グランドメゾン鷺沼ザ・ヴィラ【石垣のような壁で仕切られたエントランスアプローチ】5階72㎡5,490万円(坪単価254万円)
続けて、グランドメゾン鷺沼ザ・ヴィラ。
設計はIAO竹田設計、施工は松尾工務店です。
総戸数86戸というそれなりのスケール、そして、近隣にライバル物件が多いということも加味されてかランドプランやデザイン面での差別化要素は少なくありません。
ランドプラン上の最大のポイントは提供公園とエントランスアプローチでしょうか。
小さいながらも敷地南東部に提供公園を設け、かつ、その提供公園の西側にマンションエントランスに向かう奥行あるエントランスアプローチが施されます。
エントランスアプローチ(歩行者部分)は屋根付で車動線とは明確に歩車分離されているのはもちろんのこと、提供公園との間には石垣のようなデザインの天然石の壁が施されるなどかなり特色がありますね。プライバシー面を加味してのものとは言え、提供公園側に空間的な広がりを持たせることのメリットもあったはずですし、そもそも提供公園ではなく敷地内のガーデンに出来ていればと思ったりもしますが…。
また、当物件は敷地形状的に東名側を向いた西向きが中心になりますが、南向きと東向きも設けられたちょっとしたコの字配棟で、その中央の吹抜下部には石庭が施されています。
吹抜とは言え囲まれ感の強い空間にはなるのですが、紅葉がシンボルツリーとなったセンス良しの空間で、共用廊下からこういった空間が望める(見下ろせる)のは良い点でしょう。共用施設としてはリモートワークに対応するワークラウンジがあり、総戸数86戸という規模でこのような施設があるのは時代にいち早く対応した結果でしょうね。
前回のグランドメゾン鷺沼ザ・ヴィラ。
公式ホームページ

お部屋は72㎡の3LDK、東向き中住戸です。東側正面方向は隣地に6階建の鷺沼スカイマンションがあり、この上層階でも視界が妨げられます。方角的に日照時間も短いですし、もちろん西方向の視界抜けも望めない微妙なポジションですね。
間取りは70㎡超あり、このご時世にしてはしっかり目の面積が確保されており、やはり柱の食い込みの少ないグランドメゾンシリーズらしい設計面は魅力の1つです。
また、中住戸ながら開口部の魅力も高いのも好感が持てますね。
バルコニー側の開口部は連窓サッシであるのはもちろんのこと、LD側だけでもサッシ3枚分の開口部を確保出来ているので採光面はかなり期待出来ます。
洋室3のウォールドアを開くことで広がりのある空間にも出来ますし、視界面が芳しくないお部屋なりの努力が窺えるプランと言えます。
坪単価は254万円。先ほどのお部屋よりも3フロア上の階とは言え、そのように視界・日照面は芳しいものではないのでもっと価格で勝負して欲しかった印象にはなりますね。
西向き住戸は眺望と東名のトレードオフであちらもけしてリーズナブルなお値段ではないわけですし…。
設備仕様面は、食洗機、トイレ手洗いカウンター、天然石のキッチン天板に加え、お掃除浴槽、アラウーノ、洗エールレンジフードなど時短アイテムを多く導入したグランドメゾン鷺沼コートとほぼ同じ好仕様なのですが、コートよりもスケールがあるにもかかわらずディスポーザーがないのは残念な点です。
管理費は231円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下ですのでそこそこのスケールのわりに安くありません。ただ、総戸数86戸でエレベーター2基(定期的に点検・メンテナンスコストがかかる)ありますし、ワークラウンジなどもありますので違和感まではないでしょう。
駐車場は敷地内は全18台で身障者用の1台のみが平置、残りの17台が機械式になります。また、隔地駐車場として敷地南側の月極駐車場に19台確保しているとのことです。
◎コロナショックについて(大きな影響を与える可能性の高い事象なので全ての記事に追記しています)
コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。
設計はIAO竹田設計、施工は松尾工務店です。
総戸数86戸というそれなりのスケール、そして、近隣にライバル物件が多いということも加味されてかランドプランやデザイン面での差別化要素は少なくありません。
ランドプラン上の最大のポイントは提供公園とエントランスアプローチでしょうか。
小さいながらも敷地南東部に提供公園を設け、かつ、その提供公園の西側にマンションエントランスに向かう奥行あるエントランスアプローチが施されます。
エントランスアプローチ(歩行者部分)は屋根付で車動線とは明確に歩車分離されているのはもちろんのこと、提供公園との間には石垣のようなデザインの天然石の壁が施されるなどかなり特色がありますね。プライバシー面を加味してのものとは言え、提供公園側に空間的な広がりを持たせることのメリットもあったはずですし、そもそも提供公園ではなく敷地内のガーデンに出来ていればと思ったりもしますが…。
また、当物件は敷地形状的に東名側を向いた西向きが中心になりますが、南向きと東向きも設けられたちょっとしたコの字配棟で、その中央の吹抜下部には石庭が施されています。
吹抜とは言え囲まれ感の強い空間にはなるのですが、紅葉がシンボルツリーとなったセンス良しの空間で、共用廊下からこういった空間が望める(見下ろせる)のは良い点でしょう。共用施設としてはリモートワークに対応するワークラウンジがあり、総戸数86戸という規模でこのような施設があるのは時代にいち早く対応した結果でしょうね。
前回のグランドメゾン鷺沼ザ・ヴィラ。
公式ホームページ

お部屋は72㎡の3LDK、東向き中住戸です。東側正面方向は隣地に6階建の鷺沼スカイマンションがあり、この上層階でも視界が妨げられます。方角的に日照時間も短いですし、もちろん西方向の視界抜けも望めない微妙なポジションですね。
間取りは70㎡超あり、このご時世にしてはしっかり目の面積が確保されており、やはり柱の食い込みの少ないグランドメゾンシリーズらしい設計面は魅力の1つです。
また、中住戸ながら開口部の魅力も高いのも好感が持てますね。
バルコニー側の開口部は連窓サッシであるのはもちろんのこと、LD側だけでもサッシ3枚分の開口部を確保出来ているので採光面はかなり期待出来ます。
洋室3のウォールドアを開くことで広がりのある空間にも出来ますし、視界面が芳しくないお部屋なりの努力が窺えるプランと言えます。
坪単価は254万円。先ほどのお部屋よりも3フロア上の階とは言え、そのように視界・日照面は芳しいものではないのでもっと価格で勝負して欲しかった印象にはなりますね。
西向き住戸は眺望と東名のトレードオフであちらもけしてリーズナブルなお値段ではないわけですし…。
設備仕様面は、食洗機、トイレ手洗いカウンター、天然石のキッチン天板に加え、お掃除浴槽、アラウーノ、洗エールレンジフードなど時短アイテムを多く導入したグランドメゾン鷺沼コートとほぼ同じ好仕様なのですが、コートよりもスケールがあるにもかかわらずディスポーザーがないのは残念な点です。
管理費は231円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下ですのでそこそこのスケールのわりに安くありません。ただ、総戸数86戸でエレベーター2基(定期的に点検・メンテナンスコストがかかる)ありますし、ワークラウンジなどもありますので違和感まではないでしょう。
駐車場は敷地内は全18台で身障者用の1台のみが平置、残りの17台が機械式になります。また、隔地駐車場として敷地南側の月極駐車場に19台確保しているとのことです。
◎コロナショックについて(大きな影響を与える可能性の高い事象なので全ての記事に追記しています)
コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。
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