プラウドシティ日吉レジデンスⅢ【駐車場は少なめ、管理費は安め】3階76㎡6,859万円(坪単価298万円)

続けて、プラウドシティ日吉レジデンスⅢ。

設計・施工はもちろん三井住友建設で、Sulatto3構法採用によるハイサッシと免震構造が最大の魅力と言っても過言ではない物件になります。

Sulatto3についてはⅠの記事はもちろんのことそれ以前のSulatto3採用物件でわりとコメントしているのでそちらをご覧いただければと思いますが(ブログ内検索「Sulatto3」)、やはりグリッドフレーム部分(いわゆる逆梁のようになるのでガラス手摺は採用不可能)以外の順梁でハイサッシに出来ている開口部の開放感は特に素晴らしいものがあります。

当物件はタワマンなどではないので角住戸だからといって出色な開口部が用意されているわけではないのですが、中住戸でその順梁部分になるお部屋においては一般的な中住戸とは異なる高い開放感がありますね。

まぁ、Ⅰと比べスパン自体大差ないにもかかわらず連窓サッシが削減されていることのは残念ですが…(詳細は下で述べます)。

前回のプラウドシティ日吉レジデンスⅢ

公式ホームページ
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お部屋は76㎡の3LDK、南向き中住戸です。南側は道路の向かいに6階建のプラウド日吉がありますが、そもそも当物件は大規模な再開発ですので南側道路からしっかりとセットバックした位置に建物が立ち、道路の手前に植栽などもありますので低層階でも良好なポジションです。

南面に凹凸のある設計で、東側隣戸よりも少し窪んだ位置にはなるので南東方向の視界が遮られてしまうのはちょっと残念ではあるものの、けして悪くないポジションでしょう。

間取りは玄関にクランクイン設計が採用された中住戸ながらも配慮あるタイプで玄関前にトランクルームがあるのも魅力でしょう。

洋室2の引き戸はきれいに開け放てるものでLDK+洋室2で21.6畳という大空間が実現するのも76㎡という豊かな面積あってのものと言えるでしょうね。

一方で、残念なのは連窓サッシの幅ですね。
Ⅰの中住戸(縦長リビングプラン)の連窓サッシはLD側だけでサッシ2枚半分あったのです(IIは2枚分+短幅の換気窓がほとんどだったので徐々に短くなってる?)。
たかが0.5枚分と思われるかもしれませんが、このLDの開口部位置を見るとやはりあと0.5枚分ある方がシックリきますし、そこでコストダウンするんかい~、って感じですね。

坪単価は298万円。日照良好な南向きポジションとはいえ、広域での視界抜けはなく、かつ、隣戸により南東視界に影響のある低層階住戸ということを考えるとⅠよりは若干強く感じますね。
Ⅰの南向きは小学校を越えるところでこのぐらいの水準だったはずです。

設備仕様面は、ディスポーザー、食洗機、トイレ手洗いカウンター、天然石のキッチン天板など基本的にはI・II同様のものです。

管理費は251円/㎡。IIはIよりも幾らか安かったのですが、IIIはそのIIよりもさらに安くやはりスケールメリットが影響しスケールが大きい順に安くなるようですね。

駐車場は全216台のうち4台のみが平置、残りの212台が機械式になります。設置率は40%ほどでI・IIの40%台後半よりも低いですね。Iは販売開始後に設計変更で駐車場を減らしているぐらいなのですが、I・IIの契約者の傾向を鑑みた結果、さらに減らした方がよいとの判断なのでしょうね。

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