ルジェンテ新宿御苑前【面積帯のわりにはこなれた単価】2階38㎡4,690万円(坪単価407万円)
続けて、ルジェンテ新宿御苑。
設計はラグス建築設計、施工は増岡組です。
ラグス建築設計は東急系(このルジェンテシリーズだけでなく、ブランズも)で実績豊富な会社ですね。
総戸数83戸とは言え、20~30㎡台中心の物件で、敷地面積は700㎡ちょっとと小さいです。
そのため、共用部で目立つ点はないですし、前回の記事で書いたように柱の食い込みが目立つプラン設計もこの価格帯の物件として相応しくない残念なパフォーマンスになります。
ただ、上下方向にルーバーを3本際立たせた南面デザインはシンプルながらも存在感のあるもので、多少なりとも価格帯を考慮しているところではあるのでしょう。
前回のルジェンテ新宿御苑前。
公式ホームページ

お部屋は38㎡の1LDK、北東角住戸です。東側は細い道路ではありますが、両面接道となったポジションです。北側東京医大通りの向かいは東京医大の人工芝グラウンドが広がっており、その手前には木々が望めますので低層階としては悪くないポジションです。
間取りは角住戸の1LDKながら洋室が行灯部屋というかなり珍しいケースになります。
やはり柱の食い込みが顕著で、柱(つまりは、梁)の食い込みの影響で窓際まで引き戸を連続させることが出来ないがゆえの”あえての収納”なのだと思いますが、そのように柱の食い込みが目立つプランですし、嫌が上にも苦しさを感じてしまうところではありますかね。
洋室の引き戸はL字型にかなりきれいに開け放つことが出来るようになっており、1Kとして考えた場合には二面採光でかなり広がりのあるプランになるのは悪くないものの、ウォークインクローゼットが北側壁面に面しており、冬場のクローゼット内は結露しやすい環境にはなると思うのでそのあたりにも注意が必要だと思います。
坪単価は407万円。間取りに"クセ"があるのは事実ですが、行灯部屋が気にならない(日中睡眠をとることもあるのでむしろ真っ暗な居室があるのが魅力に感じる)方にとっては悪くない水準だと思います。
前回の記事で書いたように条件面のわりに上下の単価差が大きく感じる物件で、こちらは低層階のわりに視界面も悪くないのでこの単価ならば目に優しい方と言えるのではないでしょうか。
坪単価400万円超ではあるので、共用部・専有部はもう少し頑張った上でのこの単価であって欲しかったという思いもありますが、単価が高めに出やすい30㎡台でのこの単価帯ですからね。
設備仕様面は、小規模コンパクトレジデンスですので当然ながらディスポーザーはありません。
500万円前後の高単価帯のお部屋からすると物足りなさがないとは言えば嘘になりますが、食洗機、ミストサウナ、フィオレストーンのキッチン天板、トイレ手洗いカウンターは付いているので違和感まではないでしょう(20㎡台除く)。
管理費は325円/㎡。ディスポーザーはありませんが、内廊下ですしスケール的にも大きな物件ではありませんので悪くない水準です。
駐車場は身障者用・スタジオ用を含む全7台になります。
設計はラグス建築設計、施工は増岡組です。
ラグス建築設計は東急系(このルジェンテシリーズだけでなく、ブランズも)で実績豊富な会社ですね。
総戸数83戸とは言え、20~30㎡台中心の物件で、敷地面積は700㎡ちょっとと小さいです。
そのため、共用部で目立つ点はないですし、前回の記事で書いたように柱の食い込みが目立つプラン設計もこの価格帯の物件として相応しくない残念なパフォーマンスになります。
ただ、上下方向にルーバーを3本際立たせた南面デザインはシンプルながらも存在感のあるもので、多少なりとも価格帯を考慮しているところではあるのでしょう。
前回のルジェンテ新宿御苑前。
公式ホームページ

お部屋は38㎡の1LDK、北東角住戸です。東側は細い道路ではありますが、両面接道となったポジションです。北側東京医大通りの向かいは東京医大の人工芝グラウンドが広がっており、その手前には木々が望めますので低層階としては悪くないポジションです。
間取りは角住戸の1LDKながら洋室が行灯部屋というかなり珍しいケースになります。
やはり柱の食い込みが顕著で、柱(つまりは、梁)の食い込みの影響で窓際まで引き戸を連続させることが出来ないがゆえの”あえての収納”なのだと思いますが、そのように柱の食い込みが目立つプランですし、嫌が上にも苦しさを感じてしまうところではありますかね。
洋室の引き戸はL字型にかなりきれいに開け放つことが出来るようになっており、1Kとして考えた場合には二面採光でかなり広がりのあるプランになるのは悪くないものの、ウォークインクローゼットが北側壁面に面しており、冬場のクローゼット内は結露しやすい環境にはなると思うのでそのあたりにも注意が必要だと思います。
坪単価は407万円。間取りに"クセ"があるのは事実ですが、行灯部屋が気にならない(日中睡眠をとることもあるのでむしろ真っ暗な居室があるのが魅力に感じる)方にとっては悪くない水準だと思います。
前回の記事で書いたように条件面のわりに上下の単価差が大きく感じる物件で、こちらは低層階のわりに視界面も悪くないのでこの単価ならば目に優しい方と言えるのではないでしょうか。
坪単価400万円超ではあるので、共用部・専有部はもう少し頑張った上でのこの単価であって欲しかったという思いもありますが、単価が高めに出やすい30㎡台でのこの単価帯ですからね。
設備仕様面は、小規模コンパクトレジデンスですので当然ながらディスポーザーはありません。
500万円前後の高単価帯のお部屋からすると物足りなさがないとは言えば嘘になりますが、食洗機、ミストサウナ、フィオレストーンのキッチン天板、トイレ手洗いカウンターは付いているので違和感まではないでしょう(20㎡台除く)。
管理費は325円/㎡。ディスポーザーはありませんが、内廊下ですしスケール的にも大きな物件ではありませんので悪くない水準です。
駐車場は身障者用・スタジオ用を含む全7台になります。