ブリシア荻窪一丁目【駅距離はあるが眺望良好】3階60㎡5,998万円(坪単価330万円)

ブリシア荻窪一丁目。

所在地:東京都杉並区荻窪1-26-1(地番)
交通:高井戸駅徒歩14分、荻窪駅徒歩17分
用途地域:準住居地域
階建・総戸数:10階建、47戸

環八沿いの準住居地域に位置しており、”環八の内側”は最高高さ10mの第一種低層住居専用地域になっていることから、中層階以上で東方向の視界抜けが抜群な物件になります。

駅距離のあるエリアということもあってかこのあたりの分譲マンションはほとんどが環八沿いになるので、とりわけ珍しいケースではないものの、東方向はかなり奥行のある眺望が楽しめるポジションで、新宿の高層ビル群はもちろんのこと、スカイツリーまで見えるようです。

南北に長い敷地形状ゆえに無理なく全戸東向きに出来ており、環八沿いの物件にしては環八の影響を受けにくくなっているあたりも悪くないでしょう。

やはり駅距離は大きなネックですが、西友が徒歩2分にあるのは便利ですし、荻窪駅だけでなく高井戸駅も利用できるあたりはポイントの1つになると思います。駅までは徒歩3分のバス停からのアクセスも可能ですね。

なお、通学区は西田小学校で徒歩6分の距離感になります。

公式ホームページ
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お部屋は60㎡の3LDK、北東角住戸です。北側は環八通り沿いに4階建のマンションがありますが、東方向は2階建の戸建エリアであり、この階でも視界抜けが出てくるぐらいのポジションになります。流石にこの階では奥行のある眺望は望めないものの、南東方向から日照も得られるでしょう。
北側や西側の窓には二重サッシが採用されており環八の騒音対策にも抜かりはありません。

間取りは南西角住戸とほぼ同じでこれでも物件内で最大級のものになります。
ブリシアシリーズはほとんどの物件でこういったギリギリ60㎡に乗せたファミリータイプを主力としており、私的には若干見飽きてしまったというのが正直なところです。
ただ、こちらは東面のスパンがしっかりと確保されており、LDに連続で3枚分のサッシが施されているあたりは魅力的な点でしょうね。

LDKの間口がしっかりとしていることでキッチンもかなり幅のあるものに出来ており、あまり見ないレベルの長いカウンターが施されているあたりも特徴になるでしょう。

柱の食い込みもまずまず抑えられていますし、収納も豊富ですので60㎡の3LDKにしては上手に纏まっている印象になるでしょうか。門扉付きの大きなポーチもありますしね。

坪単価は330万円。ブリシアシリーズの十八番である最上階スカイテラス付プランだと坪単価400万円弱という水準で、そういったお部屋に比べれば遥かに控えめです。

ただ、荻窪駅までは非常に距離がありますし、最寄駅となる高井戸駅側は荻窪駅側に比べれば価格帯がこなれている(ここ2~3年は高井戸駅側での新築供給はないので比較は難しいですけど…)のも事実ですので、こういった眺望的な魅力に乏しい低層階はさらに目に優しい水準であって欲しかったところではありますね。

ちなみに、近隣での供給事例としては、環八の向かい側少し入ったところ(荻窪駅徒歩15分)に2018年にリビオ荻窪レジデンス(平均坪単価約250万円)が供給されており、それと比べると凄く高い気がしてしまうと思うのですが、定期借地権な上に期間も62年と短め(近年は約70年が多い)の物件なので参考にはならないでしょう…。

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