センチュリー三鷹ラ・ミターム【エントランス周りは頑張っています】4階64㎡5,550万円(坪単価285万円)

続けて、センチュリー三鷹ラ・ミターム。

設計はプラスデコ、施工は菊池建設です。

敷地面積800㎡ちょっとの総戸数25戸という小規模物件、かつ、大手デベロッパーなどに比べるとデザインが洗練されているとは言えないセンチュリーシリーズですので、デザイン等での期待は禁物です。

ただ、前回の記事でも書いたように、ここはエリア内でも有数の物件であるプラウドシティ吉祥寺三鷹の杜ザ・ハウスの後発という形、なおかつ、それらを価格(単価)で上回るという状況にあってか"そういった面"もそれなりに意識してはいるようですね。

外壁タイルやバルコニー手摺に複数パターンを用いているので外観が単調になることを回避していますし、むらさき橋通り沿いに設けられるエントランスはこの規模の物件としては珍しいほどの大きなキャノピーが張り出したものになります。

エントランスホールはこの規模の物件なりのこじんまりとしたものですが、少なくともエントランスアプローチ周りはゆとりを感じることが出来ますし、デザイン的なところで言っても努力の跡が窺えます。

前回のセンチュリー三鷹ラ・ミターム

公式ホームページ
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お部屋は64㎡の2LDK+S、西向き中住戸です。むらさき橋通りの向かいには都営アパートがありますが、通り沿いなので離隔はそれなりに図れており圧迫感などはありません。

間取りは先ほどのプランよりも幾らか大きくはあるものの、こちらも65㎡に満たないいわゆる狭小3LDK(採光の関係で「2LDK+S」表記)になります。

面積帯のわりに収納が充実している点は評価出来る反面、やはりLD単体では10畳に達していないですし、立派なお値段設定などからすると連窓サッシぐらいは採用していて欲しかったところでしょうか。

リビングインの洋室2の扉がウォールドアになっており、2LDK(1LDK+S)として使えばそこそこの空間にはなりますけど…。

坪単価は285万円。単価自体も立派ですが、その上、こちらの方が面積が大きいので先ほどの上の階の角住戸とのグロス差が小さく感じます。やはりこの立地この条件のお部屋でのこの単価は違和感を覚えてしまいます…。

設備仕様面は、少戸数のためディスポーザーはありませんが、食洗機やトイレ手洗い器は付いており違和感はありません。それなりの単価帯の物件ではあるので水回りの天然石天板仕様などの高級感があって欲しかったという思いもありますけど、近年はこのぐらいの単価帯で付いているケースは少ないですからね。

管理費は262円/㎡。ディスポーザーなしの外廊下ですが、スケールに欠ける小規模なりに高めの設定になっています。

駐車場は全10台で、身障者用の1台のみが平置、残りの9台が機械式になります。

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