パークホームズ駒沢大学【最上階なりの75㎡の2LDK】6階75㎡11,988万円(坪単価527万円)

パークホームズ駒沢大学。

所在地:東京都世田谷区上馬4-10-14
交通:駒沢大学駅徒歩3分
用途地域:第一種中高層住居専用地域
階建・総戸数:6階建、35戸(うち一般販売対象住戸25戸)

1年ほど前に分譲開始されたパークホームズ駒沢二丁目に次ぐパークホームズで、駒沢2丁目と上馬4丁目というアドレスの違いはあるものの、246及び首都高から北側に入った第一種中高層住居専用地域という点は共通しています。

2014年のパークホームズ駒沢ザ・レジデンスも通りから内に入った一中高エリアでしたし、この界隈のパークホームズは規模的には小ぶりながらいずれもなかなか魅力のあるポジションですよね。

ここは南側が青空駐車場などで首都高のところまで高い建物がないので、騒音面の影響も多少出てはくるのでしょうが、駅徒歩3分でのこのポジションはかなり恵まれていると感じますし、利便性と環境面のバランスが取れています。

駅前なので買物便はむろん優れていますし、通学区の駒沢小学校が徒歩6分(通学路換算)となるなど子育て世代にとっても申し分のないポジションになるでしょう。

公式ホームページ
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お部屋は75㎡の2LDK、南西角住戸です。南側正面方向に限れば246の先までピンポイントに高い建物がなくこの最上階住戸からは奥行のある視界抜けが望めます。
246沿いにはシティタワー駒沢大学ステーションコートなど高い建物がありますので、パノラマ的な視界抜けが得られるわけではないものの、日照はもちろん良好ですし、物件内で最も魅力あるポジションになるでしょう。

そのように南側は青空駐車場なので将来的に建物に変わる可能性は十分にありますが、こちらと同じ第二種高度地区指定を受けた一中高、かつ、敷地の南北の奥行から考えればこちらよりも高い建物にはならないはずで、この最上階住戸においては至近距離で視界が塞がれることはないはずです。

間取りは面積的には拍子抜けするぐらいの大きさなのですが、75㎡ながら2LDK(一般的な物件ならば3LDKになるのが普通)になっており、最上階だけに設けられたなかなかに特徴あるプランになります。

最大の特長と言えるのが南側のワイドな開口部(下り天高が約2.05mと低く、サッシ高も低いのは残念)に面した豊かなLDKでしょう。キッチンはコの字型のオープンタイプなのでかなり開放感が高いですし、形・大きさ的にもこのLDKは素晴らしいものがありますね。

キッチンと洗面室がつながった2WAY設計も非常に便利ですし、ルーバルなどはないながらも最上階住戸らしい魅力豊かなプランです。

なお、共用廊下が内廊下になっている点、また、バルコニー屋根の南側半分程度がガラス庇になっているところも最上階住戸のみの特別な仕様になります。

坪単価は527万円。平均でも450~460万円は下らない物件で、物件内で最も良いポジションのわりにはそれほど際立った水準ではありません。

しかしながら、パークホームズ駒沢二丁目は平均坪単価約415万円でしたのでやはり駅近な分かなり上げてきましたし、2017年の駅徒歩1分のシティタワー駒沢大学ステーションコートでも平均坪単価約450万円(間取りがアレでしたけどね…)でしたので、さらに相場の上昇を感じずにはいられません。

まぁ、田園都市線沿いでは2018年のディアナコート用賀が平均坪単価約465万円、今年はディアナコート三軒茶屋が平均坪単価約490万円で分譲済ですんでそういったところとの比較で言うと納得ではあるのですが…。

◎コロナショックについて(大きな影響を与える可能性の高い事象なので全ての記事に追記しています)
コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。

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