プラウド湘南藤沢ガーデン【土間とつながルーム】2階73㎡4,798万円(坪単価218万円)

続けて、プラウド湘南藤沢ガーデン。

設計はジャイロアーキテクツ、施工は大末建設で直床になります。直床なので近年のプラウドで頻繁に採用されるミライフルは導入されていません。

当物件の特長はその”ガーデン”というネーミングに集約されるでしょう。
ガーデンは響き・印象の良い言葉なのでプラウドに限らず多くの物件で使われるのですが、そこに明確な決まりはなく、”名だけのガーデン”と感じる物件も少なくありません。

しかしながら、こちらは奥田公園側の眺望に重きを置いた配棟、そして、敷地内の豊かな緑と、”ガーデン”と名付けるに相応しい要素がしっかりと存在していますね。

敷地面積3,400㎡超に約69%という高い空地率が実現出来た物件で、境川沿いの植栽を充実させても全台平置となった56台分の駐車場を確保出来ているあたりもバランスが良いと感じます。

エントランスホール脇にはラウンジ兼集会室がありますし、エントランス周りも総戸数93戸というスケールなりのゆとりを感じることが出来るでしょう。

前回のプラウド湘南藤沢ガーデン

公式ホームページ
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お部屋は73㎡の3LDK、西向き中住戸です。低層階でももちろんリバービューとなるお部屋です。境川の手前には敷地内の植栽も望めます。

間取りは田の字ベースの横長リビングプランですが、キッチンがバルコニー側にあるのが大きなポイントですね。

キッチンがいわゆるオープンタイプでないあたりを残念に感じる方もいらっしゃると思いますが、この位置にしたことで洗面所への動線を使いやすいものと出来ているので、そういった面での魅力はあるでしょう。もちろんキッチンの背後に上部がカウンターになったタイプの食器棚などを設けることが出来ますし、壁(パントリー側)によせたりアイランド的に配置したりと、後付けゆえに自由に配置することが出来るのも良い材料かもしれません。

坪単価は218万円。250万円ほどとなる上層階のような眺望らしい眺望が得られるわけではありません。ただ、低層階でもリバービューではありますし、半永久的に抜けが保たれることを考えれば目に優しい方だと思います。川沿いということで異常気象による水害リスクを完全に排除することは出来ないことが考慮されている部分はあるのでしょうね。

設備仕様面は、ディスポーザー、食洗機、トイレ手洗いカウンター、水回りの天然石天板仕様(袖壁まで)など、単価帯以上の充実したものと言えます。

管理費は209円/㎡。外廊下ですが、ディスポーザー付でこの水準ならば悪くないでしょう。とりわけスケールのある物件ではなく以下のように全て平置駐車場と出来ていることも功を奏していると思います。

駐車場は身障者用を含む全56台で全て平置です。

◎コロナショックについて(大きな影響を与える可能性の高い事象なので全ての記事に追記しています)
コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。

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