リビオレゾン横濱関内【再開発エリア至近の駅徒歩5分】61㎡6,598万円(坪単価355万円)

リビオレゾン横濱関内。

所在地:神奈川県横浜市中区翁町2-7-5他(地番)
交通:関内駅徒歩5分、伊勢佐木長者町徒歩5分、日本大通り駅徒歩13分
用途地域:商業地域
階建・総戸数:11階建、39戸

関内駅前の横浜市役所跡地の再開発はもちろんのこと、当物件の誕生するポジションは横浜文化体育館跡地(2024年に大規模イベント施設施設「横浜ユナイテッドアリーナ(ホテル併設)」として生まれ変わる予定)、昨年オープンした横浜武道館(ユナイテッドアリーナのサブアリーナ)がどちらも至近になるという点でも注目出来ます。

そのようにイベント施設が近隣にあることでイベント開催時にはかなり賑やかになりますが、大通りやメインストリートからは1本入った南東・南西の角地で、南面条件も悪くないなかなかバランスの取れたポジションと感じますね。

駅徒歩5分な上、今後はさらに賑やかなになることが予想されますので30~40㎡台の多いプランニングもこの地にフィットしたものだと思います。

ちなみに、当敷地と同区画の北端、道路の向かい側に横浜文化体育館跡地が広がるポジションでは東急不動産が翁町計画を建設中です。完成予定は当物件より3ヶ月後の2022年3月なのですが(着工は2019年10月ということでコロナの影響もあってかかなり長期化している)、分譲マンションとしてのリリースは未だない状況で、完成売りか賃貸ですかね。

市況(相場)の先行き不透明性の高い状況下ではあるものの、そのように再開発が控えているのでデベロッパーとしては"慌てて売る必要はない"と考えてもおかしくありません。完成売りならばモデルルーム建設コストも不要ですしね。

公式ホームページ
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お部屋は62㎡の3LDK、南角住戸です。上述のように南東・南西の角地に位置しており、当プランは両面共に接道した物件内で最も魅力あるポジションになります。
南側の大きな土地はマツダの販売店(低層建物)で、将来的な保証こそないものの、この上層階からは日照だけでなく視界抜けも良好ですね。

間取りはそのようななかなかに恵まれたポジションゆえに物件内で最も大きなものになっているのですが、60㎡ちょっとということでファミリータイプとしてはかなり小ぶりなものになります。

洋室3の引き戸を開け放つことで違和感少なく2LDKとして使えるようになっているので3LDKでありながらも2LDKニーズにも対応することを心掛けた結果、こういった面積になっているのだと思います。
ただ、この面積帯ながら廊下はわりと長めですし、主開口部のある南西面ですら柱の食い込みが激しく、かつ、全体的に開口部が貧弱な設計はやはり残念に感じますね。

将来的に南面が塞がれてしまう可能性は小さくないかもしれません。しかしながら、この二方接道のポジションならば目の前全て壁になるということは考えにくく、もうちょっと気の利いたプランに出来なかったのかなと…。

坪単価は355万円。低層階には300万円を切るお部屋もありますので、上下の単価差はそれなりです。

長者町4丁目で立地的な共通点の少なくない横浜関内プラッツの上層階(正式価格は予定価格から1,000万円近く下がり坪単価約300万円)よりも大分高い水準で、60㎡台ばかりの横浜関内プラッツの販売がスムーズとは言えなかったことを考えるともう少しこなれた水準であって欲しかったという思いはあるでしょう。

ただ、再開発期待もあってか横浜関内プラッツは完売したようですし、関内プラッツの60㎡台は2LDKばかりだった(しかもこちらよりも面積が大きくグロスが嵩んでいた)のに対しこちらは3LDK的にも使える(というか3LDKが基本プラン)という柔軟性を考えればこの価格でも大きな違和感はないのでしょう。

この水準ならば間取りはもう少し頑張って欲しかったところですけど…。

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