2020年マンション番付完全版【マンションオブザイヤー発表!】

お次はいよいよ2020年マンション番付【完全版】になります。

12月23日時点で公開しているものはこちらです。
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早速ですが、未発表の関脇から順に簡単にコメントしていきましょう。

【関脇】はプラウド文京千駄木ヒルトップ、プラウドタワー東池袋ステーションアリーナの2つになります。

プラウド文京千駄木ヒルトップは、23日の番付で「あつまれ文京の森」としていたものです。物件自体に”森”感はとりわけないのですが、千駄木ですので古くは木々がいっぱいあったところですし、物件が森鴎外記念館の隣という点も大きな特徴の1つでしたからね。

販売部門、管理費部門、差別化部門の3部門でランクインしていましたし(正直なところ意識していませんでした…)、けして大きな物件ではないながらもかなり存在感の高い物件でしたね(”コロナ前”物件という感じで、番付上”2020年におけるインパクト”という意味合いで少し割り引いているところがあります)。

次のプラウドタワー東池袋ステーションアリーナは、「Go Toイベント」としていたものです。なにしろ”アリーナ”ですから…。

こちらも好調な販売面で注目を浴びたのはもちろんのこと、駅直結の立地はやはり非常に魅力的なものでした。タワマンとしては小ぶりで共用面にやや物足りなさを感じたりもしましたが、南傾斜となる南方向の眺望はスペシャルでしたし、住戸によって管理費単価などが異なる”新しい価値観”も興味深いものでしたね。

ご参考⇒2020年管理費ランキング

お次は【大関】です。
6物件あるので少々長くなりますが1つずつ発表していきましょう。

まずはプラウドタワー亀戸クロスです。
亀戸駅徒歩2分サンストリート亀戸跡地の住商一体の大規模再開発プロジェクトで、立地やスケールももちろん大きな魅力だったのですが、差別化部門の金賞受賞に相応しい免震構造や床快フルの採用という点でも高い存在感を示した物件でしたね。

床快フルによる住戸内全体の快適さ(光熱費のコスパの良さ)と商業施設が一体であるあたりはまさに"ステイホーム"に最適と言えます。

続くのはザ・パークハウス鎌倉です。
この物件は何といっても"まさに、鎌倉"というキャッチフレーズが使われた若宮大路の段葛沿いの超貴重なポジションがスペシャルなのですが、それに留まることなく鎌倉に縁のある坂倉建築研究所によるデザイン、そして新エアロテックの採用という点でも高く評価出来る物件だったと思います。

ちなみに、23日時点の番付では"THE1185"としており鎌倉幕府の成立が1185年だからです。
私が子供の時はもちろん「いい国作ろう」だったのですが、今の教科書は「良い箱作ろう」の1185年なんですよね…。ザ・パークハウス鎌倉は確かに"良い箱"だわ(笑)。

3つ目はプラウド代官山フロント
こちらはデザイン部門の金賞物件であり、"やっぱりスカートがたまらなかった"ですね。変態みたいですが(汗)。

ラ・フェンテ代官山跡地という代官山の1つの顔となるポジションに相応しくPDP LONDONによる腕が惜しみなく振るわれた物件で、そのデザインだけでごはん3杯はいけました(笑)。

4つ目はザ・レジデンス四谷になります。
こちらは"THE428"、まんまですね。

マンション自体は小ぶりですが、やはり四谷駅前という立地とコモレ四谷との一体開発のレジデンスという点での特別感は群を抜いており、ガーデンの曲面デザインも惚れ惚れするものでした。

そして5つ目と6つ目、大関の残りの2つはいずれも三井の物件でパークコート虎ノ門とパークタワー勝どきミッドになります。
パークコート虎ノ門はデザイン部門と間取り部門の2つで【金賞】となった物件で、三井の超高額物件、かつ、"純住宅"のコンセプトに相応しい真っ向勝負の高いパフォーマンスがやっぱり素晴らしかったですね。

ちなみに、虎ノ門のゆるキャラ"カモ虎課長"は当物件に直接関係はないのですが、個人的にはトラのもん(ドラえもんをモチーフにした虎ノ門ヒルズのキャラクター)よりも好きです(爆)。プロフィールは「虎ノ門とビールが 大好き過ぎて尿酸値がK点突破!痛風、腰痛もち裸一貫で戦うサラリーマン(コロナにかかったら大変なことになりそう…)」となっています。
ゆるキャラグランプリでは昨年が最高の158位でちょっとイマイチなので、皆様もう少し応援してあげて下さい(笑)。

残る1つパークタワー勝どきミッドは、「特別な立地とデザインに留まることのない、最先端、かつ、一風変わったコンセプト」を採用し、「販売部門【金賞】受賞の売れ行き」の裏打ちもあるという点で大関に相応しい物件だったと思います。

と、いうわけで大関全6物件の発表が終わりましたので、いよいよ横綱の発表です。

2020年の横綱は、















ありません!

正確には横綱の物件はなくて一昨年と同じで2020年も「横綱不在場所」としました。
つまり、大関最上位のパークタワー勝どきミッドが2020年のマンションオブザイヤーということになります!パチパチ!

やはりシンプルにパフォーマンス(インパクト)的なところで言うとパークコート虎ノ門の方が上回っていたとは思うのですが、やはり”価格帯的なところ”なしには語れませんし、コロナなしでは語れない2020年という時代において「BRIDGE TO THE NEXT」をコンセプトにトレンドに的確に対応し、明るい未来を感じさせる物件になっていたというのは大きかったですね。2020年という時代に最も確かな足跡(平均倍率2.7倍・最高倍率27倍)を残すと同時に多くの人々の記憶にも残ったのはパークタワー勝どきミッドだったのかなと。

【2020年マンション番付(完全版)】はこちらになります。
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横綱へのハードルが上がってしまっており、少々困っている自分がいます(汗)。
それでも悩むことなく横綱と言える物件が出てくることに期待してこの記事を締めたいと思います。
最後まで読んでいただき有難うございました。

※この後に年末のご挨拶を兼ねてもう1記事書きますので、お時間がある方はもう少しお付き合いいただければ幸いです。

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