デュオステージ横浜中央【東海道沿いの先陣】42㎡4,050万円(坪単価320万円)

デュオステージ横浜中央。

所在地:神奈川県横浜市西区中央2-52-3
交通:戸部駅徒歩8分、西横浜駅徒歩8分、平沼橋駅徒歩8分
用途地域:商業地域
階建・総戸数:9階建、38戸

3駅が共に8分となる末広がり(笑)な東海道沿いのポジションになります。
自転車を使えば横浜駅界隈へのアクセスも容易なことからマンションが多く存在しているエリアなのですが、浜松町の交差点以東(横浜駅に比較的近いエリア)だと2014年のディアスタ横濱中央以来かなり久々の供給になりますね。

ほどなくしてこの後にプレシス横浜中央、ブリシア横浜、そして大和ハウスの中央一丁目計画と東海道沿いの供給が目白押しな状況で、溜まっていた分(?)が一気に噴き出してきた感じなのでコンパクト寄りのプランを検討する層にとっては選択の余地が大きいでしょう。

横浜駅は昨夏のJR横浜タワーの開業等でさらに魅力が増しましたし、そういったタイミングに合わせて各デベロッパーが力を入れた結果でもあるのでしょうか。

設計はクレオ、施工は鉄建建設です。
コンパクトのみの総戸数38戸という小ぶりなスケールの物件ながら、エントランスホールが2層吹抜になっているのは意外でしたね。

2次元的にはけして大きな空間ではないものの、シックなトーンのマテリアルを採用したデザインも悪くありません。

公式ホームページ
SnapCrab_NoName_2021-1-27_9-38-1_No-00.png
お部屋は42㎡の1LDK、西角住戸です。全戸南西向きとなった物件でこのお部屋は南東側の東海道から最も奥に入ったポジションですので、東海道の影響は大きくはないでしょう。

南西側は細い道路の向かいに4階建のマンション、北西方向は向かいに6階建のマンションということでこの上層階住戸からは日照だけでなく視界抜けも望めますね。

間取りはシンプルな1LDKです。
角住戸にしては開口部がイマイチでもうひと工夫あって欲しかった印象ではあるものの、廊下はこれ以上ないぐらい短く、柱の影響も少ないので高い効率性があります。

なお、当物件はまもなく完成するもので、昨年末の税制改正による住宅ローン控除の適用要件の拡充(登記面積で40㎡以上)を考慮出来ないタイミングで設計されています。
当プランは41.81㎡なので登記面積での40㎡はギリギリのラインになるはずで、超えるか超えないかで大きな差が出てくることに注意が必要でしょうね。

坪単価は320万円。平沼橋の駅前(横浜駅徒歩10分圏内)で分譲中のシティテラス横浜やオープンレジデンシア横浜の1LDK(30~40㎡台)と比べると流石に1割程度安いものの、シティテラスはそのスケール感やブランド感のわりに住不らしさをあまり感じないお値段設定でしたし(住不は後になるほど値上げすることの多いデベロッパーなのであくまで第一期時点の話)、駅距離の差を考えると魅力的な水準とは言えないでしょうね。

なお、低層階でも300万円程度で、とりわけ魅力的な眺望が得られるポジションではないため上下の単価差は小さめです。

設備仕様面は、ディスポーザーや水回りの天然石天板仕様はありませんが、食洗機(40㎡超)とトイレ手洗い器は付いています。
床暖房がないのは残念ですね。

管理費は254円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下ですが、スケールメリットの得られない小規模ということでやや高めの水準です。

駐車場は8台で機械式中心(建物1階部分)になります。

◎コロナショックについて(大きな影響を与える可能性の高い事象なので全ての記事に追記しています)
コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。

0 Comments



Post a comment