2020年差別化部門②【トレンド的にもハマる物件が多いです】

2020年差別化部門の続きになります。
2020年差別化部門①

【銀賞】(順不同)
プラウド中目黒
ブランズ練馬中村北
ミオカステーロ都筑ふれあいの丘
パークホームズ市が尾荏田西
ザ・パークハウス高輪タワー

【銀賞】受賞物件のキーワードは"面積"です。
プラウド中目黒は"衝撃の16㎡"、他4物件は”ゆとりある面積帯”が受賞理由になります。

プラウド中目黒は浴槽すらない限界まで絞ったプランがあったことが最大のポイントですが、それと同時に最上階(14階)や屋上に共用空間を施したことで、コロナにより色濃くなったテレワーク時代にもハマるコンセプトだったと思います。

また、他4物件もコロナ禍を先取りしたかのような豊かな面積帯がポイントになっており、特にブランズ練馬中村北の80㎡超の多さ(最大100㎡超まで)、ミオカステーロ都筑ふれあいの丘の上から下まで90㎡(南西角)には驚かされました。

ザ・パークハウス高輪タワーは都心一等地のプレミア感の強い物件とは言え、「総戸数164戸中29戸が100㎡超」というのは異例で、ゆとりある住戸をお探しの方にとっては潰しの効いた物件でした。

面積帯が大きくグロス価格が嵩んでいることで販売上苦戦してしまうことも少なくないのですが、やはり一定数こういった物件が必要なのは言うまでもないことで、デベロッパーの方々にはぜひとも適材適所の精神で頑張って欲しいなぁ…と。

【銅賞】(順不同)
リリーゼ練馬中村橋
ノブレス相模大野
プレミスト平和台
ローレルコート赤羽
ルネ南柏駅前
クレヴィア日本橋水天宮前HAMACHOレジデンス
ライオンズ横濱瀬谷ステーションスクエア
グランファーレ本厚木レジェンドスクエア

【銅賞】はめちゃくちゃ多くなってしまいましたので、より簡潔に…。

上の2つは耐震面が理由で、ノブレス相模大野はこのシリーズならではの免震構造、リリーゼ練馬中村橋は耐震等級3(リリーゼは耐震等級2を採用することが多く、それでも差別化要素として十分なのですがここはそれをも上回る「3」)がスペシャルです。

そして、プレミスト~クレヴィアまでの4物件は、「ゼッチ×●●」が受賞理由になります。
●●は、それぞれ違って、プレミスト平和台ルネ南柏駅前は”駅近”、ローレルコート赤羽は”エリア9年ぶりのスケール”や”フラットスラブ”、クレヴィア日本橋水天宮前HAMACHOレジデンスは”小規模ながら秀逸なデザイン”がゼッチと合わさることで差別化を高めることが出来ていたと思います。

コロナによるテレワークの普及で"おうち時間"が長くなっている方も多いでしょうし、ゼッチによる快適な空間や省エネ性能というのはトレンド的にもビッタシハマるものです。

残りの2物件のうちの1つライオンズ横濱瀬谷ステーションスクエアは、やはり再開発によるペデストリアンデッキ駅直結の立地が主要因ですが、10階建総戸数144戸というスケールながら各階ゴミ置場を採用するなどの意外性も見逃せないポイントでした。

最後のグランファーレ本厚木レジェンドスクエアは、日本グランデ(北海道を主戦場としているデベロッパー)の首都圏初分譲となる物件で、そういった点も異例さを強調してしまっているところもあるとは思うのですが、総戸数41戸でバーベキュースペース併設の屋上スカイテラス、コンシェルジュサービス(管理費212円/㎡と異常な安さ)、そして、全熱交換型24時間換気(+炭パワークリーンシステム)という3本の矢(私が勝手に言っているだけです)は普通では考えられない異彩を放つ物件でした。

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