エクセレントシティ新浦安ブレッサン【約2,000㎡のおよそ半分が青空駐車場】4階37㎡3,498万円(坪単価311万円)

続けて、エクセレントシティ新浦安ブレッサン。

設計・施工はデベロッパーの新日本建設です。

デザイン的にはガラス手摺中心で、ガラス手摺の色味や透過度合いに変化を持たせたエクセレントシティシリーズらしいものではあるのですが、とりわけ高級感を覚えることはありません。

“新浦安”らしく外構部分にヤシを植樹、また、エントランスホールも南国リゾートっぽいデザインにするなどの工夫も見られます。
ただ、エントランス周りにゆとりを感じることはありませんし、敷地面積2,000㎡近いスケールがあることを考えるともう少し”ポイント”となる何かが欲しかった印象にはなるでしょうか。

敷地の南東側のおよそ半分が平置駐車場となったランドプランで全26台が平置に出来ているのは良い材料ではあるのですが、もうちょっとねぇ…。

前回のエクセレントシティ新浦安ブレッサン

公式ホームページ
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お部屋は37㎡の1LDK、南東向き中住戸です。平置駐車場からの第一種低層住居専用地域ビューということで、日照だけでなく視界抜けも申し分ない中層階住戸になります。

間取りは物件内で最も小さなタイプで、こういったエリアの物件としてはかなりコンパクトな設計です。一般的なデベロッパーならばファミリータイプのみで構成されていてもおかしくない立地条件の物件でも30~50㎡台を用意するのが近年の新日本建設物件でよく見られる特徴の1つで、当物件もまさにそのケースになりますね。

"19年ぶりの駅徒歩14分内"とは言え、駅遠物件ですので50㎡台の2LDKはともかくとして30㎡台の1LDKまで必要だったかどうかはやや疑問の残る点です。
ただ、逆に言うとやはりこういった面積帯のものは駅にほど近い商業地域などに多くなるものですし、南面に第一種低層住居専用地域を望む日照・視界良好なポジションともなるとかなり珍しいのは確かですので、そういった条件がフィットする単身者には魅力的なものにはなるのでしょうね。

坪単価は311万円。やはりグロス価格が嵩まない30㎡台ゆえにファミリータイプよりもひと回り上の単価設定になっており、ファミリータイプですら”いいお値段”という印象でしたのでこちらは大分…。

少なくとも”コンパクト向き(コンパクトが人気)”の立地ではありませんのでここまで単価を盛ってしまうのはどうでしょうか。

設備仕様面は、小規模のためディスポーザーはありませんが、食洗機、ミストサウナ、トイレ手洗いカウンター、エクセレントウォーターなどが備わっており違和感はありません。

管理費は213円/㎡。けしてスケールの大きな物件ではないものの、ディスポーザーなしの外廊下、かつ、全26台を平置駐車場に出来ている(維持費がかからない平置な上、台数もそこそこなのでかなりの駐車場収入が見込める)ことを考えるとやや高く感じますね。

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