パークタワー勝どきミッド【「71の3L」と「69の2L」が共存】27階69㎡8,570万円(坪単価409万円)
パークタワー勝どきミッド。
先週末から今週末にかけて第1期1次が行われ、237戸が供給されました。
ミッドは事業協力者住戸を除いた570戸が一般分譲対象で進捗率としては4割ちょっとなので駅直結で話題性抜群の三井タワマンとしてはインパクトのある数字ではないのですが、1階1次は2LDK以上(55㎡以上)、22階以上、同じ向きのプランは特定の縦一列に限定するなど、供給プランを限定しての237戸であり、かなりの倍率が付いたお部屋が少なくなかったことからもお分かりのようにコロナ禍をものともしない人気物件となっています。
ハルミフラッグが五輪延期の影響を大きく受ける形になってしまったことでタイミング的にこちらに流れた方は相当数いらっしゃると思いますし、事はそう単純なものとは言い切れないのですが、”湾岸タワマンらしい眺望”はなくともやっぱりタワマンは人気があるなぁ…と。
ここは駅直結という最高・最大の魅力があってのものであるのは言うまでもないでしょう。ただ、それに加えやはり大規模ブランドタワマンならではの共用部の空間設計の豊かさや繊細な造り込み(デザイン)、そして充実した共用施設の魅力も少なからずあってのものと感じます。
ちなみに、共用施設のメインは8階フロアになります。多くがキャナルサイドの南側に位置しており、特に南側コーナー部に位置したパーティールームとしても使えるラウンジからはとてもいい感じにラグーンが見下ろせるというニクい設計です。
ミッドの高層階にはラウンジなどはないのですが、53階にはスカイラウンジ及びルーフトップラウンジというかなり広々としたスペースがあり、ミッドの住民も利用できる予定になっているので、タワマンの共用施設としても申し分ないでしょう(これだけの規模のマンションですので貸し切りの予約はなかなかとれなそうではありますが…)。
また、8階のスタディラウンジに加え、3階には約300㎡のコミュニティスペースがあり、会議室、個室ブース、そしてコピー機なども備えているので”自宅”での仕事環境という点での魅力も相当に高い物件になりますね。
前回までのパークタワー勝どきミッド。
公式ホームページ

お部屋は69㎡の2LDK、北向き中住戸です。勝どきビュータワーなどの影響はありますが、隣接しているわけではないですし、スカイツリーが見えるなど眺望的な魅力は小さくありません。
このエリアにはまだまだ潜在的な再開発がありますので、将来的な不確定要素はどうしてもつきまといますが、少なくとも現状においてはタワマンらしい魅力的な眺望になるでしょう。
間取りは70㎡近い面積帯(トランクルームを入れると70㎡超)がありながら2LDKになっているのが最大の特徴と言ってよいかもしれません。
この面積帯があるのであれば引き戸の開け閉めで2LDKor3LDKどちらも可能な柔軟性の高いプランニングの方が潰しが効いていたとは思いますが、あくまで2LDKとして考えるのであればこのようなプランの方が居室配置がきれいで使い勝手が良いですし、「71㎡の3LDK」がある中で「69㎡の2LDK」があるというのは”大規模物件ゆえ””人気物件ゆえ”のプラン設定でしょうね。
普通の物件ではこんな”共存関係”はまずお目にかかることはなく、グロスが嵩んだ2LDKでもディンクスニーズ(小さなお子さんのいるご家族含む)が十分にあるだろうとの自信がなくては出来ない芸当なのです。
ちなみにこの隣の同じ北向き中住戸には56㎡の2LDKがあり、大規模物件らしくしっかりと”2LDKの幅”を設けているあたりは抜け目がないですね。
坪単価は409万円。隣のその56㎡の2LDKは430万円とグロス差が生じる分やはりかなり差がありますね(56㎡は予定価格から100万円下がりましたがそれでもまだ結構差があります)。
やはりこの面積帯でリセールを想定した場合には3LDKの方が手堅い印象ではあるものの、こういった物件ならばこのような2LDKのニーズも十分にあるはずですし、トランクルームを含めればさらに控えめな403万円になりますので(多くの物件はトランクルームを含めて表示するのが一般的)、これまでの記事で書いたようにやはりこのご時世にしては現実的なお値段設定なのだと思います。
管理費は356円/㎡。ディスポーザー付の内廊下はもちろんのこと、コンシェルジュ、24時間有人管理、各階ゴミ置場なども付いてのものですので、リーズナブルな方です。
共用施設等も充実していますが、1物件でも1,121戸、2物件合わせると総戸数2,786戸という超の付く大規模物件で、そのあたりのスケールメリットが幾らか効いているのだと思います。
◎コロナショックについて(大きな影響を与える可能性の高い事象なので全ての記事に追記しています)
コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。
