アネシア立川【出色な共用施設×バルコニーカウンター】4階71㎡5,099万円(坪単価239万円)
続けて、アネシア立川。
設計はコモン・リンク、施工は埼玉建興で、直床になります。
ランドスケープデザインに起用されている庄島設計室は、同シリーズのアネシア東京尾久の他、ザ・パークハウス桜新町翠邸やブリリア弦巻などにも携わっている知名度の高いデザイナーで、当物件のエントランス周りも見所があります。
植栽に囲まれたゆとりあるエントランスアプローチは木調ルーバー天井や天然石などの素材感が際立つマテリアルを用いているのでかなり趣豊か、また、エントランスホールもしっかりとした広がりのある空間になっています。
また、当物件の最大のポイントと言っても過言でないのが充実した共用施設でしょう。
敷地面積約3,600㎡あるとはいえ、高さが出せるエリアではなく総戸数は97戸は"ちょっと大きいぐらい"のスケールでしかありません。
しかしながら、テレワークニーズにこれ以上ないぐらい対応した物件で、しっかりとした席数のコワーキングスペースに加え、プライベートブース(4席)、さらにミーティングルームまで備えています。また、そのエントランスホールとつながったラウンジスペースにはシンク付のカウンターと大テーブルが備えてられており、こちらのテーブルもちょっとした仕事スペースに出来そうですね。
これだけでも総戸数97戸の物件としては共用部が充実している方と言えるのですが、当物件はこれに留まりません。
地下には大小5つのスタジオが完備されており、楽器の練習や演奏会、カラオケなども楽しめるのです。賃貸だと自住戸内に防音ルームがある物件やPLAY江古田のような立地特性を活かしプライベートホールまで備えた物件もあったりしますが、こういった一般的なスケールの分譲マンションで1つとかではなく5つものスタジオを用意するというのは過去類を見ないケースで、これ以上ないぐらい差別化がなされた物件と言えるでしょうね。
ホームページなどでも音楽を習うお子さんのいるご家庭を想定しており、前回の記事で書いたような強めのお値段設定からしても”そういった特別なニーズのあるファミリーに寄せた企画"ということになるのでしょうね。ちなみに、モノレールの玉川上水駅には国立音楽大学もありますね。
テレワークスペースに関しては昨今類似物件が数多く存在しており”差別化”という点で際立つものとまでは言えませんが、5つのスタジオは早々真似できるような代物ではなく、こういったものを求めていた方にとっては非常に魅力的なものになるのでしょう。
それ以外にも当物件はゲストルーム(1階)、さらに地階にクラフトルームや全戸分のトランクルームも備えており、地階を上手に使っている印象がありますね。
前回のアネシア立川。
公式ホームページ

お部屋はサニーレジデンスの71㎡の3LDK、南向き中住戸です。南は髙松二北公園があり、それ以外も戸建などの低層住宅街となっているのでこの階でも日照だけでなく視界も良好となるかなり恵まれたポジションです。
間取りに関しては、専有部形状は一般的ですし、田の字ベースの横長リビング自体は珍しいものではありません。
しかしながら、キッチンを窓際に設けたLDKを採用していることに加え、バルコニーにカウンターを設けているあたりは非常に面白いですね。
奥行2.4mのバルコニーにこういったキッチンと一体的なカウンタースペースを設けたことで、レストランのテラス席のような感覚が味わえそうです。
また、キッチンと洗面所がつながった家事動線も魅力ですね。
当物件は玄関脇に土間を設けたプランなどもありますし、上述のような共用面での差別化だけでなく専有部での差別化も図っているあたりも立派だと思います。昨今は厳しいコスト面の影響もなどもあってか差別化するにしても"どちらかだけ”のケースが多いですからね。
坪単価は239万円。視界も良好な南向きのわりには単価が伸び悩んでいる印象ではあるでしょう。
北東向きや南西向き(この棟の背後的なポジション)もありつつ物件平均は230万円弱であり、他2棟との差は小さ目です。
まぁ、共用面に大きな特徴を設けた物件なのでこの価格設定も一理あるとは思いますが、どちらかというとエリア的に上限単価伸ばしづらい(大方の検討者の予算的にこれ以上は厳しい)というのが影響している印象ではあるでしょうね。
設備仕様面は、ディスポーザー、食洗機、天然石の水回り天板、トイレ手洗いカウンターなど単価帯以上に充実しています。
ここと同価格帯でスケールもやや小さいアネシア生田月見台櫻テラスも同様でしたしこのシリーズは室内設備仕様に拘りを感じますね。
管理費は205円/㎡。外廊下ですが、ディスポーザー付ですし、そのように共用面が非常に充実した物件になりますのでこの管理費はリーズナブルでしょう。
また、修繕積立金も87円/㎡で、100~110円/㎡ほどが多い昨今のトレンド下ではかなり安いです。ただ、これだけの共用施設のある物件だと一般的なものよりも修繕費用は高くなるはずで、将来的に修繕積立金がどの程度まで上昇する可能性があるのかシミュレーションでしっかりと確認しておく必要があるでしょうね。
