アトラス笹塚駅前【クラウン街経由×線路沿いにお誂え向きなコンパクト】3階34㎡4,298万円(坪単価422万円)
続けて、アトラス笹塚駅前。
設計はアーキサイトメビウス、施工は佐藤秀です。
「アトラス×アーキサイトメビウス」は、アトラス荻窪大田黒公園、アトラス日暮里マスターコート、ワンアベニュー一番町文人通りなど蒼々たる物件(他にもたくさん素敵な物件があります)がありますが、ここはスケール的にも小ぶり(14階建なので総戸数的にはそこそこではあるが敷地面積は420㎡ほどしかない)なこともあってか少々淡泊な印象を受けます。
エントランスは大きなキャノピーが印象的でアーキサイトメビウスらしいセンスの良さを感じはするものの、スケール的にはやはり小ぶりですし、外観も部分によって凹凸(動き)こそあれど白を基調としたかなりシンプルなものという印象ですね。線路沿いゆえに電車などからも良く見えるポジションですし、価格帯的なところ(コンパクトプランのみの物件ならばこの感じで十分だと思いますが、ここは3LDKもありグロスもそれなり)から言ってももっと存在感を放つデザインを心掛けて欲しかったという思いがあります。
「何気なく生活している中でも目立つマンション」というのはいざ物件を探すことになった際に有力候補の1つになることはけして少なくないですからね。
大通り沿いや線路沿いのマンションは賑やかさなどのデメリットもある反面、近隣からよく見える位置にあることが多く、外観デザインは特に重要だと思っています。
また、北側はビルが建設中ですので甲州街道の影響は小さいのですが、中住戸(田の字3LDKなどがあるわけではない)に共用廊下側の開口部が必要なフロアプランではないですし、駅前の喧騒をシャットアウトするという意味でも内廊下であって欲しかったですね。
前回のアトラス笹塚駅前。
公式ホームページ

お部屋は34㎡の1LDK、南向き中住戸です。この3階住戸で高架を越えるぐらいの高さになっているので、逆に言うと電車が最も近く、かつ、場合によっては電車の中から見られてる感覚が生じるぐらいのポジションになるでしょうね。
音に関しては二重サッシを閉めている限り影響は小さいでしょうし、低層階ながら日照に関しても良好ではありますけれども…。
間取りは小ぶりな1LDKになります。1LDKとしては小さめですが、これまで書いてきているように腰を落ち着けて住むようなポジションではないと思うので、こういったコンパクトの方がやはりシックリくるのかなと。
無理なく全戸南向きに出来る敷地形状になった物件で、こういった小さめの中住戸でもしっかりとしたスパンが確保されているのは魅力ですし、先ほどのプラン同様に柱の食い込みが抑えられている点も評価出来ますね。
このLDの大きさならばやはり隣の洋室の引き戸は大きく開け放ち一体利用できるウォールドアのようなタイプが良かったようには思いますけれども…。
坪単価は422万円。「駅徒歩2分(雨の日も快適)の30㎡台」ということを考えればこなれてはいます。しかしながら、そのように線路の高架が目の前になる線路沿いの物件の中でもかなり際どいポジションには違いありませんのでけして安い印象はないですね。
メルクマール京王笹塚レジデンス(昨今は記事当時(新築時)よりも賃料はいくらか上がっているはずです)ほどではないにしろ線路が目の前だとしても賃料16万円ぐらいならば無理がないと思うので表面利回りで考えれば確かに近年の新築物件の中では安い方ではあるんですけども…。線路が目の前だと出口(リセール)はやや不安ですし、以下のランニングコストの高さも気になりますね。
設備仕様面は、コンパクト中心の小規模物件ですので当然ディスポーザーがありません。
食洗機、トイレ手洗いカウンター、フィオレストーンの水回り天板、廊下・洗面・トイレ床のタイル貼(2LDK以上)などは備わっており違和感はありません。
管理費は402円/㎡。ディスポーザーなし、かつ、外廊下での単価ですのでかなり厳しいものがありますね。
スケールメリットの得られない小規模物件ですのでボッタくり感まではありませんが、もう少し頑張って欲しかったところでしょう。
