プレミスト板橋【全部賃貸のプレミスト】14階32㎡167,000円(坪賃料16,997円)
プレミスト板橋。久々の【賃貸版】になります。
所在地:東京都板橋区板橋3-4-6(地番)
交通:板橋区役所前駅徒歩5分、下板橋駅徒歩9分、板橋駅徒歩13分
用途地域:商業地域
階建・総戸数:14階建、77戸
築年:2021年
「プレミスト」ですので分譲と思われた方もいらっしゃることでしょう。こちらはプレミストなのに分譲されることなく全て賃貸となったという異例の物件になります。
大和ハウスグループは「ロイジェント」という賃貸ブランドを展開しているのですが(実質所有者は第三者(リートや大企業など)になっているケースも多い(大和ハウスグループが賃貸運用))、ここは当初分譲予定だったことでそのまま「プレミスト」を使ったようですね。
先日取り上げたプレミスト月島も最終的には分譲になりましたが、全戸20~40㎡台(地権者住戸除く)という構成であり、投資賃貸や一棟売却なども条件次第ではあり得たであろう物件でした。
こちらはさらに極端な全戸30㎡台前半(板橋区は専用床面積(バルコニーなどを含む)で35㎡以上ならば別途ファミリータイプなどは要求されません)という非常に偏った構成であり、むしろこの企画で「プレミスト」での分譲を視野に入れていたとは考えにくいぐらいなのですが、ホームページには「分譲マンションとして建築された一棟賃貸」と書かれていますからね…。
ポジションとしては、23階建のリビオタワー板橋の道路を挟んだ東側になります。
首都高や中山道からは1本入ったポジションなのは悪くないものの、その西側のリビオタワー以外にも中山道沿いには高さのある建物(当物件と同じぐらい)が多くあり、かなり囲まれ感がありますので、分譲するにしてもこういったコンパクトプランが無難ではあるでしょうね。
複数駅複数路線が使える交通便はもちろん魅力的ですし、近隣のオープンレジデンシア板橋パークフロントの記事で書いたように活気ある板橋宿不動通り商店街がすぐのところにあるあたりも評価出来る点になります。
設計・施工は不二建設です。
総戸数77戸とは言えそのように全戸30㎡台のコンパクトマンションですので特筆すべき点は見当たりません。
外観はバルコニー手摺に工夫があり、モノトーン調のシックなものではありますが、いわゆる分譲(プレミスト)っぽさはあまり感じられません。
プレミスト月島の記事で言及したように近年の狭小トレンド下でも大和ハウス(プレミスト)は他社ほどコンパクトマンションの分譲に傾倒してこなかったわけですし、賃貸にするのであれば違うブランドにした方が”プレミスト”にとっては良かったような気もしなくはないですね。
公式ホームページ

お部屋は32㎡の1LDK、南角住戸です。南西方向は中山道沿いに13階建のアーデン板橋があり視界への影響は残りますが、南東方向は前建は低層、その先も10階建程度の建物が多くなっており、抜け感まではなくとも圧迫感の少ない物件内では良いポジションのお部屋になります。日照時間も長いでしょう。
間取りは32㎡の小ぶりな1LDKながら物件内で最も大きなものになります。
当初は分譲を想定していたとは思えない柱の食い込みの目立つ設計で、1LDKとしてはかなり小さめであることからもバルコニー側の柱は何とかして欲しかったという思いは小さくありません。
ただその一方で、南西側(妻面)の開口部がしっかりと確保されているあたりには分譲らしさを感じますし、洋室の引き戸がきれいに開け放てるようになっているあたりも〇でしょう。
かなり細長くお世辞にも使いやすいとは言えないウォークインクローゼットは気になりますが…。
坪賃料は16,997円。いいお値段ですね…。
ワンルームに毛が生えた程度の大きさなのである程度単価が高くなるのは想定内ではあるものの、この面積でもそこそこのグロスにはなるわけで、”1馬力”でこの賃料を支払ってもいいと考える方はけして多くないはずです。
40㎡前後の1LDKならばディンクスニーズ(2馬力ニーズ)は旺盛ですけど、この大きさだと基本的には1人住まいですのでこの賃料は少々中途半端な印象で…。
当初は分譲予定だったので、月々のローン支払い額からすれば”おひとり様向け”に違いないわけですけども。
設備仕様面は、コンパクトプランなので食洗機がないのはとりわけ違和感はありませんが、トイレ手洗いカウンターどころか床暖房すらもなく”分譲らしさ”は感じられません。
いつの時点で賃貸に決定したのか定かではありませんが、この専有部仕様は分譲を意図したものではないでしょうね。
