ヴェレーナ横浜井土ヶ谷ザ・フロント【全体的にかなり面積絞ってます】1階61㎡4,098万円(坪単価224万円)
続けて、ヴェレーナ横浜井土ヶ谷ザ・フロント。
設計は設計集団宙組、施工は三木組です。
設計集団宙組はビッグヴァンのクオスシリーズでの実績が豊富な会社で、同じタイミングでの分譲となったヴェレーナ鶴見と同じになります。
これまでヴェレーナシリーズで宙組が起用されることはなかったはずで、ヴェレーナ鶴見の事業主がオッジ(ビッグヴァンと関係の深い会社)であることが関係しているようですね。こちらの物件自体にはオッジは関係していないのですが、そういった流れがこちらにも影響を及ぼしているのは間違いなく、今後のヴェレーナの動向が気になりますね。
ヴェレーナと言えばユーロデザイン(「ヴェレーナグラン」除く)で、デザイン監修はインターデザインが行うのが通例なのですが、鶴見もここもインターデザインは関わっていないようです。
ここは、横浜の歴史と文化をオマージュしたオーセンティックなテイストになっており、好みの分かれる個性的なデザインが多いヴェレーナの中ではより万人受けを意識したものと言えるでしょうか。
総戸数33戸の小規模なので共用部等にゆとりを感じることはないものの、ノスタルジーを感じさせつつもモダニズムを追求したデザインで、クランクインアプローチとなったエントランス周りもなかなか素敵な出来栄えです。
前回のヴェレーナ横浜井土ヶ谷ザ・フロント。
公式ホームページ

お部屋は60㎡超の2LDK+S、南東向き中住戸です。南東方向は接道してはいませんが、戸建住宅で構成されているので1階でも日照に問題はありません。見ての通りわりと奥行のある専用庭があるので、隣地との離隔という点も問題ありません。
ただ、間取りはやはり小さいですね…。
角住戸に67㎡というのはありますが、それ以外だと先ほどの南角ですら63㎡ですし、中住戸は3LDK(2LDK+S含む)でもこういった60㎡そこそこのものが多くなっています。前回の記事でも書いたようにグロスの嵩みを強く意識した消極的なプランニングという印象ですね。
こういった1階住戸は専用庭という「+α空間」があり、連窓サッシによる空間的なつながりを考慮すれば専有面積以上の使い勝手が期待出来はするのですが、流石に60㎡ほどではLD単体で10畳確保することは出来ませんし、こじんまりとした洗面所、1317の浴室も残念な点でしょう。
坪単価は224万円。上述のように日照的には問題のない1階住戸で、敷地西寄りに位置し環状1号の影響も小さいことを考えれば悪くない水準だと思います。
この単価帯に出来るのであればもう少しゆったりした面積帯を心掛けた方が良かった印象もあるのですが、こういった低層階をしっかり目の面積帯としてしまうと面積を絞った上層階とのグロス差が小さくなり、物件全体で多くのニーズを生み出すことが出来なくなるので(価格の幅を大きく出来ない)、現実問題難しいところですね(さらに言うと、フロアによってプラン構成を変えるのも簡単ではない)。
設備仕様面は、少戸数のためディスポーザーがないのは当然といったところですが、一方でトイレ手洗いカウンターがないのは残念ですね。
食洗機、ミストサウナは付いています。
管理費は253円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下ですが、総戸数33戸の小ぶりなスケールならば致し方ない水準でしょう。
駐車場は全8台で機械式になります。
◎コロナショックについて(大きな影響を与える可能性の高い事象なので全ての記事に追記しています)
コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。
設計は設計集団宙組、施工は三木組です。
設計集団宙組はビッグヴァンのクオスシリーズでの実績が豊富な会社で、同じタイミングでの分譲となったヴェレーナ鶴見と同じになります。
これまでヴェレーナシリーズで宙組が起用されることはなかったはずで、ヴェレーナ鶴見の事業主がオッジ(ビッグヴァンと関係の深い会社)であることが関係しているようですね。こちらの物件自体にはオッジは関係していないのですが、そういった流れがこちらにも影響を及ぼしているのは間違いなく、今後のヴェレーナの動向が気になりますね。
ヴェレーナと言えばユーロデザイン(「ヴェレーナグラン」除く)で、デザイン監修はインターデザインが行うのが通例なのですが、鶴見もここもインターデザインは関わっていないようです。
ここは、横浜の歴史と文化をオマージュしたオーセンティックなテイストになっており、好みの分かれる個性的なデザインが多いヴェレーナの中ではより万人受けを意識したものと言えるでしょうか。
総戸数33戸の小規模なので共用部等にゆとりを感じることはないものの、ノスタルジーを感じさせつつもモダニズムを追求したデザインで、クランクインアプローチとなったエントランス周りもなかなか素敵な出来栄えです。
前回のヴェレーナ横浜井土ヶ谷ザ・フロント。
公式ホームページ

お部屋は60㎡超の2LDK+S、南東向き中住戸です。南東方向は接道してはいませんが、戸建住宅で構成されているので1階でも日照に問題はありません。見ての通りわりと奥行のある専用庭があるので、隣地との離隔という点も問題ありません。
ただ、間取りはやはり小さいですね…。
角住戸に67㎡というのはありますが、それ以外だと先ほどの南角ですら63㎡ですし、中住戸は3LDK(2LDK+S含む)でもこういった60㎡そこそこのものが多くなっています。前回の記事でも書いたようにグロスの嵩みを強く意識した消極的なプランニングという印象ですね。
こういった1階住戸は専用庭という「+α空間」があり、連窓サッシによる空間的なつながりを考慮すれば専有面積以上の使い勝手が期待出来はするのですが、流石に60㎡ほどではLD単体で10畳確保することは出来ませんし、こじんまりとした洗面所、1317の浴室も残念な点でしょう。
坪単価は224万円。上述のように日照的には問題のない1階住戸で、敷地西寄りに位置し環状1号の影響も小さいことを考えれば悪くない水準だと思います。
この単価帯に出来るのであればもう少しゆったりした面積帯を心掛けた方が良かった印象もあるのですが、こういった低層階をしっかり目の面積帯としてしまうと面積を絞った上層階とのグロス差が小さくなり、物件全体で多くのニーズを生み出すことが出来なくなるので(価格の幅を大きく出来ない)、現実問題難しいところですね(さらに言うと、フロアによってプラン構成を変えるのも簡単ではない)。
設備仕様面は、少戸数のためディスポーザーがないのは当然といったところですが、一方でトイレ手洗いカウンターがないのは残念ですね。
食洗機、ミストサウナは付いています。
管理費は253円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下ですが、総戸数33戸の小ぶりなスケールならば致し方ない水準でしょう。
駐車場は全8台で機械式になります。
◎コロナショックについて(大きな影響を与える可能性の高い事象なので全ての記事に追記しています)
コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。
関連記事
- デュフレ横浜石川町【ハードな立地ゆえに共用空間で差別化】8階45㎡3,540万円(坪単価261万円)
- デュフレ横浜石川町【強烈な立地】8階75㎡5,930万円(坪単価260万円)
- ヴェレーナ横浜井土ヶ谷ザ・フロント【全体的にかなり面積絞ってます】1階61㎡4,098万円(坪単価224万円)
- ヴェレーナ横浜井土ヶ谷ザ・フロント【15年ぶりの北口徒歩5分圏内】6階63㎡5,198万円(坪単価274万円)
- プラウド横浜反町公園【公園向きは全戸にパークビューカウンター】3階47㎡4,988万円(坪単価354万円)