アビティグランデ砧【仙川沿いの敷地面積約9,000㎡】3階83㎡305.000円(坪賃料12,165円)
アビティグランデ砧。【賃貸版】です。
所在地:東京都世田谷区砧7-40-1他(地番)
交通:成城学園前駅徒歩9分
用途地域:第二種住居地域
階建・総戸数:5階建、215戸
築年:2021年
東宝のスタジオの隣接地、成城住宅公園(ABCハウジング)のあったところに今夏完成する物件になります。
仙川沿いの敷地面積約9,000㎡、延床面積15,000㎡超というスケール感十分な物件で、建築計画段階(建築主は三井不動産レジデンシャル)から注目していたのですが、現在も土地の所有者は東宝であり、当初から東宝所有の賃貸マンションが予定されていたようです。
※「アビティ」は東宝グループの賃貸マンションブランドです。
大規模物件らしく共用面での見所は一応ありはするものの、ファミリータイプ以外に30~40㎡台も多く設けられた物件で、残念ながら外観にいわゆる分譲マンションのような華を感じることはありません。
ただ、当物件の敷地自体は第二種住居地域になりますが、道路の向かい北側から第一種低層住居専用地域になる閑静な住宅街で、「成城アドレス」でこそないものの、成城学園前駅徒歩9分の落ち着きある住宅街でのこのスケールは非常に稀ですので、定期借地権などが設定されたパークホームズなどとして分譲されていても何らおかしくなかった印象ではあるでしょうね。
設計・施工は長谷工です。
広大な敷地のため、東西南北全ての向きに住戸が施され(北を上、南を下とすると「H形」の配棟であり、Hの真ん中の横棒部分には南向きと北向き両面に住戸が配置されている)、条件の良い南向き住戸が非常に少ない配棟で、当初から賃貸予定だったにしてももう少し気の利いたランドプランに出来なかったのか…と思わずにはいられない物件です。
ただ、上述のようにスケールを活かし、大きなエントランスラウンジに加え、フィットネスルームやワーキングスペースなども備えているのは大規模物件らしい点でしょうね。
まぁ、これだけの大きな敷地ですので、定借であろうとも分譲マンション(ガーデンにも力を入れた魅力的なランドプランを有したもの)が見たかったというのが正直なところにはなりますが…。
公式ホームページ

お部屋は83㎡の4LDK、南西角住戸です。南側隣接地は東宝のスタジオがありますが、建物まではそこそこの距離が確保されており、日照には何ら影響のないポジションです。西側には仙川沿いの桜が望める物件内で最も魅力的なポジションと言えるのではないでしょうか。
間取りはそのような魅力あるポジションなりに83㎡というしっかりとした面積が確保されているのですが、南面(妻面)にろくに開口部が施されていないあたりはどうかと思います。
スタジオの建物の手前には駐車場がありますのでスタジオに出入りする方などの視線に配慮したという意図もあるにはあるのでしょうが、距離的にそこまで近いわけではないですし、気になるならばカーテンを閉めれば良いだけの話ですので、この設計は残念ですね。
LDの開口部は角住戸らしさが微塵もない上、角住戸なのにベッドルーム2が行灯部屋になっているあたりもとても勿体なく感じます。
いわゆる”賃貸クオリティ”と言ってしまえばそれまでですし、確かに立地・条件のわりには賃料が抑えられているようには思いますけど…。
坪賃料は12,165円。駅徒歩10分超とかならばこんなものでしょう。
ただ、ここは駅徒歩9分ですし、住環境的にも良好な桜ビューポジションでもあるのでこのご時世にしてはこなれた水準だと思います。
瀬田の杜ガーデン&テラスほどのブランド感(?)や希少性といったようなものを感じるには至らないものの、グロスの嵩みが考慮されたのか面積帯のわりには控えめな賃料設定になっていると思いますね。
設備仕様面は、ディスポーザーやトイレ手洗いカウンターどころか床暖房もないいわゆる賃貸仕様になります。こういった面積帯の大きなタイプだけでも床暖房があって欲しかったところです。
