2021年ちょっと気になるマンション【野村不動産編】

本日は「ちょっと気になるマンション」2021年版で、野村不動産編になります。
2021年ちょっと気になるマンション

※例年同様、ホームページが公開され正式に分譲が決まっているものだけでなく、まだ建築計画段階のものなど(賃貸等になってしまう可能性もゼロではない)も合わせて取り上げていきます。一応は2021年に分譲開始されそうなものを中心に選んではいますが、来年にズレ込む物件もあるでしょうし(完成売りになるとやはりズレ込みます)、そもそも詳細が明らかになっていない物件もある中で「気になった物件」「注目したい物件」を挙げているだけで「=オススメ物件」ではないことご留意下さい。

【野村不動産】(順不同)
プラウド新虎通り
プラウド練馬中村橋マークス
プラウド瑞江

(以下は、建築計画段階のもの)
西五反田3丁目プロジェクトC棟
武蔵新城駅前計画
武蔵浦和駅前計画
浦和区仲町計画
平井5丁目駅前地区第一種市街地再開発事業

まずは正式リリース済のものから行きましょう。
プラウド新虎通りはけして大きなスケールでないながらも再開発の進む新虎通り沿いならではと感じる瀟洒なデザイン、そして、プラウド練馬中村橋マークスは練馬区内で”駅近最大級”となる総戸数186戸のスケール感を活かしたガーデン、ラウンジ、そしてテレワークによりニーズがより一層強まるプライベートブースなどトレンドに即したパフォーマンスが印象的ですね。

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新虎通りの上層2フロアにあるこちらの144㎡は新虎通り側(北側)のガラスウォールが印象的なラグジュアリープランです。この面積帯と居室配置ならばいわゆるリビングスルー設計ではなく、ベッドルームからリビングを通らずに玄関に行ける形でPP分離を図って欲しかった印象ではありますが…。

建築計画段階のもので言うと、西五反田3丁目プロジェクトは注目している方も多いのではないでしょうか。
JR東日本の社宅跡地の開発で3棟のうちA棟(主に事務所・店舗)・B棟(主に賃貸マンション)はJR東日本グループによるものですが、C棟は野村不動産が主体(他にJR東日本都市開発)となった分譲のタワーマンション(32階建総戸数301戸予定)で、設計・施工が竹中工務店であることもさることながら、高さ126.5m(最高部128.7m)で32階建、つまり、単純計算で階高約3.95m(むろん低層部の共用階は階高が高くなるのでしょうが、下部に商業施設が入るわけではなく、不思議なほど高さがあると感じる)あるという点からも非常に気になっている物件になります。

また、武蔵浦和駅前計画(18階建・延床面積37,600㎡超)もJR東日本都市開発とのJVで、このタッグ自体にも注目が集まるのですが、この武蔵浦和駅前計画は高層ZEH-M(ゼッチ・マンション)の認定物件になるという点でも注目でしょう。

最後にもう1つ、平井5丁目駅前地区の再開発は29階建のタワマンが予定されています。

平井駅北口のロータリーに面したポジションのランドマーク性の高い再開発で、公開済のイメージによると商業施設や保育所の入る1~3階の下層部分が"緩やかな曲面設計"になっているあたりにも注目出来る物件ですね。

スケール感のある再開発らしく広場状の公開空地も豊かなものになりそうですし、楽しみな開発の1つになります。

ちなみに、分譲ではなく賃貸にはなるのですが、野村不動産はプラウドフラット森下Ⅴというスケール感のある賃貸マンションの計画もありますね。
千歳1丁目に誕生する延床面積10,000㎡超ということで世が世なら分譲マンションもあり得たはずですが、三方角地とは言え囲まれ感の強いポジションなので賃貸になるのも納得ではあるでしょう。

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