駐車場は身障者用及び来客用を含む全12台で、内訳は平置・機械式共に6台になります。
所在地:東京都板橋区板橋3-4-6(地番)
交通:板橋区役所前駅徒歩5分、下板橋駅徒歩9分、板橋駅徒歩13分
用途地域:商業地域
階建・総戸数:14階建、77戸
築年:2021年
「プレミスト」ですので分譲と思われた方もいらっしゃることでしょう。こちらはプレミストなのに分譲されることなく全て賃貸となったという異例の物件になります。
大和ハウスグループは「ロイジェント」という賃貸ブランドを展開しているのですが(実質所有者は第三者(リートや大企業など)になっているケースも多い(大和ハウスグループが賃貸運用))、ここは当初分譲予定だったことでそのまま「プレミスト」を使ったようですね。
先日取り上げたプレミスト月島も最終的には分譲になりましたが、全戸20~40㎡台(地権者住戸除く)という構成であり、投資賃貸や一棟売却なども条件次第ではあり得たであろう物件でした。
こちらはさらに極端な全戸30㎡台前半(板橋区は専用床面積(バルコニーなどを含む)で35㎡以上ならば別途ファミリータイプなどは要求されません)という非常に偏った構成であり、むしろこの企画で「プレミスト」での分譲を視野に入れていたとは考えにくいぐらいなのですが、ホームページには「分譲マンションとして建築された一棟賃貸」と書かれていますからね…。
ポジションとしては、23階建のリビオタワー板橋の道路を挟んだ東側になります。
首都高や中山道からは1本入ったポジションなのは悪くないものの、その西側のリビオタワー以外にも中山道沿いには高さのある建物(当物件と同じぐらい)が多くあり、かなり囲まれ感がありますので、分譲するにしてもこういったコンパクトプランが無難ではあるでしょうね。
複数駅複数路線が使える交通便はもちろん魅力的ですし、近隣のオープンレジデンシア板橋パークフロントの記事で書いたように活気ある板橋宿不動通り商店街がすぐのところにあるあたりも評価出来る点になります。
設計・施工は不二建設です。
総戸数77戸とは言えそのように全戸30㎡台のコンパクトマンションですので特筆すべき点は見当たりません。
外観はバルコニー手摺に工夫があり、モノトーン調のシックなものではありますが、いわゆる分譲(プレミスト)っぽさはあまり感じられません。
プレミスト月島の記事で言及したように近年の狭小トレンド下でも大和ハウス(プレミスト)は他社ほどコンパクトマンションの分譲に傾倒してこなかったわけですし、賃貸にするのであれば違うブランドにした方が”プレミスト”にとっては良かったような気もしなくはないですね。
公式ホームページ

お部屋は32㎡の1LDK、南角住戸です。南西方向は中山道沿いに13階建のアーデン板橋があり視界への影響は残りますが、南東方向は前建は低層、その先も10階建程度の建物が多くなっており、抜け感まではなくとも圧迫感の少ない物件内では良いポジションのお部屋になります。日照時間も長いでしょう。
間取りは32㎡の小ぶりな1LDKながら物件内で最も大きなものになります。
当初は分譲を想定していたとは思えない柱の食い込みの目立つ設計で、1LDKとしてはかなり小さめであることからもバルコニー側の柱は何とかして欲しかったという思いは小さくありません。
ただその一方で、南西側(妻面)の開口部がしっかりと確保されているあたりには分譲らしさを感じますし、洋室の引き戸がきれいに開け放てるようになっているあたりも〇でしょう。
かなり細長くお世辞にも使いやすいとは言えないウォークインクローゼットは気になりますが…。
坪賃料は16,997円。いいお値段ですね…。
ワンルームに毛が生えた程度の大きさなのである程度単価が高くなるのは想定内ではあるものの、この面積でもそこそこのグロスにはなるわけで、”1馬力”でこの賃料を支払ってもいいと考える方はけして多くないはずです。
40㎡前後の1LDKならばディンクスニーズ(2馬力ニーズ)は旺盛ですけど、この大きさだと基本的には1人住まいですのでこの賃料は少々中途半端な印象で…。
当初は分譲予定だったので、月々のローン支払い額からすれば”おひとり様向け”に違いないわけですけども。
設備仕様面は、コンパクトプランなので食洗機がないのはとりわけ違和感はありませんが、トイレ手洗いカウンターどころか床暖房すらもなく”分譲らしさ”は感じられません。
いつの時点で賃貸に決定したのか定かではありませんが、この専有部仕様は分譲を意図したものではないでしょうね。
駐車場は身障者用及び来客用を含む全12台で、内訳は平置・機械式共に6台になります。