駐車場の台数は確認出来ないものの、敷地南側に平置と機械式があり、賃貸マンションなりのそこそこの台数は確保出来ているようです。
所在地:東京都世田谷区砧7-40-1他(地番)
交通:成城学園前駅徒歩9分
用途地域:第二種住居地域
階建・総戸数:5階建、215戸
築年:2021年
東宝のスタジオの隣接地、成城住宅公園(ABCハウジング)のあったところに今夏完成する物件になります。
仙川沿いの敷地面積約9,000㎡、延床面積15,000㎡超というスケール感十分な物件で、建築計画段階(建築主は三井不動産レジデンシャル)から注目していたのですが、現在も土地の所有者は東宝であり、当初から東宝所有の賃貸マンションが予定されていたようです。
※「アビティ」は東宝グループの賃貸マンションブランドです。
大規模物件らしく共用面での見所は一応ありはするものの、ファミリータイプ以外に30~40㎡台も多く設けられた物件で、残念ながら外観にいわゆる分譲マンションのような華を感じることはありません。
ただ、当物件の敷地自体は第二種住居地域になりますが、道路の向かい北側から第一種低層住居専用地域になる閑静な住宅街で、「成城アドレス」でこそないものの、成城学園前駅徒歩9分の落ち着きある住宅街でのこのスケールは非常に稀ですので、定期借地権などが設定されたパークホームズなどとして分譲されていても何らおかしくなかった印象ではあるでしょうね。
設計・施工は長谷工です。
広大な敷地のため、東西南北全ての向きに住戸が施され(北を上、南を下とすると「H形」の配棟であり、Hの真ん中の横棒部分には南向きと北向き両面に住戸が配置されている)、条件の良い南向き住戸が非常に少ない配棟で、当初から賃貸予定だったにしてももう少し気の利いたランドプランに出来なかったのか…と思わずにはいられない物件です。
ただ、上述のようにスケールを活かし、大きなエントランスラウンジに加え、フィットネスルームやワーキングスペースなども備えているのは大規模物件らしい点でしょうね。
まぁ、これだけの大きな敷地ですので、定借であろうとも分譲マンション(ガーデンにも力を入れた魅力的なランドプランを有したもの)が見たかったというのが正直なところにはなりますが…。
公式ホームページ

お部屋は83㎡の4LDK、南西角住戸です。南側隣接地は東宝のスタジオがありますが、建物まではそこそこの距離が確保されており、日照には何ら影響のないポジションです。西側には仙川沿いの桜が望める物件内で最も魅力的なポジションと言えるのではないでしょうか。
間取りはそのような魅力あるポジションなりに83㎡というしっかりとした面積が確保されているのですが、南面(妻面)にろくに開口部が施されていないあたりはどうかと思います。
スタジオの建物の手前には駐車場がありますのでスタジオに出入りする方などの視線に配慮したという意図もあるにはあるのでしょうが、距離的にそこまで近いわけではないですし、気になるならばカーテンを閉めれば良いだけの話ですので、この設計は残念ですね。
LDの開口部は角住戸らしさが微塵もない上、角住戸なのにベッドルーム2が行灯部屋になっているあたりもとても勿体なく感じます。
いわゆる”賃貸クオリティ”と言ってしまえばそれまでですし、確かに立地・条件のわりには賃料が抑えられているようには思いますけど…。
坪賃料は12,165円。駅徒歩10分超とかならばこんなものでしょう。
ただ、ここは駅徒歩9分ですし、住環境的にも良好な桜ビューポジションでもあるのでこのご時世にしてはこなれた水準だと思います。
瀬田の杜ガーデン&テラスほどのブランド感(?)や希少性といったようなものを感じるには至らないものの、グロスの嵩みが考慮されたのか面積帯のわりには控えめな賃料設定になっていると思いますね。
設備仕様面は、ディスポーザーやトイレ手洗いカウンターどころか床暖房もないいわゆる賃貸仕様になります。こういった面積帯の大きなタイプだけでも床暖房があって欲しかったところです。
駐車場の台数は確認出来ないものの、敷地南側に平置と機械式があり、賃貸マンションなりのそこそこの台数は確保出来ているようです。