ザ・パークハウス板橋大山【周り込むアプローチ×インタープランデザインセンターらしい造形美】3階56㎡5,100万円台(予定)(坪単価約300万円)
続けて、ザ・パークハウス板橋大山。
設計は三輪設計、施工は鍛治田工務店で3月に完成済の完成売りになります。
ザ・パークハウスでの実績が非常に豊富なインタープランデザインセンターがデザイン監修を担当した物件で、外観・ランドプラン共に特色豊かなものに仕上がっています。
バルコニー周りの一部に石調タイル、基壇部には天然石や木調の横格子を採用したデザインはインタープランデザインセンターらしい繊細でセンスの良さが窺え、小ぶりな物件ながらも川越街道沿いで一定以上の存在感を放つでことでしょう。
また、予想外だったのは川越街道沿いにメインエントランスを設けていない点です。
接道しているのは川越街道沿いだけですのでメインエントランスへのアプローチ自体はもちろん川越街道沿いにあるのですが、そこから敷地南端まで進み、ぐるっと周り込んだ南西側にエントランス(建物への入口)が設けられているという非常に手の込んだランドプランになっているのです。
川越街道沿いのエントランスアプローチの手前には風合いあるマテリアルを用いた意匠壁(むろん「ザ・パークハウス」のサインもあります)が施されますので、通り沿いからも確かな存在感はありますし、その周り込むアプローチ沿いにしっかりと屋根(上部に住戸。天井部を木目調にするなどデザインも良好)があるあたりも気が利いていますよね。
総戸数49戸というスケールしかない物件ですので、エントランスホール内部にゆとりを感じることはありません。ただ、アルフレックスの家具を用いたエントランスラウンジの雰囲気も悪くないでしょう。
共用廊下側が賑やかな川越街道沿いになりますし、当物件の中住戸は50~60㎡台の2LDK(一般的なスパンでも「行灯部屋を一室」設けることで違和感のないプランが可能。中住戸が3LDK中心だといわゆる”田の字プラン”が不可能になるので内廊下は難しい)が大半となっていることを考えれば「内廊下設計」であって欲しかったという思いが生じるのは確かです。
とは言え、"全戸南西向きの板状マンション"であることを考えれば仕方ないですかね…。
前回のザ・パークハウス板橋大山
公式ホームページ

お部屋は56㎡の2LDK、南西向き中住戸です。低層階ですが、前建は2階建ですし、隣接地との間には当物件の駐輪場などもありますので低層階としては上々のポジションと言えるでしょう。
間取りは柱の食い込みは若干あるものの、きれいな形状の2LDKですね。
LD単体で10畳、また、収納もかなり充実している方で50㎡台中盤の2LDKとしていい塩梅でバランスが取れたプランだと思います。
ただ、その一方で開口部周りはちょっと勿体ない印象にはなりますかね。
連窓サッシが採用されていない開口部はスパンのわりにパンチに欠けますし、洋室2の引き戸もきれいに開け放てるウォールドアのような設えになっていないので空間的な広がりが得にくいように思うのです。
坪単価は予定価格で約300万円。2017年分譲のブリリア大山パークフロント(平均坪単価約275万円)よりは流石に高くなりますが、2019年のプレシス板橋大山(平均坪単価約315万円。ファミリータイプは多くなくコンパクト共存型だったのでファミリー中心の物件に比べ平均はやや高めに出ている)と平均坪単価が同じぐらいになるであろう物件で、良好な南面条件や駅からの道程の大半がハッピーロードのアーケード経由になることを考えればこのご時世として目に優しい方と言えると思います。
前回の記事で書いたように南西側の第一種中高層住居専用地域は斜線制限(第二種高度地区)があるのでこのような低層階でも日照に大きな影響が生じる可能性は低くなっています。
設備仕様面は、このスケールでもディスポーザーが付いているあたりはさすが三菱地所物件(最近は住友不動産が小規模でもディスポーザーを付けていますが、数年前から一貫して小さめの物件でもディスポーザーを付けているのは三菱地所だけです)といったところですし、食洗機、ミストサウナ、トイレ手洗い器に加え食器棚(キッチンバックカウンター)も付いているのも評価出来る点でしょう(1戸だけ分譲される20㎡台には例外あり)。
管理費は304円/㎡。外廊下ですが、総戸数56戸でディスポーザー付であることを考えれば仕方ないと思える水準でしょう。
