シティハウス南大塚レジデンス【強烈の一言…】67㎡10,500万円(坪単価516万円)

シティハウス南大塚レジデンス。

所在地:東京都豊島区南大塚3-44-2他7筆
交通:大塚駅徒歩3分、新大塚駅徒歩5分、(都電大塚駅前駅徒歩3分)
用途地域:商業地域
階建・総戸数:14階建、72戸(非分譲住戸10戸含む。その他店舗1区画・事務所6区画)

2016年以降長期で分譲されていたシティハウス大塚ステーションコートに続くシティハウス大塚が完成後1年以上経過してもまだ完売しておらず相も変わらず住友不動産による殿様商売が展開されている大塚駅にまたも住友物件が誕生します。

こちらは南大塚3丁目の駅南物件(山手線内側)でその2件とは少々毛色の異なる立地、大塚駅だけでなく新大塚駅が徒歩5分で使えるという高交通利便、そして、サンシャイン界隈まで徒歩約15分、出来てまもないイケ・サンパークまで徒歩10分となるなど再開発で盛り上がる池袋・東池袋側へのアクセス性の高さも魅力になるポジションなので、また違ったニーズがあるとは思いますが、同じく南大塚3丁目の駅にほど近いポジションでルフォンザ・タワー大塚というかなり強力なライバル物件があるので、”住友不動産価格”での分譲となるとやはり長期販売になるのでしょうね。

大塚駅は「JR×山手線」ではあるものの、東池袋駅直結のプラウドタワー東池袋ステーションアリーナですら平均坪単価約520万円ほどの水準なのに普通の14階建で眺望面での魅力あるお部屋がないここが500万円前後の価格設定というのは驚きですし、直近のシティハウス大塚の平均坪単価が約400万円(これまでの供給を均すとこの水準ですが、現在はもっと値上げしています…)であることを考えても本当に凄いお値段設定だなと…。

ここがこの水準だと普通にルフォンザ・タワー大塚(価格は現状未定)が安く感じてくるはずなので、住友不動産はサンケイビルからお金をもらってもいいぐらいではないかと(笑)。

なお、通学校は朋有小学校で徒歩10分の距離感になります。

公式ホームページ
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お部屋は67㎡の3LDK、南東角住戸です。南東側は同じ14階建の都営南大塚二丁目アパートがあり視界にかかってきますが、この上層階は北東及び南に向かってわりと広域で視界抜けが出てくるポジションになります。
当物件はこのプランも含め主開口部が東向きと西向きのいずれかになっているので、物件内では貴重な南に面した日照良好なプランでもあります。

間取りはそのような日照良好なポジションであることも考慮してか物件内で最も大きくなってはいるものの、”坪単価500万円を目指した”だけあって小さな3LDKですね。

共用廊下側の柱の食い込みが顕著な田の字プランですし、近年の住友不動産の物件ではお馴染みの設計とは言え、嫌が上にも淡泊さを感じずにはいられません。

専有面積のわりに収納面は充実していると思いますし、連窓サッシが採用されている点も悪くはないのですが、お値段がお値段だけにねぇ…。

この面積帯ならば中住戸2LDKなんかでも洋室1室を行灯部屋にすれば特段プラン上の問題はないですし、普通に内廊下設計で全室が外側に向かった(このプランで言う南や西に居室がある)角住戸であって欲しかったのは言うまでもありません。

坪単価は516万円。「山手線徒歩3分×丸ノ内線徒歩5分」は本当に便利ですが、そうはいっても強烈…ですね。これ以上のコメント必要はなさそうなので、割愛ってことで(笑)。

◎コロナショックについて(大きな影響を与える可能性の高い事象なので全ての記事に追記しています)
コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。

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