ヴェレーナ鶴見【落ち着きある住宅街の徒歩7分】2階75㎡6,698万円(坪単価295万円)

ヴェレーナ鶴見。

所在地:神奈川県横浜市鶴見区寺谷2-322-1他(地番)。
交通:鶴見駅徒歩7分、京急鶴見駅徒歩12分
用途地域:第二種中高層住居専用地域
階建・総戸数:5階建、41戸

鶴見駅の西口エリアでの分譲は2016年のクリオ鶴見豊岡町ウエストコート以来になります。

クリオのウエストコートは徒歩4分だったのでまだ駅前の喧騒がありましたが、こちらは住居系(二中高)の住宅街に位置しており、かなり落ち着きがありますね。

駅前に賑わいのある鶴見駅の徒歩7分でのこの周辺環境はかなりバランスの良いものですし、戸建などの小さな敷地が多く、高さ制限によりスケールのあるマンションが難しいエリアのためか分譲マンションの供給が非常に少ないという点でもわりと希少性を感じることが出来ます。

もちろん買物便は良好ですし、通学区の豊岡小学校が徒歩3分ということで子育て世代にとってもかなり魅力的な立地ではないでしょうか。

なお、設計会社の関係でヴェレーナ横浜井土ヶ谷ザ・フロントの記事で言及済ですが、こちらの物件の”事業主はオッジ”であり、”売主が大和地所レジデンス”という関係になります。
※オッジはクオスのビッグヴァンの役員だった方が立ち上げた会社でビッグヴァンとの関係が深いです。

そのためかヴェレーナ感の薄い佇まい(いわゆるユーロデザインではなくサインを見ないとヴェレーナとは分からないはず)になっているのも大きなポイントになるでしょう(詳細は次記事)。

公式ホームページ
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お部屋は75㎡の3LDK、北東角住戸です。東側は接道し、いずれの方角も高いものでも3階建というポジションです。視界抜けこそ得られませんが、圧迫感はなく南東方向からは日照を得ることが出来るでしょう。

間取りは物件内では大きな方で、近年にしてはしっかりした面積帯です。同時期分譲のヴェレーナ横浜井土ヶ谷ザ・フロントはエリア・立地が異なるとはいえ横浜市のファミリー向けマンションであるのは同じですので随分と面積に違いが生じたものだと感じます。

こちらは中住戸でも70㎡が多く、このご時世としては全体的にゆったりしていますね。

間取りの細かなところで言うと、玄関が凸な位置にあるので廊下はわりと長めです。
ただ、玄関位置的な玄関に窓を設けることが出来ていますし、面積帯なりに収納が充実しているあたりも魅力的な点になるでしょうか。

坪単価は295万円。ルーフバルコニー付で視界抜けも望める上層階住戸には330万円程度のものもあり、立地が良い分そこそこの水準にはなっています。

ただ、やや小ぶりな面積帯でその分単価が多少高めに出ていたとは言えクリオ鶴見豊岡町ウエストコートの時点で約300万円のお値段が付いていたエリアですし、ここは面積をこのご時世してはしっかり目にしたこともあるのか想定していたよりも単価が伸びていない印象を受けます。

この単価でもグロスは立派な水準ではありますが、落ち着きあるポジションで面積もある程度追求したい方にはフィットしてくる物件だと思います。

落ち着きある環境ながら日照時間が短いあたりはややミスマッチと言える点でそのあたりの影響も多少はありそうですが…。

◎コロナショックについて(大きな影響を与える可能性の高い事象なので全ての記事に追記しています)
コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。

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