駐車場は全47台で、身障者用・来客用・カーシェア用の3台のみが平置、残りの44台が機械式になります。
設計はコモン・リンク、施工は埼玉建興で、直床になります。
ランドスケープデザインに起用されている庄島設計室は、同シリーズのアネシア東京尾久の他、ザ・パークハウス桜新町翠邸やブリリア弦巻などにも携わっている知名度の高いデザイナーで、当物件のエントランス周りも見所があります。
植栽に囲まれたゆとりあるエントランスアプローチは木調ルーバー天井や天然石などの素材感が際立つマテリアルを用いているのでかなり趣豊か、また、エントランスホールもしっかりとした広がりのある空間になっています。
また、当物件の最大のポイントと言っても過言でないのが充実した共用施設でしょう。
敷地面積約3,600㎡あるとはいえ、高さが出せるエリアではなく総戸数は97戸は"ちょっと大きいぐらい"のスケールでしかありません。
しかしながら、テレワークニーズにこれ以上ないぐらい対応した物件で、しっかりとした席数のコワーキングスペースに加え、プライベートブース(4席)、さらにミーティングルームまで備えています。また、そのエントランスホールとつながったラウンジスペースにはシンク付のカウンターと大テーブルが備えてられており、こちらのテーブルもちょっとした仕事スペースに出来そうですね。
これだけでも総戸数97戸の物件としては共用部が充実している方と言えるのですが、当物件はこれに留まりません。
地下には大小5つのスタジオが完備されており、楽器の練習や演奏会、カラオケなども楽しめるのです。賃貸だと自住戸内に防音ルームがある物件やPLAY江古田のような立地特性を活かしプライベートホールまで備えた物件もあったりしますが、こういった一般的なスケールの分譲マンションで1つとかではなく5つものスタジオを用意するというのは過去類を見ないケースで、これ以上ないぐらい差別化がなされた物件と言えるでしょうね。
ホームページなどでも音楽を習うお子さんのいるご家庭を想定しており、前回の記事で書いたような強めのお値段設定からしても”そういった特別なニーズのあるファミリーに寄せた企画"ということになるのでしょうね。ちなみに、モノレールの玉川上水駅には国立音楽大学もありますね。
テレワークスペースに関しては昨今類似物件が数多く存在しており”差別化”という点で際立つものとまでは言えませんが、5つのスタジオは早々真似できるような代物ではなく、こういったものを求めていた方にとっては非常に魅力的なものになるのでしょう。
それ以外にも当物件はゲストルーム(1階)、さらに地階にクラフトルームや全戸分のトランクルームも備えており、地階を上手に使っている印象がありますね。
前回のアネシア立川。
公式ホームページ

お部屋はサニーレジデンスの71㎡の3LDK、南向き中住戸です。南は髙松二北公園があり、それ以外も戸建などの低層住宅街となっているのでこの階でも日照だけでなく視界も良好となるかなり恵まれたポジションです。
間取りに関しては、専有部形状は一般的ですし、田の字ベースの横長リビング自体は珍しいものではありません。
しかしながら、キッチンを窓際に設けたLDKを採用していることに加え、バルコニーにカウンターを設けているあたりは非常に面白いですね。
奥行2.4mのバルコニーにこういったキッチンと一体的なカウンタースペースを設けたことで、レストランのテラス席のような感覚が味わえそうです。
また、キッチンと洗面所がつながった家事動線も魅力ですね。
当物件は玄関脇に土間を設けたプランなどもありますし、上述のような共用面での差別化だけでなく専有部での差別化も図っているあたりも立派だと思います。昨今は厳しいコスト面の影響もなどもあってか差別化するにしても"どちらかだけ”のケースが多いですからね。
坪単価は239万円。視界も良好な南向きのわりには単価が伸び悩んでいる印象ではあるでしょう。
北東向きや南西向き(この棟の背後的なポジション)もありつつ物件平均は230万円弱であり、他2棟との差は小さ目です。
まぁ、共用面に大きな特徴を設けた物件なのでこの価格設定も一理あるとは思いますが、どちらかというとエリア的に上限単価伸ばしづらい(大方の検討者の予算的にこれ以上は厳しい)というのが影響している印象ではあるでしょうね。
設備仕様面は、ディスポーザー、食洗機、天然石の水回り天板、トイレ手洗いカウンターなど単価帯以上に充実しています。
ここと同価格帯でスケールもやや小さいアネシア生田月見台櫻テラスも同様でしたしこのシリーズは室内設備仕様に拘りを感じますね。
管理費は205円/㎡。外廊下ですが、ディスポーザー付ですし、そのように共用面が非常に充実した物件になりますのでこの管理費はリーズナブルでしょう。
また、修繕積立金も87円/㎡で、100~110円/㎡ほどが多い昨今のトレンド下ではかなり安いです。ただ、これだけの共用施設のある物件だと一般的なものよりも修繕費用は高くなるはずで、将来的に修繕積立金がどの程度まで上昇する可能性があるのかシミュレーションでしっかりと確認しておく必要があるでしょうね。
駐車場は全47台で、身障者用・来客用・カーシェア用の3台のみが平置、残りの44台が機械式になります。