リビオレゾン入船【この面積帯の2LDKならばもう少し…】8階45㎡6,058万円(坪単価443万円)

リビオレゾン入船(東京・銀座トライアングルプロジェクト)。

所在地:東京都中央区入船1-11-1他(地番)
交通:八丁堀駅徒歩3分、新富町駅徒歩5分、宝町駅徒歩9分、茅場町駅徒歩10分、銀座一丁目駅徒歩11分、京橋駅徒歩12分、東京駅徒歩17分
用途地域:商業地域
階建・総戸数:12階建、36戸(うち非分譲住戸5戸)

2019年末から最近まで分譲されていたクレヴィア東京八丁堀中央湊の並びに誕生する物件で、アドレスこそ違いはするものの立地環境は大差なく、小ぶりなスケールも同様です。

あちらは40㎡台と60㎡台で構成されていたのに対し、こちらは全戸30~40㎡台のコンパクトに特化したプランニングになるのでそこまで重要なことではないのかもしれませんが、新大橋通りから1本入ったまずまず落ち着きのあるポジションで、桜川公園が徒歩2分、鉄砲洲児童公園も徒歩3分となるなど都心部ながら環境面での魅力は窺えますね。

なお、このエリアの最大のポイントとなるのはやはり複数駅複数路線が利用できる高アクセス性でしょう。上述のように徒歩10分圏内に駅がたくさんありますし、徒歩17分とは言え東京駅が徒歩圏になるのはやはり魅力的な点になるはずです。

まぁ、東京駅が徒歩16~20分程度の物件は少なくないわけで「東京・銀座トライアングルプロジェクト」と言われると少々大袈裟(過大広告)なんじゃないかとも思ってしまうわけですが…。

公式ホームページ
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お部屋は45㎡の2LDK、北東角住戸です。この階だと北側道路の向かいの7階建(階高がこちらよりも高い)のビルが視界にかかりますが、東側は前建を越えますし(その先には主税局の入るビルがあり視界が妨げられます)、北東方向は比較的背の低い建物が立っているので視界は悪くはないでしょう。

間取りは北西角住戸とほぼ同じ大きさで物件内(非分譲住戸除く)では最大級のものになります。

ただ、当プランも北西角も45㎡ながら2LDKになっており、このご時世なりにかなりコンパクトなものにはなりますね。

北西角の洋室1室は2.3畳という驚きの小ささで(リビオレゾン三ノ輪ステーションプレミアの2.8畳も驚きましたが…)、それと比べれば違和感のないものではあるのですが、北東頂点部の柱の食い込みは結構存在感がありますし、LDの入口付近の実質的な廊下部分が大き目なのも気になるところでしょう。

浴室は1317なので悪くないものの、やはり収納は少なめ、また、開口部が角住戸らしさに欠けるあたりも残念に感じます。

坪単価は443万円。クレヴィア東京八丁堀中央湊の40㎡台(1LDK)は380~440万円ほどだったはずで、近い水準になるようですね。

視界的な魅力が高いポジションとは言えないのでもうちょっと頑張って欲しかった感はありますが、”2LDKにしてはグロスが控えめ”なことも単価が強めになる要因でしょうね。
これでも2018年のグリーンパーク中央湊の50㎡台中盤の一般的な大きさの2LDKの上層階とほぼ同じグロスなわけで、2LDKとは言えこの面積で6,000万円超は十分立派なお値段だと思うわけですが…。
※ちなみに当物件の事業主(売主)にはグリーンパークの坂入産業も名を連ねています。

◎コロナショックについて(大きな影響を与える可能性の高い事象なので全ての記事に追記しています)
コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。

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