ファインレジデンスふじみ野【高さを出したことによる空地のゆとりと独立エントランス】1階65㎡3,900万円台(予定)(坪単価約200万円)

続けて、ファインレジデンスふじみ野。

設計はソシアル綜合設計、施工は斎藤工業です。

南側こそ接道してはいないものの、それ以外の三方が接道した敷地面積1,700㎡弱というそこそこのスケールのプロジェクトで、総戸数40戸台の近隣物件プラウドやライオンズと比較するとスケールを感じることの出来る物件になります。

プラウドやライオンズと同じ容積率300%エリアながらそれらよりも3~4フロア分高さを出した15階建としたことで敷地的なゆとりも高めることが出来ており、エントランスを敷地南側の”住戸下部”ではなく、敷地北東部の独立した平屋設計に出来ているあたりも大きなポイントになるでしょう。

エントランスホールやアプローチにとりわけ豊かさを感じることはないものの、エントランスは庇と袖壁によってラインを際立たせた美しさがありますし、建物外観に関してもガラス手摺とアルミルーバー手摺の2種類、さらにところどころマリオンを施すなど単価帯なりに気を使っている様子が窺えます。

前回のファインレジデンスふじみ野

公式ホームページ
SnapCrab_NoName_2020-11-11_17-22-30_No-00.png
お部屋は65㎡の3LDK、南向き中住戸です。敷地西寄り、南西角住戸の東隣りにあたる中住戸で、南側は青空駐車場ではなく2階建の戸建になります。ただ、見ての通り奥行のある専用庭の付いたプランなので隣地との離隔はそれなりで日照への影響は小さなポジションですね。

間取りは65㎡の小ぶりな3LDKで、前回の記事で書いたように当物件は販売面を考慮し全体的にエリアのわりに小さめのプランを採用しています。

ただ、効率性は悪くありません。
西側は中ほどに柱が1本食い込んではいるものの、共用廊下側の柱もきれいにアウトフレーム化されており居室形状も整ったプランですね。

効率性を高めたことで全体として違和感のないプランを実現出来ていますし、やはり洋室3の引き戸がしっかりと開け放つことが出来るようになっているのも良い材料です。

坪単価は予定価格で約200万円。こちらは1階ですし、中住戸と角住戸との差はあるものの、先ほどの角住戸との単価差はかなり大きくなっており、いわゆる"パンダ部屋"になるようです。

「3LDK、3,900万円台~」と表示したいがためのお値段設定で、前建の影響はあれどプラウドの1階住戸(専用庭なし)よりも安いので、専用庭付の1階住戸に魅力を感じる方には悪くない水準でしょう。

設備仕様面は、それなりのスケールがあるとはいえこの価格帯(エリア)の総戸数76戸であればディスポーザーがないのは仕方ないところでしょうか。ただ、プラウドふじみ野にはあったトイレ手洗いカウンターがないのは残念ですね。

この単価帯ならばなくても特段違和感はないですし、プラウドがこの単価帯にしては好仕様だったというのもあるのですが、単価的にはプラウドすら上回る水準の物件ですのでもう少し頑張って欲しかったという思いはあります。なお、食洗機は付いています。

管理費は180円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下物件の中ではリーズナブルな方になります。総戸数76戸というスケールメリットが幾らか効いているのでしょう。

駐車場は全49台で、うち2台のみが平置、残りの47台が機械式になります。エントランス部分を独立させなければもっと空地を大きくし、平置駐車場などを増やす余地があったとも思いますが、管理費自体はリーズナブルな方ですので悪い提案とは感じません(目先の管理費云々よりも長期修繕計画のシミュレーション上、将来的に修繕積立金がどの程度上昇する予定になっているかが焦点になります)。

◎コロナショックについて(大きな影響を与える可能性の高い事象なので全ての記事に追記しています)
コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。

0 Comments



Post a comment