ザ・パークハウス所沢プレイス【効率的、かつ、特色ある玄関周り】6階76㎡5,468万円(坪単価238万円)
ザ・パークハウス所沢プレイス。
所在地:埼玉県所沢市東町319-1(地番)
交通:所沢駅徒歩5分(私道利用時。公道利用の場合は徒歩8分)
用途地域:商業地域
階建・総戸数:14階建、104戸
2018年より分譲されていたシエリア所沢の少し手前(駅側)、駅への最短ルートとして線路沿いの私道(砂利と踏石)になるポジションです。
当物件の北東側には同じく三菱地所が17階建のマンションを建設することが決まっており、このあたりもシティタワー所沢クラッシィを含む再開発の波及効果を少なからず感じますね。今年9月には東口にはなりますがグランエミオがオープン済です。
シエリアの記事でも言及しているように、ここいらへんは商業地域ながら住宅が多くを占め駅距離のわりに落ち着きのあるエリアという点は評価出来るのですが、シエリアが前建の影響で配棟に工夫が必要だったように、商業地域(日影規制はなく斜線制限も最低限のもの)ゆえに目の前にマンションが立ってしまう可能性がけして低いものではないという点は懸念材料の1つになるでしょう。
当物件の敷地はかなり南北に細長いものとなっており、建物は全戸東向きになります。現状で言えば東方向は戸建などの低層建物が広域に渡り広がっているのですが、いつ何時それなりの高さ・規模の建築計画が上がってもおかしくない状況と言えます。
なお、航空記念公園まで徒歩7分、通学区の所沢小学校までは徒歩10分の距離感になります。特に航空記念公園が徒歩7分というのは魅力で駅界隈まで徒歩5分ほどの交通・買物利便性とのバランスの良さを感じることが出来る立地条件になります。
公式ホームページ

お部屋は76㎡の3LDK、南東角住戸です。現状においての南と東は2~3階建がほとんど、高いものでも4階建といった感じなので、当住戸からは線路の先までかなり広域に渡る視界抜けが出てくる魅力的なポジションになります。
間取りに関しては、全戸東向きの物件ゆえに南に面しているのはフロア内でこのプランだけという状況で、そういった面も考慮され物件内で最も大きなものになっています。
また、正方形に近い専有部形状を実現したことで角住戸にしては廊下が短く出来ているのも大きな特長の1つで、玄関周りの設計に見所が多いですね。
廊下が短いながらもクランクインでプライバシー面への配慮がなされている点、下足スペースに面した部分とその先の部分とで廊下幅を変えることで「ゆとり」と「効率性」を共に考慮している点、そして廊下にニッチカウンターを設けている点なども評価出来ます。
そして、もう1つのポイントとなるのがアイランドキッチンです。
LDKは16.3畳なので両サイドにデッドスペースが生じるアイランドキッチンが適切だったかどうかやや微妙な印象ではあるものの、LD隣接の洋室3は引き戸を開くと違和感少なく一体利用できるので空間的な広がりを生み出す術が施されていますし、二面にしっかりとした開口部を設けるなど、”全戸が一方(東)を向いた板状マンション”という一般的な形状ながら角住戸としての魅力を最大限に高めているという意味でも好感の持てるプランでしょう。
合計28㎡弱ほどもあるL字のバルコニーも魅力の1つですね。
坪単価は238万円。上層階でも250万円ほどの設定で、上層と中層とでは現状の視界面、将来的なリスクがそれほど変わらないことを考慮したお値段設定でしょうか。
フロア内唯一の南に面したプランということでお値段は他プランよりもひと回り高いものとなっていますが、”二面”あればたとえ片側が塞がれても一面が残りますし、二面ある分中住戸よりはリスクを取りやすい印象ではありますね。
シエリアは平均坪単価約215万円だったので、平均で220~230万円程度になるであろう当物件は多少高くはなりますが、ブランド力やスケール感(共用面)で上回っていますし、違和感のある水準ではないでしょう。
◎コロナショックについて(大きな影響を与える可能性の高い事象なので全ての記事に追記しています)
コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。
所在地:埼玉県所沢市東町319-1(地番)
交通:所沢駅徒歩5分(私道利用時。公道利用の場合は徒歩8分)
用途地域:商業地域
階建・総戸数:14階建、104戸
2018年より分譲されていたシエリア所沢の少し手前(駅側)、駅への最短ルートとして線路沿いの私道(砂利と踏石)になるポジションです。
当物件の北東側には同じく三菱地所が17階建のマンションを建設することが決まっており、このあたりもシティタワー所沢クラッシィを含む再開発の波及効果を少なからず感じますね。今年9月には東口にはなりますがグランエミオがオープン済です。
シエリアの記事でも言及しているように、ここいらへんは商業地域ながら住宅が多くを占め駅距離のわりに落ち着きのあるエリアという点は評価出来るのですが、シエリアが前建の影響で配棟に工夫が必要だったように、商業地域(日影規制はなく斜線制限も最低限のもの)ゆえに目の前にマンションが立ってしまう可能性がけして低いものではないという点は懸念材料の1つになるでしょう。
当物件の敷地はかなり南北に細長いものとなっており、建物は全戸東向きになります。現状で言えば東方向は戸建などの低層建物が広域に渡り広がっているのですが、いつ何時それなりの高さ・規模の建築計画が上がってもおかしくない状況と言えます。
なお、航空記念公園まで徒歩7分、通学区の所沢小学校までは徒歩10分の距離感になります。特に航空記念公園が徒歩7分というのは魅力で駅界隈まで徒歩5分ほどの交通・買物利便性とのバランスの良さを感じることが出来る立地条件になります。
公式ホームページ

お部屋は76㎡の3LDK、南東角住戸です。現状においての南と東は2~3階建がほとんど、高いものでも4階建といった感じなので、当住戸からは線路の先までかなり広域に渡る視界抜けが出てくる魅力的なポジションになります。
間取りに関しては、全戸東向きの物件ゆえに南に面しているのはフロア内でこのプランだけという状況で、そういった面も考慮され物件内で最も大きなものになっています。
また、正方形に近い専有部形状を実現したことで角住戸にしては廊下が短く出来ているのも大きな特長の1つで、玄関周りの設計に見所が多いですね。
廊下が短いながらもクランクインでプライバシー面への配慮がなされている点、下足スペースに面した部分とその先の部分とで廊下幅を変えることで「ゆとり」と「効率性」を共に考慮している点、そして廊下にニッチカウンターを設けている点なども評価出来ます。
そして、もう1つのポイントとなるのがアイランドキッチンです。
LDKは16.3畳なので両サイドにデッドスペースが生じるアイランドキッチンが適切だったかどうかやや微妙な印象ではあるものの、LD隣接の洋室3は引き戸を開くと違和感少なく一体利用できるので空間的な広がりを生み出す術が施されていますし、二面にしっかりとした開口部を設けるなど、”全戸が一方(東)を向いた板状マンション”という一般的な形状ながら角住戸としての魅力を最大限に高めているという意味でも好感の持てるプランでしょう。
合計28㎡弱ほどもあるL字のバルコニーも魅力の1つですね。
坪単価は238万円。上層階でも250万円ほどの設定で、上層と中層とでは現状の視界面、将来的なリスクがそれほど変わらないことを考慮したお値段設定でしょうか。
フロア内唯一の南に面したプランということでお値段は他プランよりもひと回り高いものとなっていますが、”二面”あればたとえ片側が塞がれても一面が残りますし、二面ある分中住戸よりはリスクを取りやすい印象ではありますね。
シエリアは平均坪単価約215万円だったので、平均で220~230万円程度になるであろう当物件は多少高くはなりますが、ブランド力やスケール感(共用面)で上回っていますし、違和感のある水準ではないでしょう。
◎コロナショックについて(大きな影響を与える可能性の高い事象なので全ての記事に追記しています)
コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。