ブランズ桜新町【初の駅徒歩1分】4階80㎡11,480万円(坪単価475万円)

ブランズ桜新町。

所在地:東京都世田谷区桜新町2-525-4(地番)
交通:桜新町駅徒歩1分
用途地域:準工業地域、近隣商業地域
階建・総戸数:地上7階地下1階建、47戸(事業協力者住戸16戸含む)

データのある1995年以降、初めて桜新町駅徒歩1分となる分譲マンションになります。

南面は接道しておらず中層階以下は視界への影響が大きい、かつ、駅前ゆえの喧騒も不可避ではあるものの、西口を出てすぐのポジションで1分と言う数字以上のインパクトのある立地です。特に30~50㎡台などを求める単身やディンクスには魅力的に映るはずでまたとない物件と言えるのではないでしょうか。

視界抜けも出てくる上層階には70~80㎡台もあるものの、物件の中心となるのは30~50㎡台で、変に背伸びをすることなくこの地にフィットするであろうプランが多く施されているあたりにも好感の持てる物件です。

なお、駅前ゆえの買物利便性の高さは言わずもがなですが、一方で通学区の桜町小学校は徒歩12分と結構距離感がありますし、やはりこの地だとコンパクトの方が向いている印象にはなるでしょうか。

公式ホームページ
SnapCrab_NoName_2020-12-14_9-24-14_No-00.png
お部屋は小数点以下を四捨五入すると80㎡になる3LDK、南東角住戸です。多少の階高の差はあるものの、南も東も3階建の建物ばかりとなったエリアなので、この4階住戸からだと日照に加え、視界抜けも出てきます。

抜けが出てくる分、駅前の喧騒の影響は強くなりますが、駅徒歩1分でのこの環境はむしろ良い方と感じるぐらいでファミリータイプとしても魅力のあるポジションでしょう。

南側は前建との距離が近く、飲食店も多いのは懸念材料の1つです。ただ、当物件は完成売りということで臭いなどを実際に体感出来るのは1つの安心材料になるでしょう(風向き次第で変わることもあるので絶対安心とまでは言い切れませんが…)。

間取りは、面積上惜しくも80㎡に達しておらず、やや中途半端な印象にはなります。

ただ、ルーバル云々を抜きにしてもかなり個性のあるプランで、ハマる人にはハマるプランだと思いますね。
3LDK角住戸としてはけして大きくはない面積帯を考慮してか洋室3室全てをリビングインとすることで効率性をこれ以上ないぐらい高めたプランで、LDKの19.6畳や充実した収納は80㎡に満たない3LDKとしては出色のものです。

ルーバル側にしっかりとした開口部を設け、かつ、アイランドキッチンとしたLDKは開放感もかなり高いですし、洋室に加え洗面所もリビングインになった動線がライフスタイルにフィットするようであれば魅力的なプランになることでしょう。

坪単価は475万円。やはり立地的に言えばファミリータイプよりもコンパクトタイプであるためか、これだけインパクトのある角住戸プランであっても同階コンパクトプラン(30㎡台中住戸)よりも単価が伸びていない状況にあります。

ただ逆に言うと、ルーバルまで付いた特色と効率性を兼ね備えたプランがこの単価というのはこのご時世リーズナブルな印象があるのも確かで、”リビングイン”に抵抗のない方には持ってこいでしょうね。

隣駅にはなりますが、駅徒歩1分でファミリータイプ中心のディアナコート用賀の平均坪単価が約465万円(条件のよいプランは坪単価500万円超)だったことを考えてもこのプランのこの単価は目に優しく感じます。

◎コロナショックについて(大きな影響を与える可能性の高い事象なので全ての記事に追記しています)
コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。

0 Comments



Post a comment