オープンレジデンシア横浜台町【バランス的にも悪くない駅徒歩9分】3階74㎡8,180万円(坪単価367万円)

オープンレジデンシア横浜台町。

所在地:神奈川県横浜市神奈川区台町14-23(地番)
交通:横浜駅徒歩9分
用途地域:近隣商業地域、第一種住居地域
階建・総戸数:7階建、33戸

鶴屋町3丁目の交差点から少し北に向かった沢渡公園の南側隣接地に誕生する物件です。

横浜駅きた西口が徒歩9分というだけでも魅力がありますが、その鶴屋町3丁目の交差点からほど近いところまできているジョイナス(西口を出た先にある地下街)の出口から徒歩5分の距離感でもあるので雨の日や地下街で買物してからの帰宅が可能と言う点でもとても便利でしょう。

鶴屋町3丁目の交差点は歩道橋(横断歩道がない)なのが玉に瑕ではありますが、敷地は起伏の手前なので駅方向からはほぼフラットアプローチですし、利便性に関しては申し分ないでしょうね。
こちらは通り沿いなので同じ駅徒歩9分の丘上物件プラウド横濱ヒルトップのような環境にはありませんが、通りの向かいには大きな沢渡中央公園もありますし、横浜駅徒歩10分圏内ということを考えれば環境面もまずまずと言えるでしょう。

また、きた西口駅前の2024年完成予定の横浜駅きた西口鶴屋地区第一種市街地開発事業(住宅・ホテル・商業)もほど近いポジションで、そういった面での期待も小さくありません。

ちなみに、通学校は青木小学校で徒歩13分なので少々距離感がありますね。

公式ホームページ
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お部屋は74㎡の2LDK+S、南西角住戸です。南側にあずさ第一高校の建物のある低層階なので南面は芳しいものとは言えません。ただ、西側は通り沿いのポジションになるので離隔は十分で、南西方向からの日照も得ることが出来るでしょう。
お世辞にも静かなポジションとは言えませんが、北西方向に沢渡中央公園が望めるあたりもポイントの1つですね。

間取りは1戸だけある80㎡台の次に大きなタイプで、基本プラン(その80㎡台のようにルーバル付の上階のみにある特殊プランではないという意味)での74㎡はオプレジとしては珍しいほどしっかりとした印象になります。

玄関が角住戸特有の難しい位置にあり、廊下がかなり長くなってしまってはいますが、そうは言えども74㎡は大きく、そこそこのゆとりを感じることが出来るプランです。

南面がそのように難のあるポジションなので南側の開口部は貧弱ですし、LDも二面採光ではないものの、西側の開口部はサッシ2枚分超を確保することが出来ているあたりには好感が持てますね。

坪単価は367万円。近年の横浜駅徒歩10分圏内での供給はセルアージュ横濱カレイド(2017年分譲。平均坪単価約310万円)、プレシス横浜(2018年分譲。平均坪単価約365万円)、シティテラス横浜(2020年より分譲中。平均坪単価約345万円)あたりですかね。

当物件は単価が高めに出る30㎡台からの設定とは言え、平均坪単価380~390万円といった水準になるようですので、そういった先行物件と比べると明確に強いです。

ただ、やはり昨年のJR横浜タワーの開業や上述のきた西口駅前の再開発はもちろんのこと、横浜駅徒歩10分圏内では多くない住居系地域の一画というあたりを考えれば違和感まではないでしょう。

それらは3物件は線路沿いや第一京浜(及び首都高)沿いのポジションですしね。

ちなみに、近隣を代表する物件であるプラウド横濱ヒルトップ(2008年分譲)の中古は直近で270~300万円ほどとなっています。ざっくり言うと当物件の80%程度の水準で、立地(プラウドは高台)、ブランドの差などもあれど大きな違和感はないでしょうね。プラウドは70㎡台中盤以上のお部屋が多くグロスがそれなりゆえに単価が伸びにくいところもあるのだと思います(70㎡ぐらいならばもう少し伸びているはず)。

◎コロナショックについて(大きな影響を与える可能性の高い事象なので全ての記事に追記しています)
コロナショックは株価暴落による資産効果の剥落や消費者心理の悪化・収入減少などを通じて不動産市場にも大きな影響を及ぼす可能性が高くなっています。したがって、今時期にマンション購入をするのはオススメ出来ないのですが、マンションに関しては2つとして同じものがないわけですし、株式市場のようにすぐさま価格に反映されるわけでもないので悩ましい思いをしている方は少なくないでしょう。仮に不動産相場(マンション価格)がかなり下がったとしても後悔しないぐらい気に入った物件か否かそういった点を判断基準にすると良いかもしれませんね。

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