ピアース用賀レジデンス【アーキサイトメビウスなのでディアナっぽくはあるけど…】2階58㎡6,890万円(坪単価396万円)
続けて、ピアース用賀レジデンス。
設計はスペーステック、施工は新日本建設、そしてデザイン監修はアーキサイトメビウスです。
ここ2~3年だけでも非常に多くのピアース(ざっくり数えてみたら20件超)が分譲されている中で”アーキサイトメビウスデザイン”はピアース赤坂、ピアース東北沢の2件だけのはずなので、いかに「ピアース×アーキサイトメビウス」が貴重かお分かりいただけるのではないでしょうか。
ピアース東北沢は当時の記事で言及したように気持ちいいぐらいのディアナデザイン(ディアナコート風なのに名前がピアースという意味では気持ち悪かったのですが…)だったように、当物件もモリモト的に”ピアースの中では最上位”という位置づけになるはずです。
ディアナコート用賀はディアナコートの中で言うと"並"な印象の物件ではありましたが、どこも多かれ少なかれ似たようなデザイン…になるのが「モリモト×アーキサイトメビウス」の特徴っちゃ特徴で、この物件もエントランス周りに関してはどこかで見たことがあるような定番的なアーキサイトメビウスらしいものになります。
ただその一方で、外壁タイルはディアナコート用賀同様に織部製陶のオーダーメイド品(一枚一枚が手仕事)を用いると同時に、かなり打放しを多用した用賀やよくあるディアナコートとは少々趣の異なるデザインを採用しており、"コストを抑えつつピアースらしいシャープさを強調"した印象になりますね。
ピアース東北沢のようなコテコテのディアナらしさがないのは残念っちゃ残念ですが、あれはあれで違和感がありましたからね…。
なお、一見分かりづらい点ではあるのですが、先日のピアース千代田東神田同様にこちらも風除室ないですね…。
単価帯は似たようなものですが、こちらの方がスケールが遥かに大きいですし、70㎡台などのしっかりとした面積帯の億ションもあることを考えるとかなり不可解な設計です。
前回のピアース用賀レジデンス。
公式ホームページ


お部屋は58㎡の2LDK、南東向きのメゾネットプランになります。世田谷区では”純粋な地下住戸”が禁止されていることもあり、建築基準法上の地上1階から地下1階にかけてのメゾネットが採用されています。
ただ、南東側は2階建の戸建が立ち並んでおり、1階ならば日照はかなり得られますし、駅徒歩4分の利便性がありつつもこの落ち着きのあるポジションというのは悪くないでしょう。
ただ、間取り面において地階部分に居室スペースが多くなってしまっているのは残念ですね。
LD内の一部及びドライエリア部分の多くは上部吹抜になっているので採光に難があることはなさそうですが、やはりLDが上階に合った方が魅力的だったと感じます。
一方、階段による面積消費のある58㎡のわりには居室畳数はわりと確保出来ている印象ではあります。ただ、LDKの畳数には階段の一部が含まれていますし、地階な上に窓面からかなり奥まった位置にある行灯部屋の洋室を見てもなかなか難しい間取りですね。
なお、メゾネットであってもこのポジションならばちょっとした専用庭なんかがあると魅力的だった気もします。
稀なケースではあるのですが、このアージョ世田谷東松原DUEみたいにメゾネットと専用庭が共存しているものも中にはあります。
坪単価は396万円。地階の洋室をリビングインとしたことでメゾネットにしては効率性が高い方なので”階段等の面積消費によるメゾネットプランゆえの単価補正”はそれほど必要がないのかもしれません。
ただ、そのように地階、かつ、行灯部屋というのはどうかと思いますし、居室の多くが地下になっているということを考えるとそれなりに単価を抑えてしかるべきでしょう。
そういった観点から396万円はけして安いとは思いませんが、日照もそこそこ得られるポジションですし、このご時世として妥当な範疇ではありますかね。
設備仕様面は、けして大きな物件ではないのにディスポーザーが付いているあたりはピアースらしからぬところです。他には一般的なピアース同様で、食洗機、トイレ手洗いカウンター、シーザーストーンのキッチン天板に加え、廊下・洗面・トイレ床のタイル貼などが備わっています。
管理費は290円/㎡。ディスポーザー付、かつ、内廊下ですので思っていたよりも大分リーズナブルです。けして大きな物件ではないので300円/㎡台中盤くらいでもおかしくなかったでしょうね。
駐車場は全8台で身障者用を含む2台が平置、残りの6台が機械式になります。
◎コロナショックについて(大きな影響を与える可能性の高い事象なので全ての記事に追記しています)
コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。
