クリオ浅草セントラルマークス【玄関位置に配慮あるスクエアプラン】5階65㎡7,417万円(坪単価376万円)
クリオ浅草セントラルマークス。
所在地:東京都台東区浅草6-4-3他(地番)
交通:浅草駅徒歩7分(東京メトロ5:20~24:15利用可能な6番出口。東武線も徒歩7分、都営線は徒歩10分)、つくばエクスプレス浅草駅徒歩8分
用途地域:商業地域
階建・総戸数:11階建、50戸(事業協力者住戸1戸含む)
浅草6丁目、馬道通り沿いに誕生する物件です。同じ6丁目で2017年に分譲されたルジェンテ浅草よりも駅に近く、浅草寺界隈など浅草駅の中心部へのアクセス性の高さはもちろんのこと、隅田公園(及び隅田川テラス)や台東リバーサイドスポーツセンターもほど近いバランスの取れたポジションになります。
浅草界隈はコロナ禍で外国人観光客が激減したことによる打撃は非常に大きなものとなっているので心配の種は尽きませんし、そういった影響で地価は下がるはずなのでマンション価格にも影響がないとは言えません。
当物件の土地取得がどのようなタイミング、どのような経緯があってのものかまでは不明なのですが、こういった駅がほど近い通り沿いの敷地などは本来ならばホテルとの競合が小さくないはずで、コロナの影響でそういったものとの競合が小さくなれば多少なりとも今よりも目に優しい価格帯のマンションが出てくる可能性があるのではないでしょうか。
ワクチン開発によりコロナが収束すれば外国人観光客は戻ってくるでしょうし、こういった状況下でも外資系不動産ファンドなどが日本で大型投資を予定しておりチャンスを狙っている投資マネーが旺盛であることを考えると望み薄なのかもしれませんが…(最近は新築・中古共にマンションが随分と売れてますし…)。
なお、当物件は駅距離や通り沿いであることを考えればコンパクトのみの「クリオラベルヴィ」でもおかしくない印象でしたが、30~60㎡台で構成された「クリオ」になっています。
「クリオラベルヴィ」はコンパクトを武器にして強めの単価設定と感じることが多く、当物件も30㎡台と60㎡台とではかなり単価の異なる設定になっているので、コンパクトでもファミリータイプと大差ない設備コスト(主に水回り)がかかるとは言えども「クリオラベルヴィ」の方が利益率が高くなるはずですが、幅広いニーズを呼び込むことを念頭に置いた結果と思われます。
ちなみに、通学区は富士小学校で徒歩6~7分の距離感になるでしょうか。
公式ホームページ

お部屋は65㎡の3LDK、北西角住戸です。西側が馬道通りとなる両面接道のポジションですのでこの階でも圧迫感はありません。周囲には高い建物もありますが、前建はいずれの方角もこのお部屋よりも低く、南西方向からの日照も得やすいポジションですね。
間取りは、単刀直入に言って非常に素晴らしいです。
クリオシリーズらしい完全アウトフレームのスクエア設計ももちろん素晴らしいのですが、”普通のデベロッパーでは十中八九こうはならない”と断言できるのが玄関でしょうね。
当物件は敷地形状が歪であり、敷地北西頂点部に位置した当プランは南側から"共用廊下を引っ張るような形"になります。
そのため、共用廊下を削減し効率的(建築コストを抑えるという意味)に住戸面積(販売対象面積)を確保するためには玄関をなるべく南東側にしたいと考えるもので、ひどいケースだとこのプランで言うポーチの入口あたりに玄関が設計されてしまうものです。
しかしながら、当プランは門扉付の大きく深いポーチを設け、玄関を良心的なところに設けたことで廊下を短めに出来た無駄の少ないプランに出来ているということになります。
洋室3室がリビングインなのは残念な点でしょう。ただ、65㎡ならば効率性を重視したこういった設計のメリットも感じられますし、そういった玄関を南東側にひっぱったケースでは単に廊下が長くなるだけで洋室や廊下との位置関係は結局変わりませんからね…。
LDは角位置(二面採光)ではないものの、サッシ4枚分の開口部と洋室3にかけての連窓サッシ設計(引き戸がストレージの前に収納できるようになっているのも秀逸)も素晴らしいものがありますし、浴室に窓を施せているあたりも上手いですね。
坪単価は376万円。3LDKファミリータイプながら通り沿い、かつ、ノン南向きというポジションにはなりますが、日照が得られないわけではないですし、至便なこのポジションでこの単価ならば悪くはないでしょう。
目に優しい水準で早期完売したザ・パークハウス浅草に比べるとやはり明確に高い水準ではあるものの、この効率性の高い優秀なプランであれば実質単価は単純計算による数字よりも幾らか控えめに考えるべきだと思います。
◎コロナショックについて(大きな影響を与える可能性の高い事象なので全ての記事に追記しています)
コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。