駐車場は全2台で平置になります。
設計はアーキサイトメビウス、施工は佐藤秀です。
「アトラス×アーキサイトメビウス」は、アトラス荻窪大田黒公園、アトラス日暮里マスターコート、ワンアベニュー一番町文人通りなど蒼々たる物件(他にもたくさん素敵な物件があります)がありますが、ここはスケール的にも小ぶり(14階建なので総戸数的にはそこそこではあるが敷地面積は420㎡ほどしかない)なこともあってか少々淡泊な印象を受けます。
エントランスは大きなキャノピーが印象的でアーキサイトメビウスらしいセンスの良さを感じはするものの、スケール的にはやはり小ぶりですし、外観も部分によって凹凸(動き)こそあれど白を基調としたかなりシンプルなものという印象ですね。線路沿いゆえに電車などからも良く見えるポジションですし、価格帯的なところ(コンパクトプランのみの物件ならばこの感じで十分だと思いますが、ここは3LDKもありグロスもそれなり)から言ってももっと存在感を放つデザインを心掛けて欲しかったという思いがあります。
「何気なく生活している中でも目立つマンション」というのはいざ物件を探すことになった際に有力候補の1つになることはけして少なくないですからね。
大通り沿いや線路沿いのマンションは賑やかさなどのデメリットもある反面、近隣からよく見える位置にあることが多く、外観デザインは特に重要だと思っています。
また、北側はビルが建設中ですので甲州街道の影響は小さいのですが、中住戸(田の字3LDKなどがあるわけではない)に共用廊下側の開口部が必要なフロアプランではないですし、駅前の喧騒をシャットアウトするという意味でも内廊下であって欲しかったですね。
前回のアトラス笹塚駅前。
公式ホームページ

お部屋は34㎡の1LDK、南向き中住戸です。この3階住戸で高架を越えるぐらいの高さになっているので、逆に言うと電車が最も近く、かつ、場合によっては電車の中から見られてる感覚が生じるぐらいのポジションになるでしょうね。
音に関しては二重サッシを閉めている限り影響は小さいでしょうし、低層階ながら日照に関しても良好ではありますけれども…。
間取りは小ぶりな1LDKになります。1LDKとしては小さめですが、これまで書いてきているように腰を落ち着けて住むようなポジションではないと思うので、こういったコンパクトの方がやはりシックリくるのかなと。
無理なく全戸南向きに出来る敷地形状になった物件で、こういった小さめの中住戸でもしっかりとしたスパンが確保されているのは魅力ですし、先ほどのプラン同様に柱の食い込みが抑えられている点も評価出来ますね。
このLDの大きさならばやはり隣の洋室の引き戸は大きく開け放ち一体利用できるウォールドアのようなタイプが良かったようには思いますけれども…。
坪単価は422万円。「駅徒歩2分(雨の日も快適)の30㎡台」ということを考えればこなれてはいます。しかしながら、そのように線路の高架が目の前になる線路沿いの物件の中でもかなり際どいポジションには違いありませんのでけして安い印象はないですね。
メルクマール京王笹塚レジデンス(昨今は記事当時(新築時)よりも賃料はいくらか上がっているはずです)ほどではないにしろ線路が目の前だとしても賃料16万円ぐらいならば無理がないと思うので表面利回りで考えれば確かに近年の新築物件の中では安い方ではあるんですけども…。線路が目の前だと出口(リセール)はやや不安ですし、以下のランニングコストの高さも気になりますね。
設備仕様面は、コンパクト中心の小規模物件ですので当然ディスポーザーがありません。
食洗機、トイレ手洗いカウンター、フィオレストーンの水回り天板、廊下・洗面・トイレ床のタイル貼(2LDK以上)などは備わっており違和感はありません。
管理費は402円/㎡。ディスポーザーなし、かつ、外廊下での単価ですのでかなり厳しいものがありますね。
スケールメリットの得られない小規模物件ですのでボッタくり感まではありませんが、もう少し頑張って欲しかったところでしょう。
駐車場は全2台で平置になります。
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