先週末から今週末にかけて第1期1次が行われ、237戸が供給されました。
ミッドは事業協力者住戸を除いた570戸が一般分譲対象で進捗率としては4割ちょっとなので駅直結で話題性抜群の三井タワマンとしてはインパクトのある数字ではないのですが、1階1次は2LDK以上(55㎡以上)、22階以上、同じ向きのプランは特定の縦一列に限定するなど、供給プランを限定しての237戸であり、かなりの倍率が付いたお部屋が少なくなかったことからもお分かりのようにコロナ禍をものともしない人気物件となっています。
ハルミフラッグが五輪延期の影響を大きく受ける形になってしまったことでタイミング的にこちらに流れた方は相当数いらっしゃると思いますし、事はそう単純なものとは言い切れないのですが、”湾岸タワマンらしい眺望”はなくともやっぱりタワマンは人気があるなぁ…と。
ここは駅直結という最高・最大の魅力があってのものであるのは言うまでもないでしょう。ただ、それに加えやはり大規模ブランドタワマンならではの共用部の空間設計の豊かさや繊細な造り込み(デザイン)、そして充実した共用施設の魅力も少なからずあってのものと感じます。
ちなみに、共用施設のメインは8階フロアになります。多くがキャナルサイドの南側に位置しており、特に南側コーナー部に位置したパーティールームとしても使えるラウンジからはとてもいい感じにラグーンが見下ろせるというニクい設計です。
ミッドの高層階にはラウンジなどはないのですが、53階にはスカイラウンジ及びルーフトップラウンジというかなり広々としたスペースがあり、ミッドの住民も利用できる予定になっているので、タワマンの共用施設としても申し分ないでしょう(これだけの規模のマンションですので貸し切りの予約はなかなかとれなそうではありますが…)。
また、8階のスタディラウンジに加え、3階には約300㎡のコミュニティスペースがあり、会議室、個室ブース、そしてコピー機なども備えているので”自宅”での仕事環境という点での魅力も相当に高い物件になりますね。
前回までのパークタワー勝どきミッド。
公式ホームページ

お部屋は69㎡の2LDK、北向き中住戸です。勝どきビュータワーなどの影響はありますが、隣接しているわけではないですし、スカイツリーが見えるなど眺望的な魅力は小さくありません。
このエリアにはまだまだ潜在的な再開発がありますので、将来的な不確定要素はどうしてもつきまといますが、少なくとも現状においてはタワマンらしい魅力的な眺望になるでしょう。
間取りは70㎡近い面積帯(トランクルームを入れると70㎡超)がありながら2LDKになっているのが最大の特徴と言ってよいかもしれません。
この面積帯があるのであれば引き戸の開け閉めで2LDKor3LDKどちらも可能な柔軟性の高いプランニングの方が潰しが効いていたとは思いますが、あくまで2LDKとして考えるのであればこのようなプランの方が居室配置がきれいで使い勝手が良いですし、「71㎡の3LDK」がある中で「69㎡の2LDK」があるというのは”大規模物件ゆえ””人気物件ゆえ”のプラン設定でしょうね。
普通の物件ではこんな”共存関係”はまずお目にかかることはなく、グロスが嵩んだ2LDKでもディンクスニーズ(小さなお子さんのいるご家族含む)が十分にあるだろうとの自信がなくては出来ない芸当なのです。
ちなみにこの隣の同じ北向き中住戸には56㎡の2LDKがあり、大規模物件らしくしっかりと”2LDKの幅”を設けているあたりは抜け目がないですね。
坪単価は409万円。隣のその56㎡の2LDKは430万円とグロス差が生じる分やはりかなり差がありますね(56㎡は予定価格から100万円下がりましたがそれでもまだ結構差があります)。
やはりこの面積帯でリセールを想定した場合には3LDKの方が手堅い印象ではあるものの、こういった物件ならばこのような2LDKのニーズも十分にあるはずですし、トランクルームを含めればさらに控えめな403万円になりますので(多くの物件はトランクルームを含めて表示するのが一般的)、これまでの記事で書いたようにやはりこのご時世にしては現実的なお値段設定なのだと思います。
管理費は356円/㎡。ディスポーザー付の内廊下はもちろんのこと、コンシェルジュ、24時間有人管理、各階ゴミ置場なども付いてのものですので、リーズナブルな方です。
共用施設等も充実していますが、1物件でも1,121戸、2物件合わせると総戸数2,786戸という超の付く大規模物件で、そのあたりのスケールメリットが幾らか効いているのだと思います。
◎コロナショックについて(大きな影響を与える可能性の高い事象なので全ての記事に追記しています)
コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。
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