設計はスペーステック、施工は新日本建設、そしてデザイン監修はアーキサイトメビウスです。
ここ2~3年だけでも非常に多くのピアース(ざっくり数えてみたら20件超)が分譲されている中で”アーキサイトメビウスデザイン”はピアース赤坂、ピアース東北沢の2件だけのはずなので、いかに「ピアース×アーキサイトメビウス」が貴重かお分かりいただけるのではないでしょうか。
ピアース東北沢は当時の記事で言及したように気持ちいいぐらいのディアナデザイン(ディアナコート風なのに名前がピアースという意味では気持ち悪かったのですが…)だったように、当物件もモリモト的に”ピアースの中では最上位”という位置づけになるはずです。
ディアナコート用賀はディアナコートの中で言うと"並"な印象の物件ではありましたが、どこも多かれ少なかれ似たようなデザイン…になるのが「モリモト×アーキサイトメビウス」の特徴っちゃ特徴で、この物件もエントランス周りに関してはどこかで見たことがあるような定番的なアーキサイトメビウスらしいものになります。
ただその一方で、外壁タイルはディアナコート用賀同様に織部製陶のオーダーメイド品(一枚一枚が手仕事)を用いると同時に、かなり打放しを多用した用賀やよくあるディアナコートとは少々趣の異なるデザインを採用しており、"コストを抑えつつピアースらしいシャープさを強調"した印象になりますね。
ピアース東北沢のようなコテコテのディアナらしさがないのは残念っちゃ残念ですが、あれはあれで違和感がありましたからね…。
なお、一見分かりづらい点ではあるのですが、先日のピアース千代田東神田同様にこちらも風除室ないですね…。
単価帯は似たようなものですが、こちらの方がスケールが遥かに大きいですし、70㎡台などのしっかりとした面積帯の億ションもあることを考えるとかなり不可解な設計です。
前回のピアース用賀レジデンス。
公式ホームページ


お部屋は58㎡の2LDK、南東向きのメゾネットプランになります。世田谷区では”純粋な地下住戸”が禁止されていることもあり、建築基準法上の地上1階から地下1階にかけてのメゾネットが採用されています。
ただ、南東側は2階建の戸建が立ち並んでおり、1階ならば日照はかなり得られますし、駅徒歩4分の利便性がありつつもこの落ち着きのあるポジションというのは悪くないでしょう。
ただ、間取り面において地階部分に居室スペースが多くなってしまっているのは残念ですね。
LD内の一部及びドライエリア部分の多くは上部吹抜になっているので採光に難があることはなさそうですが、やはりLDが上階に合った方が魅力的だったと感じます。
一方、階段による面積消費のある58㎡のわりには居室畳数はわりと確保出来ている印象ではあります。ただ、LDKの畳数には階段の一部が含まれていますし、地階な上に窓面からかなり奥まった位置にある行灯部屋の洋室を見てもなかなか難しい間取りですね。
なお、メゾネットであってもこのポジションならばちょっとした専用庭なんかがあると魅力的だった気もします。
稀なケースではあるのですが、このアージョ世田谷東松原DUEみたいにメゾネットと専用庭が共存しているものも中にはあります。
坪単価は396万円。地階の洋室をリビングインとしたことでメゾネットにしては効率性が高い方なので”階段等の面積消費によるメゾネットプランゆえの単価補正”はそれほど必要がないのかもしれません。
ただ、そのように地階、かつ、行灯部屋というのはどうかと思いますし、居室の多くが地下になっているということを考えるとそれなりに単価を抑えてしかるべきでしょう。
そういった観点から396万円はけして安いとは思いませんが、日照もそこそこ得られるポジションですし、このご時世として妥当な範疇ではありますかね。
設備仕様面は、けして大きな物件ではないのにディスポーザーが付いているあたりはピアースらしからぬところです。他には一般的なピアース同様で、食洗機、トイレ手洗いカウンター、シーザーストーンのキッチン天板に加え、廊下・洗面・トイレ床のタイル貼などが備わっています。
管理費は290円/㎡。ディスポーザー付、かつ、内廊下ですので思っていたよりも大分リーズナブルです。けして大きな物件ではないので300円/㎡台中盤くらいでもおかしくなかったでしょうね。
駐車場は全8台で身障者用を含む2台が平置、残りの6台が機械式になります。
◎コロナショックについて(大きな影響を与える可能性の高い事象なので全ての記事に追記しています)
コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。
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