ワザック柏の葉キャンパス【こちらも長谷工ですが二重床】7階65㎡3,800万円(坪単価192万円)

続けて、ワザック柏の葉キャンパス。

設計・施工は長谷工ですが二重床なのは評価出来る点でしょう。

ワザックシリーズで長谷工設計・施工というのは初めて見るのですが、分譲中のリビオ柏の葉キャンパスパークシティ柏の葉キャンパスサウスマークタワー(その前のサウスフロントも)、そして同時期分譲のプレシス柏の葉キャンパスも長谷工によるものですし、柏の葉キャンパスが三井の街から”長谷工の街”に変貌していますね(笑。冗談です。当たり前ですがデベロッパーと施工会社を同列に語ることは出来ません)。

総戸数86戸の当物件は大規模物件が出来やすい柏の葉キャンパスエリアでは小ぶりな方であり、スケール的に目立つものとは言えません。

ただ、だからこそデザイン面に力を入れていると感じるのも事実で、特に最上階バルコニーの軒裏に木目調を採用しているのは評価出来ますね。
近年はこういったワンポイントデザインの採用が増えてきており、以前ほどの”特別感”こそなくなりましたが、これをするだけでも外観から受けるイメージは随分と変わりますし、ガラス手摺とグリッドが生み出す外観デザイン自体も洗練されていると思います。

ここ最近はテレワークの普及でこのぐらいのスケール以下でもエントランス脇にちょっとしたラウンジスペースを設ける物件が増えてきているので、そういった試みがないという点では少し残念な思いもありはしますが…。

前回のワザック柏の葉キャンパス

公式ホームページ
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お部屋は65㎡の3LDK、南向き中住戸です。東側の棟の中住戸で、ジオにより視界は妨げられますが、手前はジオの機械式駐車場になっており建物までの離隔はわりと図れています。中層階ならば日照への影響もほとんどないでしょうね。

なお、東側の16号に配慮してか窓には二重サッシが採用されています。16号側を向いているわけではないので普通のペアガラスでも問題なかった気はしますけど悪いことではないでしょう。

間取りは65㎡の小ぶりな3LDKになります。共用廊下側の柱の食い込みは結構目立っており、前回の記事で書いたようにエリア内では立派な単価帯の物件になることを考えればもうひと頑張り欲しかった印象です。

ただ、洋室2側は柱半分ほど共用廊下からセットバックしたことで玄関前にアルコーブ的なスペースを生み出すことが出来ていますし、各居室畳数や収納などのバランスも悪くありません。

坪単価は192万円。低層階には180万円ほどのものもありますが、前回の記事で書いたように単価レンジが小さめの物件で、芳しいとは言えない視界面からしてもインパクトに欠けるお値段ではあるでしょうね。

設備仕様面は、ディスポーザーや水回りの天然石天板仕様などがないことには違和感はありません。
ただ、リビオ同様に食洗機すら標準でないのは残念ですかね。

管理費は175円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下な上、そこそこのスケールがあることでリーズナブルな方になります。

駐車場は全41台(1階住戸併設の専用駐車場5台、身障者用1台含む)で全て平置になります。

◎コロナショックについて(大きな影響を与える可能性の高い事象なので全ての記事に追記しています)
コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。

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