ブリリア目黒青葉台【かなりシンプルな方のアーキサイトメビウスデザイン】2階40㎡5,638万円(坪単価466万円)
続けて、ブリリア目黒青葉台。
設計はアーキサイトメビウス、施工は奈良建設で、今秋竣工済の完成売りになります。
モリモト(※ピアース目黒青葉台のデザインはアーキサイトメビウスではなくフレグライン)ほどではないものの、東京建物はアーキサイトメビウスを起用することが少なくなく、この立地条件に限ったことではないのですが、この目黒区青葉台でのアーキサイトメビウスの起用は”正解”の1つと感じます。
ただその一方で、「東京建物×アーキサイトメビウス」の物件は、"ディアナコート"などに見られる「モリモト×アーキサイトメビウス」のケースよりは落ち着いたデザインになることが多い印象で、当物件は20~50㎡台が大半となった総戸数41戸という小ぶりなスケールも影響してかエントランス周りは思っていた以上にシンプルな設えなのは気になります。
照明デザインに実績豊富なライティングMの森氏を起用し、光による陰影や色味を加えることで特に夜間は良い雰囲気になるものの、モノトーン調の建物デザインに関しても昨今の”ちょっとデザインに凝ったワンルーム投資マンション”ぐらいの印象で、50~70㎡台などの立派な価格帯(グロス)とのバランスを考えるともう少し頑張って欲しかったという思いがありますね(アーキサイトメビウスの腕というよりもデベロッパーの方針や予算(コスト)の影響が大きいでしょう)。
前回のブリリア目黒青葉台。
公式ホームページ

お部屋は40㎡の1LDK、南向き中住戸です。敷地の東西で言うとやや中央西寄りに位置したお部屋で、南側道路の向かいに4階建の建物があります。そのサイドにも3階建があるので視界抜けは得られないものの、日照に関しては問題ないまずまずのポジションです。
視界抜けが得られないことから「2~3階はほぼほぼ20~30㎡台」で構成された物件なのですが、前回の記事でも書いたように大通りから1本入っただけでも落ち着きが出てきますし、日照面を考えればもっとしっかりとした面積のプランがあっても何らおかしくなかったぐらいのポジションですね。
間取りは、やはりバルコニー側の柱のアウトフレームが中途半端なのが気になりますが、全体で見れば柱の食い込みが抑えられており悪くありません。
洋室は3.4畳と小さめながらも形はまずまずですし、引き戸を開くことでLDとの一体利用も可能になる柔軟性もあります。
一方、気になるのは惜しくも面積が40㎡に届いていない点でしょうか。
正確には39.98㎡(トランクルーム含む)のプランであり、ギリギリでも40㎡に乗っていた方が印象が良かったと思います。
坪単価は466万円。ピアースの30㎡台前半の1LDKは坪単価500万円超でしたので、控えめに映ります。
こちらの1LDKは近年の都心部の1LDKの中では面積が大きめでグロス価格が嵩むことが考慮されているものと思われますが、当物件は26㎡の1Rタイプの南向きでも坪単価484万円~という設定になっていることからも分かるように、南面良好(日照良好)なポジションのわりには低層階はやや控えめな印象ですね。
コンパクトプランに日照を望む方(日中自宅にいることが多い方など)にとってはこのご時世としては悪くない水準と言えると思います。
設備仕様面は、小規模のためディスポーザーはありません。ただ、食洗機、シーザーストーンのキッチン天板(1LDK以下はデュポンのモデスト)、ミストサウナ、トイレ手洗いカウンター、カップボード、タイル貼の廊下などが備わっており、それ以外はまずまずと言えます。
管理費は380円/㎡。ディスポーザーはありませんが、小規模ながら内廊下を採用していることもあってか少々高めです。
駐車場は全8台で身障者用のみが平置、残りの7台が機械式になります。
◎コロナショックについて(大きな影響を与える可能性の高い事象なので全ての記事に追記しています)
コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。
設計はアーキサイトメビウス、施工は奈良建設で、今秋竣工済の完成売りになります。
モリモト(※ピアース目黒青葉台のデザインはアーキサイトメビウスではなくフレグライン)ほどではないものの、東京建物はアーキサイトメビウスを起用することが少なくなく、この立地条件に限ったことではないのですが、この目黒区青葉台でのアーキサイトメビウスの起用は”正解”の1つと感じます。
ただその一方で、「東京建物×アーキサイトメビウス」の物件は、"ディアナコート"などに見られる「モリモト×アーキサイトメビウス」のケースよりは落ち着いたデザインになることが多い印象で、当物件は20~50㎡台が大半となった総戸数41戸という小ぶりなスケールも影響してかエントランス周りは思っていた以上にシンプルな設えなのは気になります。
照明デザインに実績豊富なライティングMの森氏を起用し、光による陰影や色味を加えることで特に夜間は良い雰囲気になるものの、モノトーン調の建物デザインに関しても昨今の”ちょっとデザインに凝ったワンルーム投資マンション”ぐらいの印象で、50~70㎡台などの立派な価格帯(グロス)とのバランスを考えるともう少し頑張って欲しかったという思いがありますね(アーキサイトメビウスの腕というよりもデベロッパーの方針や予算(コスト)の影響が大きいでしょう)。
前回のブリリア目黒青葉台。
公式ホームページ

お部屋は40㎡の1LDK、南向き中住戸です。敷地の東西で言うとやや中央西寄りに位置したお部屋で、南側道路の向かいに4階建の建物があります。そのサイドにも3階建があるので視界抜けは得られないものの、日照に関しては問題ないまずまずのポジションです。
視界抜けが得られないことから「2~3階はほぼほぼ20~30㎡台」で構成された物件なのですが、前回の記事でも書いたように大通りから1本入っただけでも落ち着きが出てきますし、日照面を考えればもっとしっかりとした面積のプランがあっても何らおかしくなかったぐらいのポジションですね。
間取りは、やはりバルコニー側の柱のアウトフレームが中途半端なのが気になりますが、全体で見れば柱の食い込みが抑えられており悪くありません。
洋室は3.4畳と小さめながらも形はまずまずですし、引き戸を開くことでLDとの一体利用も可能になる柔軟性もあります。
一方、気になるのは惜しくも面積が40㎡に届いていない点でしょうか。
正確には39.98㎡(トランクルーム含む)のプランであり、ギリギリでも40㎡に乗っていた方が印象が良かったと思います。
坪単価は466万円。ピアースの30㎡台前半の1LDKは坪単価500万円超でしたので、控えめに映ります。
こちらの1LDKは近年の都心部の1LDKの中では面積が大きめでグロス価格が嵩むことが考慮されているものと思われますが、当物件は26㎡の1Rタイプの南向きでも坪単価484万円~という設定になっていることからも分かるように、南面良好(日照良好)なポジションのわりには低層階はやや控えめな印象ですね。
コンパクトプランに日照を望む方(日中自宅にいることが多い方など)にとってはこのご時世としては悪くない水準と言えると思います。
設備仕様面は、小規模のためディスポーザーはありません。ただ、食洗機、シーザーストーンのキッチン天板(1LDK以下はデュポンのモデスト)、ミストサウナ、トイレ手洗いカウンター、カップボード、タイル貼の廊下などが備わっており、それ以外はまずまずと言えます。
管理費は380円/㎡。ディスポーザーはありませんが、小規模ながら内廊下を採用していることもあってか少々高めです。
駐車場は全8台で身障者用のみが平置、残りの7台が機械式になります。
◎コロナショックについて(大きな影響を与える可能性の高い事象なので全ての記事に追記しています)
コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。
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