駐車場は全10台で身障者用及び来客用を除いた8台が機械式になります。
設計は三輪設計、施工は鍛治田工務店で3月に完成済の完成売りになります。
ザ・パークハウスでの実績が非常に豊富なインタープランデザインセンターがデザイン監修を担当した物件で、外観・ランドプラン共に特色豊かなものに仕上がっています。
バルコニー周りの一部に石調タイル、基壇部には天然石や木調の横格子を採用したデザインはインタープランデザインセンターらしい繊細でセンスの良さが窺え、小ぶりな物件ながらも川越街道沿いで一定以上の存在感を放つでことでしょう。
また、予想外だったのは川越街道沿いにメインエントランスを設けていない点です。
接道しているのは川越街道沿いだけですのでメインエントランスへのアプローチ自体はもちろん川越街道沿いにあるのですが、そこから敷地南端まで進み、ぐるっと周り込んだ南西側にエントランス(建物への入口)が設けられているという非常に手の込んだランドプランになっているのです。
川越街道沿いのエントランスアプローチの手前には風合いあるマテリアルを用いた意匠壁(むろん「ザ・パークハウス」のサインもあります)が施されますので、通り沿いからも確かな存在感はありますし、その周り込むアプローチ沿いにしっかりと屋根(上部に住戸。天井部を木目調にするなどデザインも良好)があるあたりも気が利いていますよね。
総戸数49戸というスケールしかない物件ですので、エントランスホール内部にゆとりを感じることはありません。ただ、アルフレックスの家具を用いたエントランスラウンジの雰囲気も悪くないでしょう。
共用廊下側が賑やかな川越街道沿いになりますし、当物件の中住戸は50~60㎡台の2LDK(一般的なスパンでも「行灯部屋を一室」設けることで違和感のないプランが可能。中住戸が3LDK中心だといわゆる”田の字プラン”が不可能になるので内廊下は難しい)が大半となっていることを考えれば「内廊下設計」であって欲しかったという思いが生じるのは確かです。
とは言え、"全戸南西向きの板状マンション"であることを考えれば仕方ないですかね…。
前回のザ・パークハウス板橋大山
公式ホームページ

お部屋は56㎡の2LDK、南西向き中住戸です。低層階ですが、前建は2階建ですし、隣接地との間には当物件の駐輪場などもありますので低層階としては上々のポジションと言えるでしょう。
間取りは柱の食い込みは若干あるものの、きれいな形状の2LDKですね。
LD単体で10畳、また、収納もかなり充実している方で50㎡台中盤の2LDKとしていい塩梅でバランスが取れたプランだと思います。
ただ、その一方で開口部周りはちょっと勿体ない印象にはなりますかね。
連窓サッシが採用されていない開口部はスパンのわりにパンチに欠けますし、洋室2の引き戸もきれいに開け放てるウォールドアのような設えになっていないので空間的な広がりが得にくいように思うのです。
坪単価は予定価格で約300万円。2017年分譲のブリリア大山パークフロント(平均坪単価約275万円)よりは流石に高くなりますが、2019年のプレシス板橋大山(平均坪単価約315万円。ファミリータイプは多くなくコンパクト共存型だったのでファミリー中心の物件に比べ平均はやや高めに出ている)と平均坪単価が同じぐらいになるであろう物件で、良好な南面条件や駅からの道程の大半がハッピーロードのアーケード経由になることを考えればこのご時世として目に優しい方と言えると思います。
前回の記事で書いたように南西側の第一種中高層住居専用地域は斜線制限(第二種高度地区)があるのでこのような低層階でも日照に大きな影響が生じる可能性は低くなっています。
設備仕様面は、このスケールでもディスポーザーが付いているあたりはさすが三菱地所物件(最近は住友不動産が小規模でもディスポーザーを付けていますが、数年前から一貫して小さめの物件でもディスポーザーを付けているのは三菱地所だけです)といったところですし、食洗機、ミストサウナ、トイレ手洗い器に加え食器棚(キッチンバックカウンター)も付いているのも評価出来る点でしょう(1戸だけ分譲される20㎡台には例外あり)。
管理費は304円/㎡。外廊下ですが、総戸数56戸でディスポーザー付であることを考えれば仕方ないと思える水準でしょう。
駐車場は全10台で身障者用及び来客用を除いた8台が機械式になります。
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