シティハウス小金井公園【ついにこちらも分譲開始】7階77㎡6,000万円(坪単価259万円)

シティハウス小金井公園。

所在地:東京都小平市花小金井南町1-890-17(地番)
交通:花小金井駅徒歩10分
用途地域:第一種中高層住居専用地域、第二種中高層住居専用地域
階建・総戸数:9階建(建築基準法上は地上8階地下1階建、740戸)

シティテラス小金井公園の分譲開始から約4年半もの時が経過し、ついにこちらが分譲開始されます。
ホームページには”待望の新街区誕生”と書かれつつも、シティハウス小金井公園はやっとのことで最近完売したわけですし、こちらを待ち望んでいた方がそんなにいるとは思えない、というのが正直な感想ですけど…。

シティテラス(総戸数922戸)よりはいくらか少なくなるとは言え、さらなる740戸ですのでさらに長い期間かけて売るんだろうねぇ…。
※完成時期は約1年後の2022年2月中旬ですので、実質完成売りみたいなものです(笑)。

なお、立地条件及び当物件を検討する上での最大のポイントと言っても過言ではないシャトルバスについてはシティテラスの記事でガッツリ書いているのでそちらを参考にしていただければ幸いです。

シティテラスとは異なりこちらのシャトルバスは「6時台~25時台」と言及されてはいませんが、大差ないスケールを有した物件なのでそれに近い運用が出来るはずで敷地内停留所もシティテラス同様に2か所あるなど、超大規模物件だからこそ実現できる魅力的な取り組みであることは確かでしょうね。

近年の住友不動産はちょっとやそっとのスケール程度では共用部を充実させたマンションを作りませんが、ここは超大規模、かつ、シティテラスという共用施設を充実させた兄弟物件が隣にある手前、共用施設等にも力を入れていますし、敷地の豊かな大規模物件が好みの方、共用施設を使い倒したい方(もちろん小金井公園が大好きなことが前提。笑)にとってはやはり魅力的な物件ということになってくるのだと思います。

こちらはいくらか花小金井駅が遠くはなっていますが、そもそもどちらもどの棟かによって差がありますし、こちらはシティテラスほど敷地内の鉄塔の存在感が高くないのも良い点の1つにはなるでしょう。

なお、通学校の小平第八小学校は徒歩16分と子供の足だとかなり距離がありますし、買い物関係も近いのはローソンストア100ぐらいで後は駅界隈になってしまうのは残念な点でしょう。

もちろんネットスーパーを利用する手がありますし、こちらの物件の大半が埋まれば近隣にスーパーが出来るぐらいの商圏が生まれるとは思いますけれども。

公式ホームページ
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お部屋はG棟の77㎡の3LDK、南西角住戸です。当物件はシティテラス同様にA~Hの8棟で構成されており、おしりの2棟(G・H)が敷地南端小金井カントリー倶楽部に隣接する南面開放ポジションに位置しています。

シティテラスの記事でも言及したように、ゴルフ場との間に防球ネットが施されざるを得ないのは玉に瑕ですが、板状ゆえに角住戸率の低いマンションになりますし、総戸数740戸の中でも魅力の高いポジションなのは間違いありません。

なお、西方向には6階建のマンションがあり、視界への影響は残りますが、日照に関しては問題ないでしょう。

間取りはそのような条件の良い角住戸らしくそこそこの大きさにはなっています。ただ、G棟中低層部の南西角住戸(86㎡の4LDK)などに比べれば小さくはなりますね。

プランも田の字ベースの一般的なもので西方向に前建の影響が残るとはいえ、西側の淡泊な開口部も勿体なく感じてしまいます。

専有面積のわりにLDの12.5畳は小さめながら、その代わりに収納が非常に充実しているのは特徴の1つになるのだと思いますが、グロスで6,000万円にもなるエリア内ではかなりの高額住戸になるわけですし、もっと”ときめくような何か”が欲しかったところですね。

坪単価は259万円。シティテラスは第一期の時点で270万円ほどのお部屋がありましたし、こういった条件の良いお部屋に関しては約4年半の時が経過してもお値段に特段の動きは生じていないようですね。
都下のマンション市況は一部の人気エリアを除きずぅ~っと低調であり、価格も伸び悩みが激しいのでこの水準が限界なのだと思います。

この物件はシティテラスの分譲当時の記事で言及したように、あまりに販売戸数が多いためか住不物件にしては現実的な価格設定ではあると思うので、4年半の時が経過しても大差ない水準を保っているという意味では悪くはないでしょう。

4年以上かかったとはいえ922戸ですんでペースとしては何気にいいですし…。

◎コロナショックについて(大きな影響を与える可能性の高い事象なので全ての記事に追記しています)
コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。

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