グランドメゾン鷺沼ザ・ヴィラ【こちらも東名沿いの丘上】2階74㎡5,620万円(坪単価251万円)
グランドメゾン鷺沼ザ・ヴィラ。
所在地:神奈川県川崎市宮前区鷺沼4-17-3(地番)
交通:鷺沼駅徒歩12分、たまプラーザ駅徒歩19分
用途地域:第二種中高層住居専用地域、第二種住居地域
階建・総戸数:地上6階地下1階建、86戸
敷地西側が東名に隣接するポジションは、エリアを有数の大規模物件ドレッセ鷺沼の杜プライムフォレストや1年ちょっと前から分譲されているローレルコート鷺沼と酷似しています。
東名が眼下となるひな壇ポジションで、西方向の眺めはやはり魅力ではあるものの、ローレルコートが好調とは言えない状況ですし、積水ハウスの先行物件グランドメゾン鷺沼コートもまだ完売しておりませんので販売は楽ではなさそうですね。
南側道路の向かいでは2018年にクオス鷺沼ザ・ブライトコートも分譲されていましたし、近隣でここまで立て続けにマンションが分譲されるとは思っていなかったというのが正直なところです。
ローレルコートよりもさらに標高の高いポジションで、ホームページで"別世界"とまで表現してしまう視界抜けは確かに魅力の1つではあるでしょう。ただ、そのようにこの東名沿いに複数のマンションが並ぶ中で、駅から遠い方になりますし、起伏もあるので利便性はお世辞にも芳しいものではないでしょう。
この界隈はスーパー(駅付近)も遠いですし、さらに通学区の鷺沼小学校も徒歩14分となるなど、駅距離(起伏もある)や東名沿いであること以外にもデメリットがあるのはやはり気になるところでしょうね。
公式ホームページ

お部屋は74㎡の3LDK、西向き中住戸です。建築基準法上は1階(エントランス階)になるポジションですが、そのように西方向(東名方向)は標高がグンと低くなっており、この階でもしっかりと視界抜けを得ることが出来ます。
ただ、敷地形状が影響し、隣接する西向き中住戸が南西側に突き出ているため、南西方向からの日照の得にくいポジションで、日照面は西日が中心になります。当然のことながら東名の影響(※)は小さくないですし、条件の良いポジションとは言い難いですね。
※西側開口部には二重サッシが採用されているので、窓を閉めていればほとんど影響はないはずです。ただ、開放感の高いポジションながら外気が心地良い季節に窓を開け放っての生活がしづらいのは残念です。
間取りは74㎡ということで中住戸にしては大き目、かつ物件内でも大きなものですね。
プランはグランドメゾン鷺沼コートほどではないながらも吹抜を複数設けたからこそ実現出来ているもので、このプランは洋室1の東側が吹抜に面しています。
洋室1が共用廊下に面していないだけでなく、玄関を一般的な東側ではなく南側に設けたことで一般的な田の字プランと比べプライバシー面で優れたものに出来ていますし、柱の食い込みが抑えられている点などからも積水ハウスの物件らしい繊細さが窺えると同時に好感が持てるプランです。
坪単価は251万円。上層階でも270万円ほどの水準で、低層階でも「視界抜け」という点では大差ないポジションのため単価差は大きくはありません。
東向きとは大差のない水準ですが、限られた南向きの上層階には坪単価300万円超のものもあり、"西方向の視界抜けをアピールしているわりにはそのプレミアムをほとんど考慮していない"のは悪くないでしょう。
しかしながら、ローレルコートの東名沿いのお部屋と同じか気持ち高いぐらいの設定であり、こちらの方が駅距離があることを考えるともう少し頑張って欲しかったところですね。
類似する後発物件なので需給面での悪材料もあるわけですし…。
◎コロナショックについて(大きな影響を与える可能性の高い事象なので全ての記事に追記しています)
コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。
所在地:神奈川県川崎市宮前区鷺沼4-17-3(地番)
交通:鷺沼駅徒歩12分、たまプラーザ駅徒歩19分
用途地域:第二種中高層住居専用地域、第二種住居地域
階建・総戸数:地上6階地下1階建、86戸
敷地西側が東名に隣接するポジションは、エリアを有数の大規模物件ドレッセ鷺沼の杜プライムフォレストや1年ちょっと前から分譲されているローレルコート鷺沼と酷似しています。
東名が眼下となるひな壇ポジションで、西方向の眺めはやはり魅力ではあるものの、ローレルコートが好調とは言えない状況ですし、積水ハウスの先行物件グランドメゾン鷺沼コートもまだ完売しておりませんので販売は楽ではなさそうですね。
南側道路の向かいでは2018年にクオス鷺沼ザ・ブライトコートも分譲されていましたし、近隣でここまで立て続けにマンションが分譲されるとは思っていなかったというのが正直なところです。
ローレルコートよりもさらに標高の高いポジションで、ホームページで"別世界"とまで表現してしまう視界抜けは確かに魅力の1つではあるでしょう。ただ、そのようにこの東名沿いに複数のマンションが並ぶ中で、駅から遠い方になりますし、起伏もあるので利便性はお世辞にも芳しいものではないでしょう。
この界隈はスーパー(駅付近)も遠いですし、さらに通学区の鷺沼小学校も徒歩14分となるなど、駅距離(起伏もある)や東名沿いであること以外にもデメリットがあるのはやはり気になるところでしょうね。
公式ホームページ

お部屋は74㎡の3LDK、西向き中住戸です。建築基準法上は1階(エントランス階)になるポジションですが、そのように西方向(東名方向)は標高がグンと低くなっており、この階でもしっかりと視界抜けを得ることが出来ます。
ただ、敷地形状が影響し、隣接する西向き中住戸が南西側に突き出ているため、南西方向からの日照の得にくいポジションで、日照面は西日が中心になります。当然のことながら東名の影響(※)は小さくないですし、条件の良いポジションとは言い難いですね。
※西側開口部には二重サッシが採用されているので、窓を閉めていればほとんど影響はないはずです。ただ、開放感の高いポジションながら外気が心地良い季節に窓を開け放っての生活がしづらいのは残念です。
間取りは74㎡ということで中住戸にしては大き目、かつ物件内でも大きなものですね。
プランはグランドメゾン鷺沼コートほどではないながらも吹抜を複数設けたからこそ実現出来ているもので、このプランは洋室1の東側が吹抜に面しています。
洋室1が共用廊下に面していないだけでなく、玄関を一般的な東側ではなく南側に設けたことで一般的な田の字プランと比べプライバシー面で優れたものに出来ていますし、柱の食い込みが抑えられている点などからも積水ハウスの物件らしい繊細さが窺えると同時に好感が持てるプランです。
坪単価は251万円。上層階でも270万円ほどの水準で、低層階でも「視界抜け」という点では大差ないポジションのため単価差は大きくはありません。
東向きとは大差のない水準ですが、限られた南向きの上層階には坪単価300万円超のものもあり、"西方向の視界抜けをアピールしているわりにはそのプレミアムをほとんど考慮していない"のは悪くないでしょう。
しかしながら、ローレルコートの東名沿いのお部屋と同じか気持ち高いぐらいの設定であり、こちらの方が駅距離があることを考えるともう少し頑張って欲しかったところですね。
類似する後発物件なので需給面での悪材料もあるわけですし…。
◎コロナショックについて(大きな影響を与える可能性の高い事象なので全ての記事に追記しています)
コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。