所在地:東京都台東区浅草6-4-3他(地番)
交通:浅草駅徒歩7分(東京メトロ5:20~24:15利用可能な6番出口。東武線も徒歩7分、都営線は徒歩10分)、つくばエクスプレス浅草駅徒歩8分
用途地域:商業地域
階建・総戸数:11階建、50戸(事業協力者住戸1戸含む)
浅草6丁目、馬道通り沿いに誕生する物件です。同じ6丁目で2017年に分譲されたルジェンテ浅草よりも駅に近く、浅草寺界隈など浅草駅の中心部へのアクセス性の高さはもちろんのこと、隅田公園(及び隅田川テラス)や台東リバーサイドスポーツセンターもほど近いバランスの取れたポジションになります。
浅草界隈はコロナ禍で外国人観光客が激減したことによる打撃は非常に大きなものとなっているので心配の種は尽きませんし、そういった影響で地価は下がるはずなのでマンション価格にも影響がないとは言えません。
当物件の土地取得がどのようなタイミング、どのような経緯があってのものかまでは不明なのですが、こういった駅がほど近い通り沿いの敷地などは本来ならばホテルとの競合が小さくないはずで、コロナの影響でそういったものとの競合が小さくなれば多少なりとも今よりも目に優しい価格帯のマンションが出てくる可能性があるのではないでしょうか。
ワクチン開発によりコロナが収束すれば外国人観光客は戻ってくるでしょうし、こういった状況下でも外資系不動産ファンドなどが日本で大型投資を予定しておりチャンスを狙っている投資マネーが旺盛であることを考えると望み薄なのかもしれませんが…(最近は新築・中古共にマンションが随分と売れてますし…)。
なお、当物件は駅距離や通り沿いであることを考えればコンパクトのみの「クリオラベルヴィ」でもおかしくない印象でしたが、30~60㎡台で構成された「クリオ」になっています。
「クリオラベルヴィ」はコンパクトを武器にして強めの単価設定と感じることが多く、当物件も30㎡台と60㎡台とではかなり単価の異なる設定になっているので、コンパクトでもファミリータイプと大差ない設備コスト(主に水回り)がかかるとは言えども「クリオラベルヴィ」の方が利益率が高くなるはずですが、幅広いニーズを呼び込むことを念頭に置いた結果と思われます。
ちなみに、通学区は富士小学校で徒歩6~7分の距離感になるでしょうか。
公式ホームページ

お部屋は65㎡の3LDK、北西角住戸です。西側が馬道通りとなる両面接道のポジションですのでこの階でも圧迫感はありません。周囲には高い建物もありますが、前建はいずれの方角もこのお部屋よりも低く、南西方向からの日照も得やすいポジションですね。
間取りは、単刀直入に言って非常に素晴らしいです。
クリオシリーズらしい完全アウトフレームのスクエア設計ももちろん素晴らしいのですが、”普通のデベロッパーでは十中八九こうはならない”と断言できるのが玄関でしょうね。
当物件は敷地形状が歪であり、敷地北西頂点部に位置した当プランは南側から"共用廊下を引っ張るような形"になります。
そのため、共用廊下を削減し効率的(建築コストを抑えるという意味)に住戸面積(販売対象面積)を確保するためには玄関をなるべく南東側にしたいと考えるもので、ひどいケースだとこのプランで言うポーチの入口あたりに玄関が設計されてしまうものです。
しかしながら、当プランは門扉付の大きく深いポーチを設け、玄関を良心的なところに設けたことで廊下を短めに出来た無駄の少ないプランに出来ているということになります。
洋室3室がリビングインなのは残念な点でしょう。ただ、65㎡ならば効率性を重視したこういった設計のメリットも感じられますし、そういった玄関を南東側にひっぱったケースでは単に廊下が長くなるだけで洋室や廊下との位置関係は結局変わりませんからね…。
LDは角位置(二面採光)ではないものの、サッシ4枚分の開口部と洋室3にかけての連窓サッシ設計(引き戸がストレージの前に収納できるようになっているのも秀逸)も素晴らしいものがありますし、浴室に窓を施せているあたりも上手いですね。
坪単価は376万円。3LDKファミリータイプながら通り沿い、かつ、ノン南向きというポジションにはなりますが、日照が得られないわけではないですし、至便なこのポジションでこの単価ならば悪くはないでしょう。
目に優しい水準で早期完売したザ・パークハウス浅草に比べるとやはり明確に高い水準ではあるものの、この効率性の高い優秀なプランであれば実質単価は単純計算による数字よりも幾らか控えめに考えるべきだと思います。
◎コロナショックについて(大きな影響を与える可能性の高い事象なので全ての記事に追記しています)
コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。
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