クリオ西日暮里ブライトマークス【最寄駅徒歩1分×西日暮里・町屋駅約10分】4階70㎡5,899万円(坪単価278万円)

クリオ西日暮里ブライトマークス。

所在地:東京都荒川区荒川5-18-1他(地番)
交通:新三河島駅徒歩1分、三河島駅徒歩10分、西日暮里駅徒歩10分(日暮里舎人ライナー。東京メトロは徒歩11分。JR線は徒歩12分)、町屋駅徒歩11分(6時~終電までの3番出口より徒歩9分)
用途地域:商業地域、準工業地域
階建・総戸数:15階建、41戸(事業協力者住戸3戸含む。他事業協力者店舗2戸、事業協力者事務所1戸)

この界隈の物件の多くがそうであるようにマンション名は”西日暮里”であり、デベロッパーとしても西日暮里をアピールしたいのは間違いないでしょう(再開発も控えていますしね)。

ただ、この物件に関しては新三河島駅が徒歩1分というポジションですので、マンション名はともかくとして(知名度的にはやはり「西日暮里」が無難)、物件概要の交通欄は新三河島駅徒歩1分が一行目で良いような気がしますし(実際は3行目…)、ホームページ上などでも新三河島駅の存在感が薄いなと…。

そんな扱いをされてしまう新三河島駅ですので駅前らしい魅力があるかというとそれはやはり疑問で、線路及び駅による騒音、さらに敷地の目の前が明治通り、という賑やかなポジションはお世辞にも褒められたものではありません。

ただ、まいばすけっとが徒歩2分、マルエツが徒歩7分、そして通学区の峡田小学校が徒歩5分となるなどファミリーにとっての住みやすさも感じられますし、複数路線が使え駅前も賑わいのある西日暮里駅や町屋駅が徒歩10分ほどで使えつつの最寄駅徒歩1分はなんだかんだ魅力があるように思います。

こういった「マイナー駅近+メジャー駅徒歩約10分」というポジションは天候や行き先による使い分けが出来るのが便利ですし、価格帯も利便性ほど高くならないことが多いので予算に限りがあり交通便重視の方には魅力的なものになることが少なくありません。

公式ホームページ
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お部屋は70㎡の3LDK、南東角住戸です。南方向は明治通りと線路(駅)の高架という非常に賑やかなポジションですが、明治通りの向かいも東側も前建は低層(3~4階建)ということで低層階でも日照は良好です。

そのように明治通りと駅の影響をモロに受けるポジションですが、やはり二重サッシが採用されているので窓を閉めている限りは影響は最低限に抑えられますし、駅徒歩1分ということを考えれば日照良好というだけで悪くはないでしょう。

間取りは物件内で最も大きなものでギリギリでも70㎡に乗せられているのは良いですね。

柱のアウトフレームに力を入れることの多いクリオシリーズの中では柱の食い込みが目立つのはやや残念ではあるものの、その日照良好な南面のワイドスパンは大きな魅力です。

南面3室×LDの幅のある開口部はワイドスパンならではですし、角住戸としては廊下が短めに出来ているあたりにも好感が持てますね。

洋室1・3側のバルコニーがLD側並に奥行のあるものに出来ていたら(そのようにすると柱もアウトフレームされる)かなり素晴らしかったのですが、現状でも平均以上の魅力があると思います。

坪単価は278万円。上述のようにかなり賑やかなポジションではあるものの、その交通便に加え日照面の魅力も考慮すればこのご時世としてはこなれている方だと思います。
上層階は坪単価330万円ほどの水準で、低層階でも日照良好であることを考えると上下の単価差がやや大きく感じますね。

ファミリータイプの平均で言うと300万円ぐらいになるはずで、2019年に分譲されたクリオ町屋サザンマークス(新三河島駅徒歩4分、町屋駅徒歩8分、西日暮里駅徒歩13分など。平均坪単価約290万円)と近似した水準ですし、落ち着いた環境を求めていた方が価格につられて飛びつくような目立った水準でこそありませんが、こういった日照良好なポジションでの280万円前後というのは魅力を感じやすいように思います。

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