ピアース自由が丘レジデンス【モリモト物件の中では平凡でもやはり立地は特別】2階38㎡5,490万円(坪単価475万円)
続けて、ピアース自由が丘レジデンス。
設計は日本エーコン、施工はイチケン、そしてデザイン監修は南條設計室(山形氏)です。
「山形氏×ピアース」はピアース武蔵小杉、ピアース東京尾久に次ぐ3件目になるはずです(ピアース西馬込やピアース祐天寺も南條設計室だったので実質的には山形氏が携わっていた可能性が高いのですが、名前が出ていたのは代表の南條氏でした)。
モリモトはアーキサイトメビウスを筆頭に、JWA、フレグライン、ウイ・アンド・エフヴィジョンなど蒼々たるデザイナーとの関係が深く(南條洋雄氏時代の南條設計室もしかりです)、山形氏が前面に出た前2物件は最近のピアースの中では低価格帯の物件(かつ、モリモトがメインに位置付けていないエリアの物件)だったのですが、ここでの起用を見ると今後はそれらのデザイナーと肩を並べる存在になっていくのかもしれません。
なお、ここのデザインはピアース祐天寺との共通点が少なくありません。
ここと大差ない小さなスケールながら2層吹抜のエントランスを実現していたピアース祐天寺のような分かりやすさ(インパクト)がないのは残念ではあるものの、エントランス上部のバルコニー周りを質感豊かな素材で囲い、かつ、バルコニー軒裏を木目調としているあたりは祐天寺と同じで、モリモト物件らしい高いデザインセンスを感じることが出来ます。
エントランスホールはかなりこじんまり(あっさり)としていますし、共用廊下も外廊下となるなどかなりの小規模とは言えモリモトのこの単価の物件ならばさらに期待していた部分があったというのが正直なところではあるのですが…。
前回のピアース自由が丘。
公式ホームページ

お部屋は38㎡の1LDK、北向き中住戸です。こちらの図面上は西向きになっていますが、正しくは北向きになります。
敷地のおよそ東半分の一低側(最高高さ10m)に位置したお部屋で、3階建部分の2階になります。
北側隣地は八幡通り沿いの二中高ではありますが、前建は2~3階建なので圧迫感まではないポジションです。
間取りは40㎡に満たないやや小ぶりな1LDKですが、近年の狭小トレンド下においてはむしろ1LDKとしては大きな方と言っていいぐらいかもしれません。
収納がかなり充実したプランになるので居室畳数にゆとりを感じることは出来ません。ただ、共用廊下側の柱はアウトフレーム化されていますし(反面、バルコニー側がインフレームなので結果として平均的なパフォーマンスと言えます)、効率性という意味でも悪くないでしょう。
坪単価は475万円。さらに条件面で難のある1階住戸にはコンパクトな30㎡台でも坪単価420万円ほどのものもありますが、貴重な自由が丘駅徒歩8分のコンパクトならば世田谷区(目黒区でない)と言えどもこのぐらいの単価帯になるのは当然でしょう。
視界面や日照面で魅力のあるお部屋ではありませんので、それをカバーする意味合いも込めてデザインや共用面の空間設計でもうひと頑張り合って欲しかったという思いもありますが、そこまでしなくとも十分過ぎるほどのニーズのある立地条件ですからね…。
設備仕様面は、少規模のためディスポーザーはありませんが、食洗機、トイレ手洗いカウンター、シーザーストーンのキッチン天板が備わっており、廊下・トイレ・洗面室床ももちろんタイル貼になっています。
管理費は298円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下ながら小規模であることが影響しやや高めの水準です。
駐車場は全5台で身障者用のみが平置、残りの4台が機械式になります。
◎コロナショックについて(大きな影響を与える可能性の高い事象なので全ての記事に追記しています)
コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。
設計は日本エーコン、施工はイチケン、そしてデザイン監修は南條設計室(山形氏)です。
「山形氏×ピアース」はピアース武蔵小杉、ピアース東京尾久に次ぐ3件目になるはずです(ピアース西馬込やピアース祐天寺も南條設計室だったので実質的には山形氏が携わっていた可能性が高いのですが、名前が出ていたのは代表の南條氏でした)。
モリモトはアーキサイトメビウスを筆頭に、JWA、フレグライン、ウイ・アンド・エフヴィジョンなど蒼々たるデザイナーとの関係が深く(南條洋雄氏時代の南條設計室もしかりです)、山形氏が前面に出た前2物件は最近のピアースの中では低価格帯の物件(かつ、モリモトがメインに位置付けていないエリアの物件)だったのですが、ここでの起用を見ると今後はそれらのデザイナーと肩を並べる存在になっていくのかもしれません。
なお、ここのデザインはピアース祐天寺との共通点が少なくありません。
ここと大差ない小さなスケールながら2層吹抜のエントランスを実現していたピアース祐天寺のような分かりやすさ(インパクト)がないのは残念ではあるものの、エントランス上部のバルコニー周りを質感豊かな素材で囲い、かつ、バルコニー軒裏を木目調としているあたりは祐天寺と同じで、モリモト物件らしい高いデザインセンスを感じることが出来ます。
エントランスホールはかなりこじんまり(あっさり)としていますし、共用廊下も外廊下となるなどかなりの小規模とは言えモリモトのこの単価の物件ならばさらに期待していた部分があったというのが正直なところではあるのですが…。
前回のピアース自由が丘。
公式ホームページ

お部屋は38㎡の1LDK、北向き中住戸です。こちらの図面上は西向きになっていますが、正しくは北向きになります。
敷地のおよそ東半分の一低側(最高高さ10m)に位置したお部屋で、3階建部分の2階になります。
北側隣地は八幡通り沿いの二中高ではありますが、前建は2~3階建なので圧迫感まではないポジションです。
間取りは40㎡に満たないやや小ぶりな1LDKですが、近年の狭小トレンド下においてはむしろ1LDKとしては大きな方と言っていいぐらいかもしれません。
収納がかなり充実したプランになるので居室畳数にゆとりを感じることは出来ません。ただ、共用廊下側の柱はアウトフレーム化されていますし(反面、バルコニー側がインフレームなので結果として平均的なパフォーマンスと言えます)、効率性という意味でも悪くないでしょう。
坪単価は475万円。さらに条件面で難のある1階住戸にはコンパクトな30㎡台でも坪単価420万円ほどのものもありますが、貴重な自由が丘駅徒歩8分のコンパクトならば世田谷区(目黒区でない)と言えどもこのぐらいの単価帯になるのは当然でしょう。
視界面や日照面で魅力のあるお部屋ではありませんので、それをカバーする意味合いも込めてデザインや共用面の空間設計でもうひと頑張り合って欲しかったという思いもありますが、そこまでしなくとも十分過ぎるほどのニーズのある立地条件ですからね…。
設備仕様面は、少規模のためディスポーザーはありませんが、食洗機、トイレ手洗いカウンター、シーザーストーンのキッチン天板が備わっており、廊下・トイレ・洗面室床ももちろんタイル貼になっています。
管理費は298円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下ながら小規模であることが影響しやや高めの水準です。
駐車場は全5台で身障者用のみが平置、残りの4台が機械式になります。
◎コロナショックについて(大きな影響を与える可能性の高い事象なので全ての記事に追記しています)
コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。
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