クリオレジダンス横濱綱島【ディスポーザー、水盤あってもリーズナブルな管理費】1階66㎡5,495万円(坪単価275万円)

続けて、クリオレジダンス横濱綱島。

設計はいしばし設計、施工は大勝です。
その他、デザイン監修にデザインショップ・アーキテクツ、そして、ランドスケープデザインにはクリオ横濱綱島クリオ横濱綱島ガーデンマークスに続きいろ葉デザインを起用しており、特色の少なくない物件です。

先行2物件はこちらもよりも小ぶりなスケール(特にガーデンマークスは総戸数31戸の小規模)だったにもかかわらず敷地内に水盤(パッシブ性も考慮してのもの)を設けていたのが特に印象的で、総戸数99戸という随一のスケールを有した当物件にも当然のごとく水盤が施されています。

前2物件が小規模ながら水盤を採用していたことでこちらは後に引けない感じになっているところがあるはずで、必ずしもそこに拘る必要はなかったとも思うわけですが(水物は維持費もかかりますしね)、当物件はそれらよりもさらにスケールを有した物件ということでエントランス横にコワーキングスペースを用意し時代のニーズに対応出来ているのは大規模物件ならではでしょう。

近年のクリオレジダンスの中では小ぶりな方ということもあり、フラッグシップブランドであるクリオレジダンスにしては若干地味な印象があるのは否定できません。

しかしながら、前2物件の”エコの流れ”を止めることなく綱島エリア初・明和地所初のZEH-M(Orientd)採用しているのはやはり大きな特徴でそういった面もあってのクリオレジダンスなのでしょうね。

前回のクリオレジダンス横濱綱島

公式ホームページ
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お部屋は66㎡の3LDK、南向き中住戸です。南側は接道していないものの、2階建の戸建となった良好なポジションで、1階でも日照的に申し分のない戸建感覚の得られる専用庭付プランになります。

専用庭よりもテラス部分が大きくなった少々珍しいタイプなのでそこいらへんは好み次第になるのでしょうが、しっかりと奥行のあるスペースが確保出来ているので前建までの距離もありますし、1階住戸としては恵まれたポジションです。

間取りは中住戸ながら行灯部屋が生じた少々珍しいケースになります。
特にスパンが短い印象はありませんので洗面・浴室のところに洋室を配置したいわゆる田の字プランの方が無難だった印象もありますが、好み次第ではあるでしょうね。

一方、やはり共用廊下側の柱が非常にきれいにアウトフレーム化されており、玄関前にしっかりとしたアルコーブスペースがあるのは評価出来る点でしょう。

洋室2の引き戸が物入の前に収納できる(きれいに開け放つことが出来る)設計になっているのも好感の持てる点です。

坪単価は275万円。当物件には東向き(道路向きと敷地内側のシーズンズガーデン向きの2棟がある)があるので日照面等を考えればこのお部屋よりも単価帯のこなれたお部屋があること自体は当然なのですが(1階とは言え南向きなので物件内の下限にはならないということ)、南向きの2階住戸が250万円ほどであるのに対し、1階がこの水準というのは解せません。

この界隈は標高約4mほどの低地ゆえにハザードマップ上はどうしても色が付いてしまうエリアなわけですし、パークサイドだったり特大の専用庭付といったようなとりわけ条件の優れた1階住戸ではないので…。

設備仕様面は、スケールを活かしディスポーザー、他も食洗機、トイレ手洗いカウンター、フィオレストーンのキッチン天板など違和感のないものです。

管理費は179円/㎡。外廊下ですがディスポーザー付でのこの水準はかなりリーズナブルです。上述のように共用部に水物(水盤)あってのものですし、このランニングコストは少なからず魅力的なものとなるはずです。

駐車場は全43台で1階住戸隣接の専用駐車場2台を除いた41台が機械式になります。

◎コロナショックについて(大きな影響を与える可能性の高い事象なので全ての記事に追記しています)
コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。

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