り上げた次第です。

詳細は以前の記事をご参照いただきたいのですが、当物件は1973年の若潮国体の選手村として整備された若潮ハイツの建替により誕生する大規模物件(今後予定されているⅡ街区と合わせると約1,000戸)で、事業協力者(若潮ハイツの所有者)に配慮したのかD棟には昔ながら(?)の「3DK」が施されているのです。
※若潮ハイツは40〜50㎡台の3DKや3Kなどが多かったはずです。

前回までのミハマシティ検見川浜

公式ホームページ
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お部屋はD棟の52㎡の3DK、南角住戸です。D棟の南東端に位置したポジション的には角位置になるお部屋なのですが、南東側は近接してE棟がありそちら側には開口部がないので実質的には中住戸と大差ありません。
ただ、南西方向は戸建などの低層住宅エリアになっており、低層階でも日照良好なポジションになりますね。

間取りは52.2㎡ということで住宅ローン控除が適用可能な「登記面積での50㎡以上」は”普通のプラン“ならば無理なのですが(ざっくり言うと5~6%減ぐらいが登記面積になることが多い)、このプランは共用廊下側の柱も完全にアウトフレーム化されているので、おそらく登記面積でも50㎡あるのではないでしょうか。

一般的に52㎡台だと厳しいものですが、最近で言うとローレルタワールネ浜松町のこのぐらいの面積帯のお部屋が住宅ローン控除の対象になっていたように柱の食い込みを抑えたプランによってはこのぐらいでも住宅ローン控除の対象になってきます(※正確な数字は営業マンに確認しましょう)。

さて、肝心の「3DK」についですが、田の字ベースの「3LDK」のLDが小さくなってDになった感じなのでいわゆる”昔ながらの3DK”とは異なりますね(若潮ハイツには様々なタイプがありこれに近いものもあったと思います)。

昔ながらの3DKは玄関側にDKと1つの居室があり、そこから廊下などを介することなく2つの居室が隣接している(ダイニングイン)形ですので表記は同じでも印象は全く違うものになります。

明るくプライバシー面に優れたダイニングとなるのは魅力的な反面、廊下による面積消費は大きくなる(昔の3DKと比べた場合の話)ので、やっぱりもうちょっとDKは大きい方がいいような気はしなくもないですが…。

隣接する洋室3の引き戸がきれいに開け放つことが出来るようになっていると一般的な2LDKと大差ない使い勝手が可能になったので、そこはもうひと頑張り欲しかったですね。

坪単価は予定価格で約171万円。D棟は敷地西端(南西端)のA棟と近い単価設定になるようです。角住戸を除いた主開口部の方角で言うとD棟はⅠ街区では最も”南”を向いておりそういった点が加味されてのお値段設定になるようです。

このプランは3LDKでなく3DKであるためグロスは控えめではありますが、コンパクト人気が旺盛な都心物件などではないのでグロスが嵩まないからといって単価が強くなっているなどということはないようです。

◎コロナショックについて(大きな影響を与える可能性の高い事象なので全ての記事に追記しています)
コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。

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